1973-04-18 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第8号
組合の調査によると、日本航空における機長昇格の際の教育訓練は、昭和四十二年十月には、地上教育九十六時間、シュミレーター訓練二十時間、実機訓練十八時間であったものが、昭和四十六年十月には、地上教育二十六時間、シュミレーター訓練十六時間、実機訓練十時間と短縮されております。
組合の調査によると、日本航空における機長昇格の際の教育訓練は、昭和四十二年十月には、地上教育九十六時間、シュミレーター訓練二十時間、実機訓練十八時間であったものが、昭和四十六年十月には、地上教育二十六時間、シュミレーター訓練十六時間、実機訓練十時間と短縮されております。
なお、教育の間におきましては、五カ月の地上教育と七カ月の飛行訓練を行ないまして、一年間の飛行訓練をして民間に戻りますが、その教育課程におきましては、技能証明の国家試験を行ないません。養成された者は所属の会社に帰りまして、さらに会社の自社養成の訓練を経ました段階におきまして、事業用操縦士並びに計器飛行の技能証明を、会社に戻って約一年後ぐらいの段階において資格を取得いたします。
従いまして現在航空自衛隊のジェット教育におきまして、一応浜松及び小牧の教程を終わった者が、部隊に行きまして約半年間このF86FないしはF86Dを飛びましたならば、自後三週間ぐらいの地上教育と、また約二ヵ月のこれはトランジッションといいますが、二座の飛行機によって教育するのが数回、その後一人で飛び出しまして、これが約二カ月程度において、これは作戦に充当し得るパイロットに、比較的容易になり得るものだと考
○説明員(源田実君) 近代の飛行機におきましては、新しい飛行機に移る場合におきましては、その前にこの飛行機の構造、操縦、航法というものについては、十分な地上教育をやらなければ、飛行機に乗せることはやっておりません。問題はこの地上教育にあると思います。
従いまして私は自衛隊のジェット・パイロットのうち、F86Fの浜松の第一航空団及びF86Dの小牧の第三航空団の教程を終えて、それから第一線部隊に勤務しまして約半年くらいたった者ならば、これに約二週間ないし三週間、この期間は若干延びるかもしれませんが、大体二、三週間の地上教育と数回の同乗教育をやることによりまして、この飛行機に乗ることは可能であります。