1964-03-05 第46回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
○片島委員 ローマの地上局委員会には、議題には載っておりません。それを議題外でお話をされるならば別でありますが、議題にはそういうものは載っておりません。ですから、あなたは担当者として常に現在の実情、それからこれから先進めていく方針というものを正確にキャッチをし、前向きに推し進めていって、国会においては正確な答弁をしていただきたいということを希望いたしておきます。
○片島委員 ローマの地上局委員会には、議題には載っておりません。それを議題外でお話をされるならば別でありますが、議題にはそういうものは載っておりません。ですから、あなたは担当者として常に現在の実情、それからこれから先進めていく方針というものを正確にキャッチをし、前向きに推し進めていって、国会においては正確な答弁をしていただきたいということを希望いたしておきます。
しかし、そうかといいまして、われわれといたしまして、決してただじんぜんと日を送っておるわけではございませんで、あらゆる技術的なチャンネルを通じましてシンコム三号というものは大体こういうようなものだろうというようなことは、情報をいろいろ集めたいと思っておりますし、また現在電波研究所長ほか一名が地上局委員会のほうにも出ておりますので、それを通じましたならば、その席上におきましてシンコム三号の技術的な条件
○政府委員(西崎太郎君) 今お求めの地上局委員会の資料は後ほどお届けいたしたいと思いますが、簡単に申し上げますと、従来のテルスター一号とリレーを使った各国における実験の結果が報告され、それを中心にいろいろ討論し、また日本とか西独における地上局の建設状況が報告される。それからまた、今後の通信衛星の打ち上げ計画といったようなものが説明される、こういったことでございます。
これには日本から出席をされて、その出席をした方ですか、大臣とテルスター二号で通話をしたのを新聞で見たのですが、これは成功して非常によかったのですが、あの地上局委員会でどういうことが論じられましたかは、きょうは時間がございませんから、ひとつ監理局長のほうから要点だけ後ほど資料として出していただきたいと思います。
それから、その他今おっしゃったように日本は国際地上局委員会に代表を送る。なるべく公開通信実験施設、国際電電やNHKなんかの施設等の参加も日本政府としては求める。双方金銭上何らの援助もし合わないというふうな、そういう取りきめのように思えますが、そうですか。
これの具体的な内容につきましては、御要望がありますれば資料として提出さしていただきたいと思いますが、御承知のように現在この種の協定を結んでおるところは、英国であるとかフランスであるとか、イタリアであるとか、数カ国あるわけでございまして、この共同実験を円滑に遂行するために国際地上局委員会というのがございまして、これも三ヵ月ごとに大体開催されておるようでありまして、これによりましてこの実験の円滑なる運用
○森本委員 そういたしますと、アメリカと西独、フランス、英国と結んでおる地上局委員会に加入をしておることで、その他の方面の通信については、現在何ら制約を受けておらぬわけですね。
地上局委員会に加入することが、何らの条件がついていない。その向こうとの通信をすることに関するのみの条件である。一方、周波数が違った一方の通信衛星を打ち上げた回路網に日本が参画をして開始するということについては、何ら差しつかえないということであるならば、私はけっこうであると思いますが、それは間達いございませんね。今度の地上局委員会については。
○森本委員 私がくどく申しておるのは、要するにアメリカの航空宇宙局の地上局委員会に日本が参加して、向こうの周波数による送受信を始める。航空宇宙局の地上局委員会によるところの協定なり協約によってその通信を始める。しかし、それはその一つの通信衛星の回路網によるところの協定協約であって、同じ周波数を使ってやるということはおそらく不可能ですよ。
○吉灘説明員 NASAの地上局委員会に加入するということと、それからNASAと覚書を交換するということの関連について若干申し上げておきたいと思いますが、NASAと覚書を交換した国は、すでに英、西独、フランスその他の国があるわけでございますけれども、その覚書を交換した国相互間におきまして、地上局委員会なるものを構成し、そこでいろいろ事務的な、あるいは技術的な検討を行なう一つの事務連絡会が地上局委員会であるというふうに
それから、地上局委員会と申しますものは、単なる協定を結んだ国の窓口機関が今後の実験のために相互連絡をいたしますための連絡会というふうに解釈しております。
○森本委員 地上局委員会に加入をしたいということを閣議で了承を得たということでありますが、地上局委員会に加入するということについては、どういう形式になり、それからどういうふうな覚書を交換するということになるのか、もしくは協定という形になるのか、それからいわゆる加入するところの実態の内君というものは、どういう内容であるか、一つ御説明を願いたい、こう思うわけであります。
その結果がこういう記事になって現われたわけでありまして、内容的には、実は先般この委員会におきましても、こういったグラウンド・ステーション・オブ・コミュニティ、地上局委員会というものが宇宙通信の実験のためにあるので、これに日本も入るようにしたい、こういうことを申し上げたわけでありますが、この点につきましては、国内的にも関係各省との協議も必要でありますので、現在その打ち合わせをしている段階でありまして、
○西崎政府委員 はなはだ申しわけないのでありますが、この地上局委員会なるものの存在はよくわかっておらなかったわけであります。今度アメリカに専門家を派遣した結果、そういう事情がよくわかった、こういうことでございます。
その話を聞きますと、結局あの通信衡量の実験計画につきましては、地上局委員会、グラウンド・ステーション・コミティというのができておりまして、これはアメリカNASAのが中心になってやっておる。そのほか、外国としましては、英国であるとか、フランスであるとか、西独であるとか、イタリア、こういった、今地上局を建設しつつある、あるいは計画を持っておる国が参加しておるわけであります。
○西崎政府委員 先ほど申し上げましたように、地上局委員会、これにできるだけ早く参加しまして、今のテレスター計画に早く参加したい、こう思っておりますけれども、やはりそれには日本側のこれに対応する設備、それからアメリカ側の設備というものができなければ、実験をやるわけにいかないわけでありますので、おそらく本年後半のものに参加することはむずかしいと思います。