2006-03-06 第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
いかに極寒の地シベリアで苦労されたか、戦争が終わったにもかかわらず抑留生活を余儀なくされて、多くの方々が命を失った。こういうことを考えますと、今の平和の有り難さをかみしめると同時に、これからもそのような方々の思いを大事にして政治に当たらなきゃならないなという気持ちを強くしております。
いかに極寒の地シベリアで苦労されたか、戦争が終わったにもかかわらず抑留生活を余儀なくされて、多くの方々が命を失った。こういうことを考えますと、今の平和の有り難さをかみしめると同時に、これからもそのような方々の思いを大事にして政治に当たらなきゃならないなという気持ちを強くしております。
○今野委員 朝鮮人元シベリア抑留者の方々が、こういう形で極寒の地シベリアで亡くなった同胞への思いを深くして、八十を過ぎた方々が一度墓参をしたいという思い、これは痛いほどわかります。 けさの毎日新聞の一面でもありました。これは、多くは日本人の方々だろうと思いますけれども、今も、北朝鮮国内に連れていかれて、そしてそこで亡くなった、日本人の遺骨がたくさんそこに埋葬されているという記事でありました。
戦中、戦後の問題がいまだにたくさん残っておりますが、今日は、戦後、極寒の地シベリアで強制労働に従事させられていた人たちに対する未払賃金の問題について質問をいたします。資料が今皆さんに配られていると思いますが、資料に当たりながら少し説明をさせていただきます。
終戦の時期に非常な混乱の中でソ連の東北への侵入があり、そして酷寒の地シベリアに抑留されて大変な苦労をなめ、多数の方が亡くなり、また強制労働の中でそれに耐えてようやく帰国した方々、亡くなられた方々があるわけであります。戦争が終わって戦地から帰る場合は、いずれの地域といえども困難があったと思うのでありますけれども、特にシベリアの場合は特別の厳しい条件下において苦労した。