2017-03-07 第193回国会 衆議院 法務委員会 第2号
修学支援につきましては、少年院の在院少年、大きく分けまして、出院した後、自分で仕事を得て働いて自活していきたいという少年と、学校に行って勉強していきたいという少年がおります。割合的に申し上げますと、仕事を希望する者が四分の三程度、勉強したいという子が四分の一程度ということになっております。
修学支援につきましては、少年院の在院少年、大きく分けまして、出院した後、自分で仕事を得て働いて自活していきたいという少年と、学校に行って勉強していきたいという少年がおります。割合的に申し上げますと、仕事を希望する者が四分の三程度、勉強したいという子が四分の一程度ということになっております。
少し具体的に申し上げますと、職員が保護者の相談に応じましたり、助言、指導を行ったり、あるいは、職員と在院少年それから保護者、この三者による面談、あるいは保護者会、親子のかかわり方をテーマとした講演会とか、そういった少年院における教育活動への参加を保護者に対して積極的に呼びかけて実施しているところでございます。
在院少年はもとより、そこにいらっしゃる職員さん、さらには可能であれば退職された職員さんも含めていいと思いますが、これは徹底的な調査を行って、うみを出し切っていただきたいということを申し上げたいというふうに思います。
○森国務大臣 在院少年に矯正教育を授けるべき施設である少年院におきまして本件のような重大事案が発生した、また、そのことによって国民の皆様の矯正行政に対する信用を著しく失墜させたことは、まことに遺憾でございます。先ほど局長からおわびを申し上げたところでございますけれども、私としてもじくじたる思いで受けとめております。
昭和三十二年十一月一日、前橋地方検察庁生田目検事が院に出張いたし、在院少年につき約一カ月問捜査がなまれ、昭和三十二年十一月十日、教官根岸敬一が逮捕されました。ほかは身柄不拘束のまま、特別公務員暴行陵虐被疑事件として取調べを受けました。教官十名、常動補佐員三名が捜査の対象となったのであります。
昨年の十二月十五日現在の在院少年たちの精神状態を調べました数字が出ておりますので、御参考までにちょっと申し上げてみたいと思うのでございます。調査いたしました少年たち全体が男子、女子を合わせまして九千一百二十三名、この少年たちを調査しました結果、正常な者が千九百一名、これが大体二〇・八%となっております。
第三に、最近集団的脱走や騒擾が起るので、在院少年が逃走、暴行、自殺するような場合に、それらを防止するため手錠を使用できることとしたのであります。 以上が提案の理由及びその要旨であります。