2009-05-13 第171回国会 両院 在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定両院協議会 第1号
四月六日に、衆議院外務委員会の沖縄視察団に対しジルマー在日米海兵隊司令官は、イラクやアフガニスタンでの任務のために一時的に沖縄を離れた要員が戻れば一万八千人という数字に近い規模となると述べられておられます。
四月六日に、衆議院外務委員会の沖縄視察団に対しジルマー在日米海兵隊司令官は、イラクやアフガニスタンでの任務のために一時的に沖縄を離れた要員が戻れば一万八千人という数字に近い規模となると述べられておられます。
現地においては、在日米海兵隊司令官と懇談を行い、さらに普天間基地の移設予定地である辺野古沿岸を視察するなど、沖縄における在日米軍の現状について、自分の目で確認する機会を得ました。 改めて申すまでもなく、沖縄は第二次世界大戦において我が国唯一の地上戦が行われ、現在でも、在日米軍基地の七五%が沖縄に集中しています。
三月二十七日のワシントン・ポストで、在日米海兵隊司令官スタックポール少将、これは在日米海軍の最高責任者だと思うんですけれども、こう言っているんですね。日本の軍事力は既に非常に強大だが、万一、駐留米軍が引き揚げることになれば、日本はさらに軍備増強に走るだろう。再軍備されたかっての軍国日本を願う人は一人もいない。
いま一つ注目されているのは、先月末、ワシントンポストのインタビューで、沖縄の在日米海兵隊司令官スタックポール少将が、安保があるのは、アメリカが日本にいるのは、日本の軍事力が強大化しないために、それを防ぐ瓶のふただと言いながら、「米軍は、日本の軍国主義化を防止するため、今後すくなくとも十年間は日本にとどまらなくてはならない」と、そう言っているんですね。