1951-06-14 第10回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号
旧来の配電会社の受給地点まで、現在日発から継承しました帰属発電所からの損失が約一一%、これは旧来の数字でございますが、四億一千七十一万八千キロというわけでございます。
旧来の配電会社の受給地点まで、現在日発から継承しました帰属発電所からの損失が約一一%、これは旧来の数字でございますが、四億一千七十一万八千キロというわけでございます。
御承知の通り現在日発の株が四十四、五円だろうと信じます。
この問題を別にいたしましても、承諾が不明だから名前を載せられなかつたと言われるのであるならば、只今裁定の際に、日発から現在日発における役員がそのまま四十数名載つかつております。而も小坂総裁並びに日発としての声明の中でこの承諾を実際的に拒否している態度を現在とつております。
現在の状況は少し残つております電力を自分の所で使いまして、三分の二は現在日発から電力を受けている。その三分の二の確保に対して今後不安があるので、この際解決してもらいたいという趣旨であります。
ところで現在日発におられます開発関係者の、殊に土木関係の技術者の皆さんは今の日本におきまする発電工事としては、先ず最も高い技術を備えているかたがただと思いますが、そのかたがたが集まられて、そういう別の会社を作つて、これがうまく行けば、非常に日本のためにいいと思いますけれども、併し今度できまする新会社にそれらのかたがたがそれぞれ分れて入られて、現在配電会社におられますやはり土木の技術者と全く融合して、
○境野清雄君 現在日発でやつております中央給電指令所の機能によつて、現在は全国的見地に立つて各地区間に重力配分を公平に行い、電力を無駄なく活用しておりますが、これが今度再編成によつて新らしく作られた九つの地区に会社ができる。
現在日発、或いは配電に所属しておる水利権は今度の方針に従つて分ける。それ以外の水利権の設定のない包蔵水力については結局今度のああいう措置では何にも触れなくて分らないということなんですか。
○武内説明員 ただいま福田委員の御指摘になりましたことは非常に重要な問題でありまして、現在日発の株主は十六万七千六百四十八人でありまして、六千万株あるのであります。非常に端株を持つておる方が多いのでありまして、たとえて申しますれば、一株から九株までの株主が現在一万九千八百四十五名おります。
○横尾国務大臣 現在日発が管理しておりましても、現在の状態においてやつておりますから、現在より悪くなることはないと私は考えております。
すなわち現在日発、配電の資本金は七十二億でございます。ところが日発につきましては資本の三倍まで社債の発行ができるというふうな特権規定がございます。配電会社は一般商法の規定に従つておりますので、これは資本の限度までしか社債が発行できない。ところが日発、配電合せまして七十二億の資本金である。ところが現在社債はたしか八十五億と私記憶いたしておりますが、十数億も社債がオーバーいたしております。
この答申の骨子は、地帶間の電力融通の円滑化と料金の著しい地域差を防止するために、九ブロックによる地域別の発送配電一貫会社をつくるほかに、融通会社をつくるということでありまして、その融通会社の能力は、大体現在日発の持つておる設備の四二%を融通する電力融通会社を本州及び九州に設けようとする案であります。
北陸の出水はどうである、東北はどうである、中部はどうであるというような予想を立てまして、操作はその契約に合せるということでありますが、一日々々水の出方等が違いますので、そういう出水の予想だけは或る一つのセントラルのボードがありまして、予想をとつてやるということが必要でありまして、丁度現在日発が中央船電指令を持つているといつたようなことに相対応いたしまして、その方がよりよく行くであろうし、又そうであろうというふうに
それはロスではありませんで、現在日発が一社でやつておりましたような地帶間の融通というものが、会社がわかれますと、どうしてもそれほどスムースに行かないために、一応これを昭和二十四年度の実績によつて、どのくらいその融通のできないものがあるだろうかということを、技術の專門家たちが集まつて推定したのであります。
○豐島説明員 自家用の場合は、現在日発なり配電から電気を千キロなら千キロ売つておる。そうすると自家用が千キロの発電機をもつておるなら、大体それは返してやつても、ほかの方の需給にはあまり影響を及ぼさない。ただその発電所の一万キロである場合には、おそらくそれを返すということはないだろう。自家用は五%程度でございますから、これは全部返すわけではございません。
○岩川委員 今の開発資金というのは、現在日発は見返り資金だけを当てにして開発をやつておる。こういうことになつておりますが、これは分割した後も見返り資金だけをあてにして開発して行くという見当で行くわけですか。見返り資金以外に金を使つてやるというのですか。
○説明員(豐島嘉造君) 大体、現在日発の中央でやるているような配給指令はできないと思いますが、この六%という不足は、六十サイクル系は大体六十サイクル系で全系並列してやる。五十サイクル系は五十サイクル系で並列してやりまして、場合によつては六十サイクル系は、この主たる会社である関西の配電会社が、そういう指令を若し必要ならばイニシアテイブというものを取る。
○門屋盛一君 私は一番最初に石原委員の質問されました、この再編成によつて今一番日本で重要な電源開発がちよつと遅れるのではないかという質問に対しまして、宮幡政務次官は、これは、現在日発の方がもやもやしておるが、この再編成がはつきりすれば促進されると言われたことと、それから石原委員が、併しこの不利な地点を持つておる地帯は、開発費が余計かかるから、従つてその開発がどんどんやれないのじやないかということに対
特徴としていろいろなことが挙げられますけれども、この公益事業法案なるものが適正に運用せられる、そうして独占性の電気事業が国民全体が所期するような運営になるような途はおのずから講ぜられ得るのでありまして、現在日発とか、或いは各配電会社とかいろいろのものが、過去の、或いは現在存在しておるところの法律、或いは行政措置その他によつて沈められておるところの欠点なんかは、これは補い得る本質的な性質を持つておると
○栗山良夫君 私は、現在日発なり、配電会社の経営状態を批判して、その到達点がいきなり地域利己主義的な自由企業の主張になる前に、公益事業としての基礎産業のあり方をどうお考えになつておりますか、ということを申上げた。そこは今あなたのお話の中にもありましたが、原価要素の中に占める電力費の割合は少い。
ただしかし、現在日発に所属しております、かつての県所有の設備というようなものにつきましては、電力需給の関係から、これをすべて元通りにするということは、非常に困難な事情にあるのじやないかと思うのであります。しかし電力需給の事情いかんによりましては、そういう県営の移管ということも、将来の問題としては残されておると考えておるのであります。
○坂本(泰)委員 集中排除法に対する別個の法律である、特別な法律であるということになりますれば、現在日発は排除法によつて、解体の指定を受けておりますが、まずその指定を取消さなければ、この法律の適用ができないのではないかと思うのですが、その点いかがですか。
○始關政府委員 今度のいわゆる賦課金に比較すべきような前例といたしましては、現在日発が各地区の配電会社に対しまして、卸売料金を決定いたしておるのでありまして、その際に各地区の地域差があまり大きくならないようにということを考慮いたしておりますが、これが実質的にはそういうものの一つの例と申しますか、非常に関係の近い例になつておると思います。
この趣旨は、現在日発並びに九配電会社は昭和二十三年二月以降過度経済力の集中ということで指定せられておりまして、この要請によつて再編成をやらなきやならんということが第一に出て参りますので、この法律は集中排除に対する関係では一種の特別法となる。併しながら集中排除ということだけで以て電気事業再編成をやるわけではない。
○伊藤(憲)委員 現在日発、日窒に少し入つておりますが、大体日発は、電気事業会社と見てよろしうございますが、入つておる見返り資金の担保の状態をお伺いしたい。
つまり外から強い力が働いて、統制されて電力の融通をするとか、或いは現在日発でやつておられるように、一本で給電を考えてやるとか、そういうことはしない、つまり何でするかというと、電力融通契約という契約を、これは普通の商的の契約でございますが、その契約をブロック間、当事者間でお立てになつて、そうして成るべく工合のいいように両方で話合つてなさるでしよう、こういう仮定を置いたわけでございます。
それで特に高橋さんの方の案に現在日発の四〇数%の電力を保有する融通会社というものも、私はこれは飽くまで電力の融通が主体になつておるのであつて、料金に関する限りにおいては国の価格政格なり、そういうようなものによつて各会社の独立採算ということを大きく打出して来るならば、地域差料金は消せないと思います。
それがどんな程度の数字になるかということの検討でございまして、その数字は実は答申案に参考資料として出ておりますが、ここで細かく繰返して申上げることを避けますが、昭和二十三年度の実績を検討して見ましたところが、極力融通をして見ましても相当融通の阻害ができそうであるということでありますが、この融通電力というのは一体何だということを先ず考えて見ますと、これは現在日発が本州、四国及び九州を一環としまして、全国的
以上が委員会に臨んだ私の気持でありまするが、それで最初に私考えましたのは、大体工藤さんのお話と一致する点が沢山あると思いますが、最初にこれを七つに分けるなり、九つに分けるなりいたしまして、一旦分たら必ず私は現在日発一本でやつておる融通が不円滑になる。これは当然だと私は考えたのであります。従つて不円滑になつた場合に、現在供給力が一割も減つておるものが、更にどのくらい減るか。