1957-02-12 第26回国会 衆議院 決算委員会 第3号
たとえて申しますると、厚生大臣は、昨年の二月すでに現在の十一万五千トンの在庫黄変米の処理方針はきまっているというような御説明なのであります。
たとえて申しますると、厚生大臣は、昨年の二月すでに現在の十一万五千トンの在庫黄変米の処理方針はきまっているというような御説明なのであります。
食管会計につきまして現在在庫黄変米は、年末の厚生大臣の御説明によりますと、やはり十二万五千トンは在庫しておる。そして処理方針は三十一年の一月にもうきまっておる、こういうのです。そういたしますと、この分は九十億円と推定しておりますが、買った十五万トンの病変米、現在量十二万五千トンでありますが、これは食管会計の方の施行令によりまして、年度末には市価に準拠して価格改定をするという規定がございます。
の連絡を受けた旨、当委員会に御報告があったが、これに基いて在庫黄変米を処分する上においては、さらに搗精試験及び再搗精後の菌検査をどの機関で行うか、厚生、農林両省のいずれの責任において行うか、サンプリングの方法をどの機関でどのように定めるか等について、厚生省と十分協議の上決定する必要があると認められるので、すみやかにこれを決定した上、その結果を当委員会に報告せられたい。
つきましては、この在庫黄変米のおそらく大部分がイスランジア黄変米及びタイ国黄変米とイスランジア黄変米の混合物であろうと存じます。タイ国黄変米のみはごく少量であろうと考えられます。その場合、これらの黄変米を飲用アルコール原料として転用するときには、何ほどの国損が生ずるのか、こういう点についてお調べになっておりましたら、それを御説明願いたいと思います。
転じまして処理問題に関連して聞きたいのでありますけれども、在庫黄変米の処理の場合に、先刻だんだんと同僚委員から御質問がありましたごとくに、以前にはずいぶんと横流しが出ております。この横流し問題については、これは相当厳重な態度で臨んでもらわなければ大へんな結果になりはしないかと心配するのであります。
○吉田(賢)委員 食糧庁長官に在庫黄変米につきまして、特に処理方針の資料として伺ってみたいのでありますが、現在の在庫米について、たとえば十袋ごとに厳重な再検査を実施する、こういう方法が可能であるかどうか、まずそれを聞きます。
○吉田(賢)委員 そうしますと、この在庫黄変米の再検査問題において、完璧を期する方法につきましては、農林省に関する限りほお考えの限りではない、その仕事は厚生省の所管に属するものだ、こう解釈してよろしいのでしょうか。
そこでなお重ねて第二点は、あした学者を寄せていろいろ意見を聞くとおっしゃるが、それは一体白紙で臨む態度であるのかいなや、あるいは在庫黄変米並びに黄変米は有害にあらずという前提に立って意見を聞こうとするのかどうか、一体それらの点についてもなお厚生省は首脳部において意見がまとまっておらぬのかどうか。
内容を拝見いたしますと、在庫黄変米の処分に関する問題と、それから今後の輸入米の方針に関する問題と二つばかり出ておりますが、そこで文書等で一応了解はできますが、この病変米を食料品加工原料として使っても差しつかえないという厚生当局の御見解であるならば、これこれの処分をいたしたいという前提があるわけですね。
第一、本年の五月、衆議院の決算委員会におきまして、農林大臣、厚生大臣の御出席を願い、在庫黄変米を中心にいたしまして、従来の黄変米の処置、経過、今後の対策、政府のお考えになっておる各般の問題点についての御意見、こういうものを伺ったのでございます。ところが当時は概数約十五万一千トンほど在庫しておったのでありますが、本日入手いたしました資料によりますと、十三万九千余トンに減っておるのであります。
本年の五月末現在における六月上旬の本委員会に対する政府資料によると、在庫黄変米が五万六千九百五トンであります。ところが一昨日提出した政府資料によると、昨年十一月三日から本年七月末現在までの黄変米の発見数量が十一万四千四百七十四トン、同期間における七月末現在の在庫黄変米数量が八万一千四百九十三トン、但しこれは県外搬出の在庫を含んでおるのであります。