2008-02-22 第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
また、日本の企業はこれまで構造調整努力の成果を上げてきておられまして、例えば、設備、人員といったようなところで過剰を抱えていない、あるいは在庫面でも調整圧力がないということでありますので、日本経済が外的ショックに対して過去に比べれば相当強靱になっているということも確かでございます。
また、日本の企業はこれまで構造調整努力の成果を上げてきておられまして、例えば、設備、人員といったようなところで過剰を抱えていない、あるいは在庫面でも調整圧力がないということでありますので、日本経済が外的ショックに対して過去に比べれば相当強靱になっているということも確かでございます。
そのほかに、企業は設備や人員、在庫面の調整圧力も抱えておりませんので、経済の回転メカニズムがどこかで急に何か行き詰まり状態にぶつかるという状況でもございません。
このような情勢を踏まえますと、今後、輸出や在庫面での下押し圧力が弱まるにつれて、景気の悪化テンポは次第に和らいでいくものと見られます。 このように、短期的な景気循環という面からは明るい材料が見られ始めている中で、このところ、日本銀行がとりわけ注意を払ってきておりますのは、金融資本市場の動向であります。
○参考人(速水優君) 経済の概況につきましては、今、竹中大臣言われたのとほぼ同じだと思いますが、私どもの見方としまして景気の現状につきましては、輸出や在庫面からの下押し圧力は弱まってきておりますが、全体としてはなお悪化を続けているという判断をしております。 設備投資とか個人消費といった国内の最終需要は弱めの動きがまだ続いておりますし、家計の雇用・所得環境も厳しさを増しております。
ただ、輸出、在庫面から下押し圧力が弱まってきている、悪化テンポは徐々に和らいできているように思います。 しかしながら、年度末やペイオフ解禁を控えまして、金融資本市場ではやや不安定な動きがうかがわれております。今後こうした動きが拡大することになれば、私どもの思い切った金融緩和の効果浸透にも支障を来しかねないと思います。
中でも、十二月からは生産数量についてアウトサイダーの規制も実施されまして、万全の体制がしかれたわけでありますが、需要は低迷したままでありまして、在庫面で若干の改善は見られたものの、根本的な需給の改善は見られませんでした。
在庫面から申しますと、やや下級葉過剰状況にある次第でございます。
○説明員(澄田智君) 季節的という意味ではなくて、やはり本年の末から明年度初めにかけましての調整、その経済調整の過程が一応その辺で一段落するというようなことで、在庫面等でも今までずっと詰めて在庫補充をやらない、あるいは原材料等についても在庫手出をしないというような形で来たものが、あらためてまた一巡をして、そういう補充を必要とするというようなことにもなりますし、ことに輸出面の伸び等に、よって生産も上がってくる
もちろん設備だけによってこういう経済の行き過ぎが生じておるわけでもございませんし、三十二年の場合におきましてもやはり設備投資が先行いたしまして、それにスエズ動乱その他の思惑的要素も加わりまして、在庫面の急増が特に大きかった、ウエートが設備よりも在庫にかかっておったというのが三十二年の特色であろうかと思うわけでございます。
昨年の五月、金融引締め措置を中心といたしました緊急総合対策が実施されまして、その結果、在庫面でまず調整が起り、それが反映いたしまして卸売物価が低落をいたしますとともに、逐次過大な設備投資の抑制と、生産の調整が促進されて参りました。また、国際収支は予想外に改善されまして、全般的には順調に所期の効果を納めて参っておると考えております。
昨年の緊急総合対策実施以来、在庫面でまず調整が起り、これが反映いたしまして卸売物価が低落し、逐次過大な設備投資の抑制と生産の調節が促進され、また国際収支面は予想外に改善されます等、全般的には順調な成果をおさめてきたものと考えております。 最初に三十二年度の経済の推移につきまして申し上げてみたいと思います。
それから物資の管理面も非常に複雑でありまして、これは細かくなりますから申上げませんが、私共の調査いたしましたのは、殆んど全部、若干その公団の帳簿と現実の在庫とは違う、これはサンプル調査をやつて見たのでありますが、私共の調査いたしましたものは、悉く公団の帳簿面と、現実の在庫面は違う。こう言いうふうな状況になつております。大体さようでございます。