1947-10-15 第1回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会第1小委員会 第4号 終戰以來二ケ年、異境に浮虜として抑留せられている者は、なお百数十万の多数を算し、北は酷寒、南は酷熱の地に衣食わたらず、疫病死亡の続出に任せつつある現状に鑑み、政府は、在外同胞生存者の生命の保証並びに生存者氏名、消息の明示を実行せられると共に、速かに帰還できる方途を講ぜられたい。 この趣旨に対しまして御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 山田節男