2017-03-08 第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
一号機から三号機の圧力容器底部であるとか格納容器は安定的に冷却されていることも確認をいたしました。 また、汚染水対策も、凍土壁の整備を初め、着実に進んでいるという印象を受けております。 このように、現地に立ちますと、廃炉に向けて一歩ずつ前進していると考えるわけですが、現在のこの廃炉に向けての進捗状況等につきまして、高木副大臣の御見解を伺いたいと思います。
一号機から三号機の圧力容器底部であるとか格納容器は安定的に冷却されていることも確認をいたしました。 また、汚染水対策も、凍土壁の整備を初め、着実に進んでいるという印象を受けております。 このように、現地に立ちますと、廃炉に向けて一歩ずつ前進していると考えるわけですが、現在のこの廃炉に向けての進捗状況等につきまして、高木副大臣の御見解を伺いたいと思います。
それからまた、五月に東京電力から、解析により、一号機において燃料ペレットが溶融し、圧力容器底部に落下した等の評価結果が公表されたと承知しています。これらの事実が菅総理や海江田経済産業大臣にいつどのような形で報告されたかについては把握しておりません。
発電所内停電による使用済み燃料プールの冷却機能停止、原子炉圧力容器底部の温度計の故障など。 それから、原子炉の冷却系でいうと二件。二号機、三号機の原子炉注水用ポンプ付近からの汚染水の漏えいなど。 その他大きなもので十五件ということで、火災や作業員の被曝など。今、委員長が言われたところで、作業員にかかわるところで、この中に若干の誤差があるかもしれないということだと思います。
実際、足元においても、二号機の圧力容器底部の温度計の故障や、非常用高台炉注水ポンプ付近等からの水の漏えいなどのトラブルが生じています。しかし、多様性、多重性が確保された冷却システムにより、炉の安定性を保つ対応を行うなど、中期的な安全確保のための取り組みに万全を期してまいります。
原子炉内部の状態は直接確認できていませんが、圧力容器底部の温度や格納容器内の温度から、損傷している燃料も適切に冷却され、格納容器からの放射性物質の放出は抑えられています。 事故の原因については、地震により外部電源が喪失し、その後の津波により非常用ディーゼル発電機や冷却用海水ポンプ等が機能を失ったため、全交流電源喪失や冷却機能の喪失に至ったものと推定をしています。
具体的には、まずはしっかりと冷却ができている必要がございますので、圧力容器底部の温度に注目をしております。現在、大体四十度程度から七十度程度に安定をしております。 加えて、燃料の場所が正確にこれ圧力容器の中だけということは言えません。
私どもがその圧力容器底部の温度を測って冷えてきたと言っておりますのは、一番たまっているのがそこだろうという、そういう解析の下に、百度以下から七十度辺りまで下がってきているので十分冷却ができているだろうという、そういう私どもは分析をしているということでございます。
圧力容器底部の温度がおおむね百度以下であること、格納容器からの放射性物質の放出を管理していること、そしてこの二つを達成するために循環注水冷却システムの中長期的な安全を確保すること、これを目指しておられて、今は、現在安全な状態かどうかというのを確認作業をしているとおっしゃったので、まだ安全な状態ではないというふうに私は理解をしております。
三つほど私どもは条件を設定をしておりまして、一つは、圧力容器底部の温度がおおむね百度以下になっていること。そして二つ目に、格納容器からの放射性物質の放出を管理をし、追加的放出による公衆被曝線量を大幅に抑制をしていること。具体的には、敷地境界において一ミリシーベルト、年間ですね、これ以下にすることを目標としております。
○国務大臣(枝野幸男君) 原発事故の収束に向けた道筋において、冷温停止状態は三つの要件、圧力容器底部、底の部分の温度がおおむね百度以下になっていること、格納容器からの放射性物質の放出を管理し、追加的放出による公衆被曝線量を大幅に抑制していること、敷地の境界において一ミリシーベルト・パー・年以下にすることを目標とする、そして、これら二つの条件を維持するため、循環注水冷却システムの中期的安全を確保していることということで
現在の状況を申し上げますと、圧力容器、先ほど申し上げた圧力容器底部の温度、計測値は百度以下になっております。毎日私もチェックをさせていただいておるところでございますけれども、速報値で、今日の段階で申し上げると、一号機がもう七十度を切りました。本日で六十九・三度、本日の十二時現在でございます。
既に一号機から第三号機までの全号機において原子炉圧力容器底部温度は百度以下に到達しており、また、発電所内の滞留水の水位は、豪雨や汚染水処理施設の長期停止にも耐え得るレベルまで低下をし、これを維持しております。
既に、第一号機から三号機までの全号機において、原子炉圧力容器底部温度は百度以下に到達しており、また、発電所内の滞留水の水位は、豪雨や汚染水処理施設の長期停止にも耐え得るレベルまで低下し、これを維持しております。
それで、一方で、原子炉圧力容器底部の温度上昇、温度をどこではかるのかということはございますけれども、その圧力容器底部の温度の上昇については大幅なものではない、あるいは、注水によりまして原子炉の冷却は継続されているというようなことなどを踏まえますと、この記事にあるような炉心の再溶融が発生して燃料の大半が格納容器まで落ちたということを直ちに結論づけることは難しいというふうに考えています。
冷温停止状態は、圧力容器底部の温度がおおむね百度以下になっていること、格納容器から放射性物質の放出を管理し、追加的放出による公衆被曝線量を大幅に抑制していること、循環注水冷却システムの多重性等を確保していることの三つを条件としております。これは、事故収束に向けた道筋において、今後三か月から六か月の間に達成することを目標としたステップ2の重要な柱であります。
ところが、事故発生から二か月たった五月十二日に、一号機について、燃料全てが露出して圧力容器が損傷、溶融した燃料が圧力容器底部に落下したと発表され、メルトダウンを認めたわけであります。二十三日には、二号機、三号機についても炉心溶融が起きているとの報告が保安院に提出されました。
○国務大臣(海江田万里君) メルトスルーという言葉でございますが、この言葉にはいろんな解釈がございますが、溶融した燃料が原子炉圧力容器から漏えいしたということをいうのであれば、原子力安全・保安院は、一号機から三号機までの炉心の状況を解析した結果として、いずれも燃料が溶融し、原子炉圧力容器底部が損傷した可能性について、六月六日に公表するとともに、原子力安全委員会に報告をしております。
一昨日、二十三日、東京電力の方で、水位計が示しておる水位などから、実際の水位が低いことを仮定した場合に、三号機に関しましても、燃料ペレットが溶融して圧力容器底部に落下したであろうという、その解析結果を公表してございます。 炉内の状況に関しましては詳細が不明でありますけれども、燃料ペレットが溶融し、落下している可能性はあるというふうに考えてございます。
「この他、予備的な調査において原子炉圧力容器底部、ジェットポンプ内及び燃料集合体下部タイプレートで回収された微小金属片約百十グラムがある。」こうあります。金属片ですよ。それで私は、この金属片が百十グラムあるというのが予備調査のときの話、では本調査のときにはどのくらい金属片が出たのか、この報告がございません。お聞きしたいのは、本調査のときには微小金属片がどれだけ出たのか。
○辻政府委員 アメリカのエネルギー省にアイダホの国立研究所がありますが、そこの委託を受けておりますEG&Gという会社が、四月十日にスリーマイル島二号炉の事故に関しまする新たな情報といたしまして、最近の調査研究によって炉心構造材の恐らく一〇ないし二〇%が溶融して、原子炉圧力容器底部へ流動したのではないか、こういう仮説をアイダホ国立研究所の科学者が立てたということを発表したようでございます。