2021-04-23 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
例えば二号機の圧力容器の圧力上昇がございました。圧力破壊の危険が迫ったわけであります。これは何で回避できたか、大臣、御存じですか。
例えば二号機の圧力容器の圧力上昇がございました。圧力破壊の危険が迫ったわけであります。これは何で回避できたか、大臣、御存じですか。
特に配管の大破断による冷却材の喪失、これに加えて、非常用の炉心冷却装置注入失敗、それに加えて、格納容器スプレー注入失敗という三重の条件で、重大事故が起きた場合を解析して、それでも格納容器の圧力上昇は見られるけれども、格納容器の健全性に影響を与えるものではない、水蒸気爆発も、それから溶融炉心・コンクリート反応も、水素爆発も起きないという結果になっております。
圧力上昇があって、それをどうするかということで、できる限り閉じ込めておくということでやるわけですから、余り早くやらないということでしょうけれども、しかし、そのタイミングはいろいろな場合がある。これはもう本当に危なくなったら早くやらなきゃいけないとなれば、まだ半減していないどころか、影響が大きいうちに出ちゃうことだってあるわけですよ。それは問題ないと言われるんですか、そういう問題については。
私は、そういう点では、圧力上昇と炉内水位の低下によって核燃料棒が冷却水の上に出てしまうと、被覆管の破損による放射性沃素の放出と、さらには炉心溶融が短時間に起こる、こういう緊急事態にあるということを、官邸にしても保安院や安全委員会にしても、もちろん一番心配しなきゃいけないのは東京電力ですが、どこまで認識していたのかということが今非常に問われているときだと思うんです。
このため、まず、炉心と使用済核燃料プールの冷却、原子炉格納容器の圧力上昇の抑制を最優先事項と位置付け、現在、継続的に炉心への注水を行うとともに、消防庁、自衛隊、警視庁等による外部からの放水等により使用済核燃料プールの冷却を図っているところです。
そういった中で、まず、炉心と使用済燃料プールの冷却、それから原子炉格納容器の圧力上昇、これを防ぐということをまず最優先事項といたしまして、これまで炉心への注水を行い、また外部からの放水等によりましてプールの冷却も図ってきたところでございます。また、こういったこと、さらに今後の炉内の熱を除去する機能を回復させますためには外部電源を復旧させる必要がございます。
今、蒸気発生器の件について申しますと、そもそも基本設計上、水・ナトリウム反応が起こった場合に、反応が進展した場合でも蒸気発生器の圧力解放板が作動するということで、系統内の過度の圧力上昇を防止して蒸気発生器等の損傷を回避する対策が当初から採用されております。これは基本設計の範囲でございます。これをさらに改善するということも安全総点検の結果、指摘もされておりますので、私ども確認いたします。
二つ目は、平成四年に農薬製造会社において発生したものでございまして、当該事故の原因といたしましては、ヒドロキシルアミンに水酸化ナトリウムを混合させていた際にアンモニアガスが急激に発生し、反応がま内部の圧力上昇により反応がまが破損したものと推定をされております。二名の負傷者が発生をいたしております。 国内におきましては、この二例を把握いたしているところでございます。
○与謝野国務大臣 敦賀二号機の九六年のトラブルは、製作工程のふぐあいによって金属割れが生じ、これが圧力上昇や熱膨張によって進展したことが原因と推定されたため、同一メーカーによる部品の点検や製造管理の徹底等の再発防止策を実施したところでございます。
これは、小さな漏えいよりは大漏えいの方が当然のこととして圧力上昇は激しくなりますから、それにもつようにつくる。それからライナーに関しましては、当時の知識では、これは熱膨張によって破壊しなければよろしいということでございました。熱膨張が最大になるのもこのライナー全面を非常に高い温度にした場合である、そういう認識で大漏えいを重点的に審査したということと理解しております。
水蒸気が発生し、かつその水蒸気が急激な圧力上昇を伴うような爆発的な反応を起こすか起こさないか、どういう場合にそれを起こすか、そういうようなことを研究しているわけでございます。
また、自己分解性は、物質の化合が非常に不安定でありまして、圧力上昇、温度上昇によりましてみずからが分解する、それによります発熱によりましてさらに急激に膨張する性質を持っているものでございまして、今回の中ではジボラン及びモノゲルマンがこの性質を有しております。
第二番目の分類は、自己分解性でございまして、この特殊材料ガスは、一般的に言いますと、金属分と水素が化合いたしましてでき上がっておるガス体でございますけれども、この物質の化合が非常に不安定でありまして、圧力上昇、温度上昇等によりましてみずからが分解をする、こういうものがございます。
それから、圧力上昇という観点から考えますと、逃し弁のほかに安全弁というのがまだ加圧器についております。そういうことで、圧力上昇に対しては安全弁があったわけでございますが、我我といたしましては、この逃し弁が二個なぜ作動しなかったか、これにつきましてはやはり徹底した原因究明の中でぜひ調べたいと思っております。
それから、エネルギー庁の発表によりますと、加圧器の逃し弁が作動しなかったということでありますが、その場合、圧力が高まっても逃し弁が作動しないということは、当然この圧力上昇がチャートの上で見ればわかるわけなんです。ところが、私どもが制御室で見せていただいたチャートなどでは、その圧力上昇が実は見られないわけです。
したがいまして、ヘリウムガスが中で出るかもしれないということはあれでございますけれども、これまでの研究の結果では、それによるキャニスターの内部の圧力上昇は五十年たちまして一・一気圧程度の増加であるということから、固化体のキャニスターの本体につきましては、これは溶接検査というのは放射性物質を入れる前に十分検査できるわけですからして、それは十分検査ができておる。
まず、別件とは何かという御質問でございますが、一月十四日七時ごろ、原子炉格納容器内で圧力上昇のサインがございまして、その原因が格納容器内での駆動用窒素の漏洩にあるということがわかったわけでございます。そこで、漏洩個所を調査、点検、修理するためには発電を停止する必要がございますので、同日十六時三十三分に停止いたしております。
○中島参考人 圧力上昇が、ちょうどこれは設定値が〇・二キロのプロテクション回路なんですが、その若干下の〇・一八まで上がっております。
また、非常の場合の圧力上昇に関しましては、安全弁が二個ございましてそれが保護をするということからいきまして、私たちとしては直ちにとめなければならないような状態にあるとは思っておりませんので、先ほど近いうちにと申し上げたのでございます。まあ私たちの感じでは、これは発電所がとまることによりますたき増しの問題もございます。
最初の第一番目のケースにつきましては、主給水が全部喪失してしまうということで原子炉がトリップいたしまして、加圧器の圧力上昇というのは軽微であります。
そしてそういうことになると、原子炉がとまる結果、「加圧器の圧力上昇は軽微であり、加圧器の逃し弁作動設定圧力まで到達しない」、こういう解析結果が出ておる。だから私は十三日の審議官の答弁はそのことを答弁されたと思うんですよ。だからそんなオーバーに騒ぎ回ることはない。