1976-07-16 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
それからまた、専門家も言っておりますが、たとえば静大の理学部の土隆一教授、はっきり言っておられるのですね。こういう地層でこういうふうな開発をした場合には絶対に災害が起こることは確かであるといったことをこの教授は言っておられます。
それからまた、専門家も言っておりますが、たとえば静大の理学部の土隆一教授、はっきり言っておられるのですね。こういう地層でこういうふうな開発をした場合には絶対に災害が起こることは確かであるといったことをこの教授は言っておられます。
過去に直接大きな地震の記録がなかったことと、地質が比載的地震に強いといわれる第三紀層であるため、これらの地域を無防備地帯のまま放置したと思われますが、静岡大学の土隆一教授は、南伊豆町一帯の地層は、海底火山の噴出礫で形成されているが、日本列島の破砕帯に属し、岩石は熱及び雨水による変質と風化で、くずれやすい状態になっていると説明しております。
これは静岡大学の土隆一教授が調査した場合です。地震地帯だという調査をしているのではありませんで、あそこは地質の調査で非常にくずれやすい。日本列島のフォッサマグナの地域に入っていて非常にくずれやすいので、一たん地震が起こったらたいへんなところである、そういう地質的な指摘をしております。
○金瀬委員 これは学者に聞いたことですけれども、静岡大学の土隆一教授、これは東大から行った人だそうですが、その人が前からこの場所は地震が起きそうだということをずいぶん学会に発表するし、ずいぶん警告しておったということははっきりしておるのですが、そういうことは知りませんか。