1995-11-01 第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
これは土質工学会の機関誌「土と基礎」の三月号の中で行われた報告書の中で、地震動を検討する岩盤上のデータとして神戸大学のものが適切である、妥当である、そういう証明までしているんです。なぜこれを検討会で取り上げなかったのか。これは私の最大の疑問の一つです。 もう一つの問題は何か。もう一つは、神戸での地震動が部分的には上回っているということは認められているんです、この報告書の中で。
これは土質工学会の機関誌「土と基礎」の三月号の中で行われた報告書の中で、地震動を検討する岩盤上のデータとして神戸大学のものが適切である、妥当である、そういう証明までしているんです。なぜこれを検討会で取り上げなかったのか。これは私の最大の疑問の一つです。 もう一つの問題は何か。もう一つは、神戸での地震動が部分的には上回っているということは認められているんです、この報告書の中で。
その上に工事をしていかなくてはいけない、こういう状況でございまして、昭和五十五年度に運輸省におきましてはこの地盤沈下予測等の研究につきまして土質工学会関西支部にこの建設地盤の評価と沈下特性の検討を委託したわけでございます。我が国の土質問題に関する権威、先生先ほど赤井先生とおっしゃいましたけれども、赤井先生等の権威者に諮りながら検討が進められてまいりました。
運輸省の委託を受けた土質や沈下問題の検討をした土質工学会関西支部の関西国際空港土質問題検討委員会の委員長赤井浩一先生は、八〇年当時の講演の中で、空港島の沈下は沖積粘土層で埋め立て工事中に五メートルから七メートル沈下する、深層の洪積層は埋め立て期間中に二メートルから四メートル、さらに埋め立て後三・五メートルから五メートルの沈下が残り、合計十・八メートル、沖合の補助滑走路の一番端のあたりでは十五・三メートル
お尋ねの報告書は、運輸省の第三港湾建設局が昭和五十五年度から五十八年度にかけて社団法人土質工学会関西支部に委託して行った調査の報告書のことと存じますが、当該調査は土質工学の権威の方々に専門的立場から純粋に技術的な調査をお願いしたものでありまして、私どものところでは内部資料として一部保存しておりますが、従来から公表しておりません。
昭和五十八年に土質工学会関西支部関西新空港土質研究委員会が運輸省に提出した報告書では、さまざまな土層モデルを想定しまして、最小九メートル弱から最大十三メートルの圧密沈下を予測していたわけであります。ところが、その土層モデルの予測の最小想定よりもっと低い八メートルが沈下するんだというふうに想定をして埋立計画を立てて、今回やはり誤算だった、こういうことになったわけであります。
地震災害の予測手法につきましては従来から大学なり各自治体等で行われておりますが、科学技術庁でも自治省消防研究所、東京消防庁の消防科学研究所、日本都市センターあるいは土質工学会というところに協力いただきまして、過去数年にわたりまして特別研究促進調整費を使いまして大震時における総合的被害予測手法及び災害要因摘出手法に関する総合研究というのを実施してまいりました。
それからさらに、工事の実施につきましては、鹿児島県におきましては鹿児島県シラス対策研究会というふうなものが県において組織されておりまして、そのほか各建築学会あるいは土質工学会等におきましてもおのおのシラスにつきましての研究会が持たれております。
このシラス土壌につきましては非常にまあ土木技術的にもむずかしい問題がございまして、昭和三十九年以降日本建築学会あるいは土質工学会等におきまして専門的な検討をしていただいておりまして、その成果を鹿児島県に設置されてございます宅地造成等審議会の場で検討されて、具体の宅造工事の指導あるいは改善命令の実施の上でその成果を反映しておるという次第でございます。
○説明員(梶原拓君) この点につきましては、先ほど申し上げましたけれども、昭和三十九年以来、建築学会あるいは土質工学会等におきまして専門的検討をしていただきまして、その成果を鹿児島県に設置されております宅地造成等審議会の場で擁壁の設置の仕方等の検討の際にそれを具体的に反映させるということで措置しておるわけでございます。
まず第一点でございますが、シラスについてはどの程度の研究をなされておるかと、こういうことであろうかと思いますが、実は、私土木の関係でしかも土の関係の勉強をしているわけなんでございまして、それ以外の分野につきましてはあまりよく知りませんけれども、土質工学会という学会がございます。
で、日本でも学術会議に耐震工学研究連絡委員会というものがありますし、関係学会といたしましては地震学会、土質工学会、土木学会、建築学会というものがありますけれども、いずれもそうたいして研究費なるものを持っておりませんし、このような状態ではいつになったら耐震工学上の問題が解決するのか案ぜられます。
それ以外に、先生御承知かと思いますが、土質工学会で、これも大々的に研究いたしております。それから宅造の関係は、研究補助金で建築学会等にも委嘱してやっておるわけでございます。九州地建は、また大学のほうとも横の連絡をとりまして、やはりローカルの問題ですから、九州が一番関係が深いということでございます。そういうことで、九州地建を中心にして、この問題を検討しておるわけでございます。
また、シラス地帯におけるところの問題等につきましても、いわゆる土質工学会の得た結論をそれぞれ行政指導いたしまして、これらによるところの不幸を避ける方針をとっておりますが、これらシラス地帯と関連いたします地質の問題に対しましては科学的な根拠をさらに打ち立てまして、適切なる行政指導と法の運用に万遺憾なきを期したいと考えている次第であります。
ただいま御指摘のございました社団法人土質工学会に対しまして委託いたしました調査は、特殊地盤における盛り土及び切り土ののり面崩壊現象並びに擁壁に関する研究をしてくれ、こういう趣旨でお願いいたしましたものでございます。
しかし建設省の考え方としましては、先ほど以来申し上げてきたような考えでございますが、特に市街地の中に宅地造成が最近大幅に進められておるような状況からいきまして、すでに土質工学会に昭和四十一年でございましたか、調査を依頼いたしまして昭和四十二年に中間答申をいただいておりまして、今日までそれぞれ検討はいたしておりますが、最近の宅地造成が急速に進められておるような事態から申しまして、シラス対策の問題は、積極的
○播磨説明員 宅地造成に関します問題につきましては、昭和四十一年に社団法人土質工学会というものに委託費を出しまして、ここで特殊地盤における盛り土及び切り土ののり面崩壊現象及び擁壁に関する研究をしてもらいたいということで、鹿児島大学の先生も加えまして調査をいたしてもらったわけでございます。
○播磨説明員 シラス地帯の宅地造成につきましては、このシラスと申しまする特殊土壌が非常に複雑なる性質を持っておりまして、建設省でも土質工学会に委託いたしまして実験を行ないましたり、いろいろ調査はいたしたのでございますが、まだこれが一番よいという決定的な答えは出ていない状況でございます。