2021-04-27 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
これを受け、これまでに、道府県管理ダムも含めた国土交通省所管ダムの堆砂対策の検討状況の把握、公開、これを平成二十七年から実施しており、また、ダム管理者自らが堆砂状況を踏まえて堆砂対策の実施判断を適正に行えるようにするためのダム貯水池の土砂管理の手引案の作成を平成三十年三月に行ってきたところです。
これを受け、これまでに、道府県管理ダムも含めた国土交通省所管ダムの堆砂対策の検討状況の把握、公開、これを平成二十七年から実施しており、また、ダム管理者自らが堆砂状況を踏まえて堆砂対策の実施判断を適正に行えるようにするためのダム貯水池の土砂管理の手引案の作成を平成三十年三月に行ってきたところです。
これを受け、これまでに、道府県管理ダムも含めた国土交通省所管ダムの堆砂対策の検討状況の把握、公開、ダム管理者自らが堆砂状況を踏まえて堆砂対策の実施判断を適正に行えるようにするためのダム貯水池の土砂管理の手引案の作成などの取組を進めてきたところです。
また、安倍川については、急流と大量の土砂流出に伴い生じている、下流部の土砂堆積や海岸侵食などの課題を総合的、一体的に解決するため、総合土砂管理計画を作成しており、これに基づき、静岡県とも連携しながら、河道掘削により発生した土砂を引き続き清水海岸等の養浜に有効活用してまいります。
冒頭にも触れましたように、防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策が閣議決定されて、三次補正予算にも計上されたわけでありますが、中部地方整備局は、平成二十年に安倍川水系河川整備計画を、平成二十五年には安倍川総合土砂管理計画を策定し、長期的視点に立った流水、土砂管理計画を実施しています。
天竜川でも課題とされているような土砂移動に関する様々な課題を解決するために、今後とも関係機関と連携、調整を図りながら、ダムにおける堆砂対策、海岸侵食対策を含めまして、山地から海岸まで一貫した総合的な土砂管理に寄与する施策に取り組んでまいりたいと考えております。
これは、有識者から成る天竜川流砂系総合土砂管理計画検討委員会の下流部会というところでも、この海岸侵食を抑制する効果が期待できるという推論を出しております。 このほか、直轄事業として、これまで天竜川河口部における海岸侵食対策として、右岸側の浜松五島海岸において離岸堤の整備などを行ったことにより、おおむね百二十メートルの砂浜の幅を確保しております。
神奈川県の西湘海岸を何とかしよう、あるいはまた三保の松原の侵食を阻止していこうという営みも、一つ一つ、私も現地に行ってやらせていただいておりまして、今後とも、関係機関と連携、調整を図りながら土砂管理というものをしていきたいというふうに考えているところでございます。
国交省からは、海岸工学とか土砂管理の見地からのさまざまな助言をいただいております。今回の検討に当たっても、技術会議への委員の派遣でありますとか技術的支援もいただいています。今後とも、同様の支援を続けていただきたい。 そのことをお願いするとともに、第二回のこの技術会議におきまして、短期対策において、概算事業費で約三十億ぐらいかかる、こういうことが示されているわけです。
○金子国務大臣 今の件、天竜川につきましては、河道、ダムの土砂堆積、海岸侵食の進行など、安全上、利用上の支障が生じておりまして、適切な土砂移動を図るために、山地から海岸まで一貫した総合的な土砂管理を関係機関と協議して推進することが必要であると思っております。
また、海岸浸食対策として、構造物によります沿岸漂砂の制御を進めるとともに、山地から海岸までの一貫した総合的な土砂管理に関する取組を推進しているところであります。 さらに、昨年より、社会資本整備審議会、交通政策審議会では、海岸防護に関して緊急に講ずべき施策等についての検討を進めております。
今後でございますが、必要な予算の確保は当然でございますが、先ほど大臣が申しましたとおり、土砂収支全体を見て、山から海までの総合土砂管理というものの中で海岸保全をどうやっていくかということ、しっかり検討して進めてまいりたいというふうに思っております。
耕作放棄地の水管理、土砂管理を適正に行った上で、耕作放棄地を適正な形で再資源化していくための砂防事業なども重要と考えております。 さらに、集落を移転し、通い作などにより中山間地の農地や林地を守っていこうとする地域の総意がまとまったときには、集落移転に伴う保全対象エリアの縮小などによる治山治水事業の軽減分、この軽減分を集落移転の支援に充てるなどの事業スキームは考えられないものでしょうか。
次に、平成十一年四月十六日、私は、衆議院の当時は建設委員会におきまして、汀線測量それから深浅測量の全国調査、それから安倍川をモデルにした総合土砂管理計画の策定、海岸堤防が老朽化している問題から海岸堤防の総点検等について質問をいたしました。その後の進捗状況についてお伺いをしたいと思います。 まず、安倍川の総合土砂管理計画の途中経過と今後の事業計画への取り組みについてお伺いをしたいと思います。
○渡辺政府参考人 安倍川の総合土砂管理及び静岡・清水海岸の侵食対策につきまして、回答申し上げたいと思います。 安倍川の総合土砂管理につきましては、平成十年七月の河川審議会総合土砂管理小委員会からの報告を踏まえまして、総合土砂管理計画の策定を目指して、洪水時から平常時まで土砂移動の量と質をとらえるために、モデル河川において調査に取り組んできたところでございます。
また、河口付近では海岸の侵食が進んでおりまして、これらを解決するためにも、水系一貫の土砂管理というのが非常に重要な課題になっている川でございます。そういう中で、この事業を昨年度から立ち上げたわけでございます。 それに当たりましては、事業に先立ちます対策委員会を設置いたしまして、その中で基本的な事項につきましては詰めてまいりました。
この事業は、もう委員十分御承知のことかと思いますが、既存のダムを活用する、既存ストックを有効活用して、しかも流域の全体にわたる総合的な土砂管理を改善していくというような役割を持っているものでございまして、先駆的な非常に重要な事業というふうに国土交通省は考えているわけでございますが、技術的にいろいろ詰めていかなければならないことが残っておりますので、この点につきましては、いろいろな民間の技術力等も活用
さらに、平成九年度からは、水産基盤整備事業だけでなくて、港湾事業、河川事業との連携を強化しまして、余剰に堆積した土砂を侵食海岸に活用する渚の創生事業というものを創設して、総合的な土砂管理対策を推進しているところでございます。 今後とも、渚の創生事業を初め、土砂の有効利用と連携の取り組みを一層促進しまして、効率的な事業の実施に努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
そして、佐久間ダムの堆砂の問題については、平成十六年度から新たな事業、天竜川ダム再編事業ということで一億二千万円の予算をつけていただきましたことを感謝申し上げますが、引き続き、これは天竜川総合土砂管理対策として、天竜川の全体の問題としてとらえていただいて、この問題をぜひ解決していただきたいというふうに思っております。
そして、このようにして、まあ反映されたと申しましょうか、修正された、場合によっては修正されたその案を、この案を学識経験者から成ります黒部川ダム排砂評価委員会というのを組織しておりまして、ここに諮って評価していただき、そして更にその案を流域の一市三町の代表である市町村及び県の農林水産部局等の関係部長等で構成する黒部川土砂管理協議会、こういうところで協議していただいて、その上で実際に毎年度、排砂計画、調査計画
○前原委員 調査をしたとおっしゃいますけれども、例えば、反対をされている方々が推薦をされている方々、専門家については、例えば黒部川土砂管理協議会や黒部川排砂評価委員会のメンバーに入っていませんよね。
その失敗を踏まえまして、平成四年以降、私どもは、専門委員の評価委員会、または行政機関で連絡します土砂管理協議会、そして漁業関係者、富山県の県の漁業協同組合、六組合ございますが、その連合会の方々、正会員三千七百六十名以上、漁業の従業者千八百十九人とされておりますが、その方々ともことしの五月の八日に会議を持ちまして、いわゆる水がきれいなときに排砂するのではなく、雨が降って洪水になり、または小洪水になったときに
このため、建設省では、黒部川の洪水被害軽減等を目的として宇奈月ダムの建設を進めまして、現在、試験湛水を行っているところでございますが、一方で、黒部川流域は日本でも有数の土砂生産地帯であることから、ダムの治水及び利水機能の確保、それから総合的な土砂管理のために、ダム貯水池に堆積する土砂を積極的に下流に流下させることが必要でありまして、宇奈月ダムの上流約七キロメートルにあります関西電力の出し平ダムと連携
この宇奈月ダムと上流の出し平ダムの排砂ゲートを閉め切って仮に排砂を行わないものとした場合に、いずれ数十年後にこの二つのダムは、土砂が堆積して完全に埋まりまして、洪水調節機能も土砂管理機能も果たせなくなるわけであります。その結果、流域住民は再び大水害や土石流の危険に身をさらすことになってしまいます。
いわゆる川の水の移動と同様に土砂の移動、これは私ども土砂の移動を流砂系という概念でとらえまして、河川、砂防、ダム、海岸が上流から河口まで、海岸まで一貫して土砂がどのような形で流れていくのかという流域全体の土砂管理の計画を今後大きな河川管理上の重要な課題と認識しております。 今後、この問題につきましても、私どもきちんとさまざまな分野で関係省庁と協力しながら対応していきたいと考えております。
そして、九八年の二月には、出し平ダム、宇奈月ダムの円滑な排砂及び適切な黒部川流域の土砂管理等に関し、関係機関との協議、調整を図ることを目的として、黒部川土砂管理協議会を設置しております。そして、出し平ダムと宇奈月ダムの連携排砂実施計画をつくり、それを実施しようとしているのではないでしょうか。