2021-07-07 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
国土交通省といたしましては、災害発生直後から、土砂災害専門家を現地に派遣いたしまして、行方不明者の捜索や二次災害発生防止のための助言をしてまいりました。
国土交通省といたしましては、災害発生直後から、土砂災害専門家を現地に派遣いたしまして、行方不明者の捜索や二次災害発生防止のための助言をしてまいりました。
委員御承知のとおり、国交省として、すぐさま神奈川県の要請を受けまして土砂災害専門家を現地へ派遣して、現時点で考えられる原因を推定しました。また、崖崩れ箇所に必要な対策を神奈川県と逗子市に提案してきたところでございます。 国土交通省としての対策メニューについても御提示は申し上げたところでございますが、現時点で、逗子市において斜面対策をする方向であるとお伺いしているところであります。
このため、国土交通省では、土砂災害専門家、TEC—FORCE高度技術指導班と言っておりますが、等による現地調査を行いまして、被害が集中した市町に、二次被害防止のために、避難勧告等の発令時期を早めた暫定基準の運用について技術的助言を行ったところでございます。 また、被害が全国各地に及んでいることから、状況に鑑みて助言を活用していただくよう、全都道府県に通知をしております。
また、十一日に派遣をいたしました土砂災害専門家によりますと、今回の崩壊の発生については現段階でメカニズムを特定することはできないが、斜面の基岩まで風化が進行し、強度が低下していたことが影響していると推定をされております。今回の崩壊が降雨のない中で発生したことは極めてまれな現象でありまして、そのメカニズムを解明することは重要であると考えているところでございます。
国土交通省では、今回の災害を受けまして、土砂災害専門家を派遣し、現地調査を行ったところでございます。専門家からは、降雨がない中での崩落であるため予測が難しかったとの報告を受けています。今回発生した土砂崩れは極めてまれな現象でございまして、今回のような崩壊に対し警戒避難体制を強化するためにも、まずはメカニズムの解明を急ぐことが重要であると考えております。
現在、特に被害が大きい南阿蘇村の山王谷川地区や立野川地区において、土砂で埋まった河川の土砂掘削や大型土のうなどの設置など、熊本県が土砂災害専門家の助言も聞きながら梅雨期に備えた応急工事を実施しております。 なお、熊本県から要請のありました南阿蘇村阿蘇大橋地区の崩壊斜面については、直轄砂防事業により緊急的な斜面対策を実施してまいります。
次に、現在、土砂災害専門家やTEC—FORCEが、周辺の渓流も含め、広い範囲の渓流調査を実施いたしております。これらの調査結果を踏まえ、渓流に残った土砂が今後の出水により下流に流下し、土砂災害を及ぼすおそれが高い渓流につきましては、緊急的、集中的に砂防堰堤などの対策を講じてまいります。
また、捜索活動時の監視における留意点を国土交通省の土砂災害専門家が取りまとめまして、警察、消防、自衛隊に配付、説明をし、二次災害防止に努めております。 以上でございます。
もう一つ、国土交通省としましては、奈良県の要請に応じて国土技術政策総合研究所及び土木研究所の土砂災害専門家の派遣を通じまして、この調査及び工法ということの相談をさせていただいております。
そこで、有珠山に係る砂防工事につきましては、建設省等の土砂災害専門家チームによる火山泥流や土石流の監視、観測を踏まえまして、無人化施工機械を使用した除石等の緊急対策を実施して、火山活動が鎮静化し次第、早急な対応、対策を講じる、こういう予定であると聞いております。