1979-05-24 第87回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
したがって、そういうたとえば土砂流出防備保安林等々については、その地域で利益を得ておられる方の同意がなければ、保安林の解除というのは基本的にすべきでないというのがわれわれの考え方でございますし、また、そうあるべきであろうと思っております。
したがって、そういうたとえば土砂流出防備保安林等々については、その地域で利益を得ておられる方の同意がなければ、保安林の解除というのは基本的にすべきでないというのがわれわれの考え方でございますし、また、そうあるべきであろうと思っております。
したがいまして、国有林を活用をしていただく場合に、基本的には保安林を除外いたしておりますけれども、いろいろな状況を判断いたしまして、やむを得ないと認めた場合にはこの限りでないという形になっておりますが、保安林を外したという理由でございますけれども、これはもう先生十分御存じのとおり、国有林の中に保安林がございまして、それには水源涵養保安林とか土砂流出防備保安林がございます。
特にその保安林の種類、水源涵養保安林、土砂流出防備保安林、いろいろありますが、ほかの保安林は私は非常に少ないと思うのですが、その水源涵養保安林というのが、べらぼうにと言うとおかしいのですが、相当数の量をふやしておられます。したがって、その面積等についてまずお答えいただきたいと思います。
山の状況はアカマツ、クロマツの天然林で、林相といたしましてはやや貧弱ではございますが、これは大正六年に土砂流出防備保安林として指定しておるわけでございます。
森林面積あるいは保安林面積につきましては、ただいま先生が御説明されたとおりでございまして、この保安林につきましては、森林法が制定されました明治三十一年に約五千三百ヘクタール指定されたものでございまして、当時の指定いたしました保安林の内容は、土砂流出防備保安林という形になっております。
ゴルフ場の敷地の中には保安林はございませんが、その道路敷の中約二百メートル間に〇・二ヘクタールほどの土砂流出防備保安林がございます。これにつきまして、無断で転用したものというふうにわれわれは聞いております。したがいまして、正式に保安林の解除申請を出しまして、許可を受けて道路建設したものではないというふうに理解いたします。
これはそれなりに合理性は持っておったのでございますが、しかし、現行の保安林の種類はあまりにも細分化されておりまして、たとえば土砂流出防備保安林と土砂崩壊防備保安林とを統合するなどの整理をすべきではないかという意見もございます。一方、社会的条件の変化に対応しまして、現在の保健保安林とは別に都市生活環境保安林を新設すべきであるとの意見もあるわけでございます。
○倉石国務大臣 現在、水源涵養保安林、それからいまお話しの土砂流出防備保安林、それから土砂崩壊防備保安林は、受益対象が広い範囲にわたっております。
○福田(省)政府委員 国が買います場合には、重要な保安林、つまり水源涵養保安林、それから土砂流出防備保安林、土砂崩壊防備保安林でございますが、今後重要であろうと考えられますものは保健保安林でございまして、これは都道府県が購入する、その場合に国がこれに対して助成するということを四十九年度から実施いたしております。
それを押える機能を森林が持っておるわけでございまして、この土砂の流出を押える保安林を土砂流出防備保安林としております。これがまた保安林の中でも比較的多いものでございまして、全体の中で占めますこの土砂流出は二一%になっております。その次が土砂の崩壊防備保安林。これは森林の中で木がないというと、土砂とか石ころというのはくずれ落ちてきます。で、樹木があるためにその山の崩壊を押えるわけでございます。
つまり水源涵養保安林、土砂流出防備保安林、土砂崩壊防備保安林この三種類につきましては、さらにこれを強化すると同時に、特に今後は森林の持つ公益的機能の中でも一番国民的な要請の強いいわゆる保健保安林としての機能を持っているもの、これが従来非常に少なかったものでございますから、この保健保安林を少し大幅に充実してまいりたいということは大きな目標の一つと考えておるところでございます。
これはここ数年来相当ふやしてまいったものでございますが、今後も保安林につきましては、水源涵養保安林あるいは土砂崩壊、土砂流出防備保安林、特に今後は保健保安林といったようなものを増強してまいりたいというふうに計画いたしております。
したがいまして、水源涵養はもちろん、土砂流出防備保安林、土砂崩壊防備保安林、そういったような、一号から三号までの重要な保安林が多いわけでございます。全体の傾向といたしましては、保安林は解除される場合、指定される場合、含めまして、ふえてまいっております。
これはいま元剣谷国有林の問題として取り上げましたところに隣接しております場所で、もうすでにこれも、昨年の十一月段階で党のほうからの申し入れもあったはずでありますが、約三・七ヘクタール、これは土砂流出防備保安林に指定されております。ところがこの場所を、具体的な名前をあげますと、芦屋学園と聖徳園という、いずれも私法人に対して売り渡すということが予定されているはずであります。
○福田政府委員 私が直接こまかに検討しているわけでございませんので、こまかいことは失礼いたすかもしれませんけれども、土砂流出防備保安林だと思いますが、この保安林の解除ということが必要でございます。保安林の解除ということになりますと、これは制限する要素がいろいろとございますので、その制限する要素に該当するかどうか判断することになりますので、すぐ申し出どおり解除するということは問題がございます。
○福田政府委員 砂防指定地とおっしゃいましたが、ここは土砂流出防備保安林でございます。この土砂流出防備保安林の中に、たとえば道路であるとか学校敷というふうなものをつくっていきたいということでありますので、土砂流出というのは、へたに解除しますと、必ず土砂が流出して下流に迷惑をかけるわけですから、解除しても土砂が流出しないような、川に何らかの設備が必要でございます。
その主たるものは、水源涵養保安林、あるいは土砂流出防備保安林と、こういう種類のものが大部分でございます。毎年解除されております過去の三ヵ年間の実績を申し上げますと、昭和四十四年度は、この約五万ヘクタールの保安林のうち、件数といたしまして二十件で百三十三ヘクタールでございます。
これは計画どおりの数字でございますが、その中でその主体をなしますものが水源涵養保安林と土砂流出防備保安林と土砂崩壊防備保安林、この三つでございますが、そのほかに最近の強い要請であるところの保健保安林、風致保安林、そういうのがございますが、それにつきましては、一応保安林の整備計画は終了いたしましたが、さらに四十六年度以降配備の計画を点検し直すということでいま取りかかっております。
そこで、保安林の十一種類ございます中で一番大事なものと申しますか、大きな面積を占め、重要だと思いますのが、水源涵養保安林と土砂流出防備保安林、土砂崩壊防備保安林、この三つであろうかと思っておるわけでございます。
しかし、その中でわれわれが一番重点と思っておりますのが水源涵養保安林、それから土砂流出防備保安林、それから土砂崩壊防備保安林、この三つが一番重点だと思っております。 その面積は、全体の保安林面積が、現在のところ四百八十七万ヘクタールでございますが、そのうちその三つの保安林の面積が四百六十五万ヘクタールでございますから、九四、五%はこの三つの保安林で占められているわけでございます。
○板川委員 林野庁、建設省に伺いますが、この事故一帯の地域でいまの百メートル先の二回にわたる土砂くずれのあった地域を含めて、これは明治四十一年土砂流出防備保安林に指定されておったのか。また四十三年に砂防指定地域となっておったのかどうか、これを伺っておきましょう。
そこで、解除いたしました理由といたしましては、いわゆる土砂流出防備保安林であることよりもそれ以上の保安効果を持つ保安施設をするという前提でございます。金額にいたしますと約一億八千万円ほどの、それにかわるべき保安効果の施設をするという条件つきで、したがいまして、保安林であると同等以上の保安効果を持つということを前提条件として解除いたしたということでございます。
○手束説明員 上流国有林部につきましては、従来土砂流出防備保安林としまして枯損木を切る程度にいたしておったわけであります。したがいまして治山施設等はございませんでした。比較的安定をしておったと見られておったわけでございますが、今次の災害によりまして、相当土砂流出もあった。
○政府委員(田中重五君) その一号ないし三号保安林の内訳で見ますと、水源涵養保安林で一七八%、土砂流出防備保安林で一五一%、それから土砂崩壊防備保安林で一八五%、こういうことになっております。
それから、先生の御指摘のように、土砂流出防備保安林として当然指定をすべきでないかというような御意見につきましても、これは私ども慎重に検討をしなければならない問題だと存じております。
そしてこれらの国有林は、おおむねみな保安林として指定をされておるようでありますが、ただ、この西宮の裏山の方にございます甲山だけは、航行目標保安林ということで、その他の北山、劔谷、鷹取山、この三つは土砂流出防備保安林、こういうふうに、保安林としての性格が別途になっておるようであります。