1984-09-27 第101回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
長野県西部地震による災害復旧対策に関しまして、長野県から、総合調査の実施、激甚災害の指定、財政の援助、地震観測体制の強化、土石流対策事業の促進、公共土木施設災害の早期復旧、災害復興住宅資金貸付限度額の引き上げ、林業関係災害の早期復旧、農地及び農業用施設災害の早期復旧及び被災中小企業者に対する特別措置などの要望が、王滝村からは、行方不明者の捜索・救出、二次災害の発生防止、地震の監視体制の強化、生活道路
長野県西部地震による災害復旧対策に関しまして、長野県から、総合調査の実施、激甚災害の指定、財政の援助、地震観測体制の強化、土石流対策事業の促進、公共土木施設災害の早期復旧、災害復興住宅資金貸付限度額の引き上げ、林業関係災害の早期復旧、農地及び農業用施設災害の早期復旧及び被災中小企業者に対する特別措置などの要望が、王滝村からは、行方不明者の捜索・救出、二次災害の発生防止、地震の監視体制の強化、生活道路
○設楽説明員 ただいま申し上げました総合土石流対策事業の実施に当たりましては、国、これは直轄のモデル事業でございますので工事事務所が当たっておりますが、工事事務所と府県の砂防課、地元の市町村、こういったものによりまして実施に関する連絡会議をつくりまして、そこでいろいろ検討して、実際に住民まで伝達するにはどういう方法をとるかというようなことを中で検討して実施するようにいたしております。
まず、土石流対策事業について申し上げます。桜島地区には十八の河川があります。いずれも通常は水のない枯れ川でありますが、長期にわたる火山活動とガリー浸蝕によって年々降灰が進み、上流の水源地で生産された土砂は、少量の降雨でも土石流となって直接下流の集落や道路に到達し、毎年人家や公共施設、さらには農耕地等に大きな被害をもたらしております。
次に、野尻川の土石流対策事業の現場に向かい、山頂付近から流れ出る土石流のエネルギーを減殺する砂防ダムの建設や流路工の施設について視察いたしました。 続いて、第二古里川に向かい、土石流の押し寄せる情景につきましてビデオテープを見ながら説明を受けたのでありますが、巨岩が木の葉のように舞いながら時速約七十キロメートルのスピードで流れ落ちるありさまに、私ども一回思わずかたずをのむ思いをいたしました。
さらに、土石流関係は私の課の担当ではございませんけれども、砂防課で担当いたしておりますが、土石流対策事業といたしまして、人命にかかわりある渓流につきましては積極的に対策を進めておるというところでございまして、いま御指摘がございましたように、災害のたびに人命損傷に至ります事故はやはり土砂によります生き埋め等の事故でございますので、そういった人命対策の意味では建設省といたしましても積極的に対応して、今後