1947-12-05 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第33号
殊に建築事務というものは、先ほど内海委員から数字まであげて、厖大な物をもつておるし、とかくこの経費を土木關係に費すということについては過ちも起きやすい。とかくの風評もある。現に片山内閣は物価を恐ろしく釣り上げてその利益のあたまをはねておるのだというくらいの世間の声がある。この建築土木をいい加減な、總理大臣の直接管理するところの廳でいいぐらいのことにしておけば、再びその不評を招く。
殊に建築事務というものは、先ほど内海委員から数字まであげて、厖大な物をもつておるし、とかくこの経費を土木關係に費すということについては過ちも起きやすい。とかくの風評もある。現に片山内閣は物価を恐ろしく釣り上げてその利益のあたまをはねておるのだというくらいの世間の声がある。この建築土木をいい加減な、總理大臣の直接管理するところの廳でいいぐらいのことにしておけば、再びその不評を招く。
しかるに内務省はその後また土木關係あるいは港灣交通等に關しては、運輸省等にその事務の一部が吸收せられ、逐次その事務の範圍が縮小せられていつたのでありますが、新憲法によるところの地方自治の擴充また警察の民主化に伴いまして、地方行政の問題については、大體これは都道府縣市町村等の自治體の自治に任してよろしいような情勢になつてまいりまして、地方局の行政關係の仕事も大半必要がなくなつてくる。
たとえば災害復興費、あるいは公共事業費、あるいはその他各省所管の事業費中に現われる土木關係費、こういうようなものによつて見ましても、その土木費總額というものは、きわめて少額であるばかりでなくて、實際に、たとえば農業におきましての地力の維持、土地生産力の促進、こういうもののために要するたとえば農業土木費のごときは、きわめて少額になつておるのみならず、それにつきましては、いつでもそのときの財政事情によつて
土木關係においての災害の復舊費用というものは、私の手もとに來ているのを見ますと、二十八億圓というような巨額に達しております。
従つて先ほど申しましたのは、いわゆる従来の内務省地方局の行つておつた仕事、すなわち地方行政の全般についての組織、運営、選擧、財政、そういうようなことについての事務處理の中央組織がどうなつていくかという問題、そのほかに内務省としては、いわゆる國土局の土木關係、これは戰災復興院と一緒になつて、建設院とかあるいは建設省とか、そういう問題になつて發展していくわけでございます。
概要はすでに御承知のことと思うのでありますが、今群馬縣の災害の概要を申しますと、死者、行方不明者において七百、家屋の流失倒壞において千九百三十六、冠水田畑一萬五千町歩、流失埋沒いたしましてこれが復舊にきわめて困難と思われる田畑が一萬三百町歩道路の決壞が千四百六十九箇所、橋梁の流失、橋臺の決壞、三百八十五箇所、河川堤防護岸の流失決壞千百九十六、砂防の石積の崩落いたしましたところが百一箇所、なお農業土木關係
○竹谷源太郎君 宮城縣の水害對策に關する宮城縣會の請願でありますが、御承知のように今年の夏七月二十一日の夜來の豪雨によりまして、宮城縣は耕地の冠水二萬一千餘町歩にわたりまして、なお土木關係においても莫大な損害をこうむつたのであります。
○永井勝次郎君 ただいまの土木關係、耕地關係以外に、林野關係においての被害も相當ありますし、港灣關係における被害も相當あるのでありますが、地域が非常に廣汎でありますために、急速にそういう被害の實情を數字的にまとめまして、ここに載せることが不十分であつたところが大分ありますので、いずれそういう點も追加されることと思うのでありますが、一應この場合、政府當局においても、そういう被害の實情が相當深刻であるということを
○岩沢政府委員 ただいま木村さんからの御意見でありますが、大體従来の土木關係予算の大蔵省の査定、ただいまでは安本の方で金の割り振りをしておるのでありますが、今お話のとおりに、大體公共事業費はただいまではある一つの大わく、たとえば本粘土におきましては九十五億が公共事業費の総額になつておるのでありますが、この九十五億をどういうふうに配分するかということになりますと、やはり各省の要求に応じて、その緊急性を
山形縣の今次の災害は、大地土木關係において三億四千萬圓ばかりに相なつておりまして、今年度一ぱいで工事をやる予定がいちおく一千萬圓というように聞いております。
そういう箇所に對しては農地關係とかあるいは土木關係というような工事の復舊をすると同時に、更生資金のようなものをどうしても心配しなければならぬような窮状に陷つている所もあるようでありますから、この問題に對しましてどういうお考えをもつておられるか。それだけ保留になつておりますから……。
○根本委員 ただいまの説明によると、第三・四半期分については内務省の土木關係も同樣だと言つておりますが、内務省關係は第三・四半期については假認證が出ておる。ところが農林省の關係は全然これが出ていない。その點を私は聽いておるので、今の説明はちよつと違うのじやないかと思います。
しかるところ第二囘の風水害によりましてせつかく公共土木關係あるいは農林關係についての工事がまた洗い流されておるのであります。しかも主として東北地方は工事期の關係上第二・四半期に重點をおいて補助金が出されておるのであります。ところがせつかく半分できたところが全部流されておる。
一番最初の表は、これは内務省で所管いたしておりますところの土木關係の災害を受けました箇所數とその金額であります。項目にわけまして道路、橋梁、河川、海岸堤防、砂防、これらが縣でもつて管理いたしております土木施設であります。その下に市町村でもつて管理いたしております以上のごとき土木施設があります。
○山本(猛)委員 資材の面、豫算の面でも非常に窮屈になつておりますことは知り過ぎるほど知つておりますが、さいぜん河川課長から御説明になりました岩手の土木關係の被害だけでも十二億に達するというような被害、そうしてまた幾多の被害物資の被害を計上いたしますと、岩手一縣だけでも百億になんなんとする、おそらく個人損害を入れたら百億でも勘定し切れないほどの損害であると思うのであります。
○細野委員 まず土木關係からお尋ねしますが、ここに昭和二十二年、今度の災害復舊總額六十五億でありますが、これはこの通り豫算を得られるのでありましようか。これはただ見込額でありますが、これからさらに殖えこそすれ、減るとは思われませんが、安定本部の方ではどういうような考えをもつておるのでしようか。
また同時に山崎さんもすでに御承知と存じますが、最近の土木業界は仕事が非常にでこぼこがございまして、終戰當初の混乱した時代と異なりまして、土木關係工事も逐次おちついて少なくなつてまいつたような状況で、土木業者間において不當な競爭が行われる可能性が多いということもとくと御承知のことと存じます。
○平川政府委員 先般御説明申し上げましたように、總額におきまして耕地關係及び山林關係の土木關係に必要といたしますところの應急の復舊工事費、二億三千六百萬圓ほどのものを融資をいたすということに相なりまして、これが具體的な數字につきまして手續をとつておつたのでありますが、この府縣別の割當がようやくきまりまして、具體的に大藏省の方から各府縣、各地方財務局を通しまして、それぞれの市中銀行より金融を縣が受けるということに
それは先般農林省の土木關係においては特別融資の通牒を出され、閣議決定もされたという、同時に内務省からも十四億いくらかの融資の申込みをしてあるという、その結果はどうなつておりましようか。われわれから考えますと土木工事のごとき最も急施を要するものが多いと思うのであります。
目下これに伴ないまする港灣關係、土木關係、或いは地方自治關係等につきましては齋藤國務大臣を總裁といたしまする行政調査會におきまして、どういう形態が新憲法の精神に副う行政機構であるかということを檢討しつつあるのでありまして、近くその成案が得られると思いまするが、本議會においては勞働省設置だけに止まると思つております。土木及び港灣或いは自治關係は一省を組織するまでには行かない豫定であります。
私の方の關係いたしております土木關係は、いずれ今度の會までに十分に精査して御報告申上げたいと思います。
從いまして家屋の流失或いは浸水又更に平地では田畑の冠水或いは田畑の埋没、流失というものが到る所にあるのでありまして、農作物の被害或いは土木關係の被害というものは、從いまして未だ秋田縣としては經驗したことのない大慘害を呈しておるわけであります。
公定價格でやつておらないものですから、その中に正直に書いた者もあり、又大體の今後の復興、或いは土木關係では復興や何かの關係で、いろいろな豫算を積み上げたのは大體書くらしいのですが、そこで今度二十二日に各被害地が集つて同じような條件でやらなければならんというので、そのための集まりがあるわけであります。
殊に只今開拓委員會というものをお拵えになるということでありますが、その委員會の構成等につきましては、ひとり農業關係者ばかりでなしに、林業は勿論、砂防等に經驗のある土木關係、勿論畜産或いは水産等に至るまでですね、相當の專門家を加えて、公正な決定をするような組織をして頂きたいのであります。
從つて融資の額等も秋田縣のごときは二億六千萬圓土木關係の緊急融資を求めてまいつております。これは文字通り十一月までに雪が降るまでに完了しなければならぬ最小限度のものに對するせつぱ詰つた要求なのであります。こういう實情に鑑みまして、東北六縣全部合せて秋田縣の三分の一程度の額を一應決定され、あとの額はまだ未決定だというような状態では、われわれとしてははなはだ不滿に存ずる次第であります。
なお本年度の災害についてはできるだけ早く復舊する、こういう觀點から、特に東北方面は十一月以降においては氣候の關係上復舊が非常に困難だという意味において、できるだけ早くするというような關係から、秋田縣のごとき十數億の土木關係の災害があり、また岩手縣のごときは三億なにがしの災害があります。
ただいま決定して、さつき申し上げましたあの金融措置は、大體地方銀行などを利用して、そうして緊急の、いわゆる言葉がどうかと思いますが、救濟をするということでありましたので、内務省所管は土木關係でありますから、地方銀行のこれに對する災害復奮等の地方の融資を必要とするということが、ただいまのところないと申し上げるつもりで申し上げたのですが、ちよつと考え違いしておりました。
それから災害復舊の關係でありますが、これは大體政府の出しておる各種の補助金でありますが、この土木關係、こういつた公共事業關係の補助金でありますが、これは二分の一が中心になつております。
われわれの認識によりますると、大體この被害の總量は、秋田縣の耕地あるいは土木關係の被害に對しましても、秋田縣の損害は、他の四縣を合わせたものを四とするなら、大體十のうちの六ないし七の損害を秋田縣は受けております。それに對して農林關係復舊工事の費用というものはほとんど他の縣と大なる縣隔がない。
ただいまも政府支拂が相當延滯いたしておるのでありまして、この政府支拂いも相當促進させるつもりでありまして、貿易關係のごときは七月末にほとんど支拂いをして、なお石炭その他の政府の支拂い、土木關係につきましても一部は支拂いもし、なお今月中には相當の金額の支拂いもいたしたいと考えております。