1950-03-24 第7回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
これはその後におきまして鋼材の値上りもございますし、また車輌にいたしましても、線路にいたしましても、やはり修繕に手をかけて行くということが、現下の一番重要な問題でありますので、今後はいわゆる工場につきましては修繕単価の切下げに傾注いたしますし、また工事費、土木建築費における修繕につきましては、部内の直営につきましても、またこれを請負に出します場合にも公入札制度を利用いたしまして、極力単価を引下げて実施
これはその後におきまして鋼材の値上りもございますし、また車輌にいたしましても、線路にいたしましても、やはり修繕に手をかけて行くということが、現下の一番重要な問題でありますので、今後はいわゆる工場につきましては修繕単価の切下げに傾注いたしますし、また工事費、土木建築費における修繕につきましては、部内の直営につきましても、またこれを請負に出します場合にも公入札制度を利用いたしまして、極力単価を引下げて実施
まつたく過剰の予算で、あるいは文具を買うというふうなことや、あるいはまた出張旅費、あるいは土木建築費におきましては、幽霊人夫と申しますか、そういつた面で、いわば自由裁量によつて、予算がどしどし年末にかけて使われておるというのが実情でございますので、この予算の御議論のように、会計検査院がうさぎを追い出して、われわれがそれをつかまえるという、うさぎ論も聞き飽きましたが、しかし検査院の方もこの摘発の効果があるかないかということも
たとえば土木建築費は、一般会計歳出の中で約三割三分を占めておる。昨年の歳出は二割五分であつたが、今年のこれは三割三分になり、今度の予算は結局土木建築予算ということもできる。あの一部の政治家、政党と結びついて、今不当財産取引委員会によつて暴露されておるような、あの臭い醜事実、腐敗の事実が、ここに結びつけられておる。根本の原因がここにある。
且つ只今私が費目を申上げました通り、住宅、兵舎、一般工事、道路或いは維持管理、こういうのがこの終戰処理費の大部分を占めているということになるのでありますが、一括してこれを言うならば、土木建築費なんです。土木建築費というものは、これはもう予算の上で一番危險性のある費用であり、放漫に支出される危險性のある金なんです。
その顯著な例は、現在進駐軍關係の土木建築費の工事代金の未拂、あるいはまた運輸省におけるいろいろな購入物件費の支拂の遲延、あるいはまた逓信省におけるそういう關係というようにいたしまして、政府の手もと資金の不足から原因して、そして民間に代金を支拂つていないということが現在のデフレをつくつておる。從つてこれは政府の作為的原因によるものであつて、何ら本質的なデフレではない。