2008-02-13 第169回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
例えば、畑作では生育期間のずれや高温による土壌病害の発生増加、養蚕では高温による害虫の発生、果樹では降水量の季節的変化の増大による衰弱や落葉、そして着色不良、福島県が全国有数の生産量を誇る桃にも影響が及んでいます。
例えば、畑作では生育期間のずれや高温による土壌病害の発生増加、養蚕では高温による害虫の発生、果樹では降水量の季節的変化の増大による衰弱や落葉、そして着色不良、福島県が全国有数の生産量を誇る桃にも影響が及んでいます。
そういう土づくりの不十分さを背景に、例えば冷害があったりしますと、不作があったということはもう肌で感じておられまして、そういう土壌病害の発生とか、生産力、例えば収量が落ちていることをかなりきちっと整理された結果、やはりそういうものに対応しないといけないのではないか、しかも個人ではなくて組織でやらないといけないだろうということで、私どもが承知をしております長野県の農協でそれを組織的に、野菜産地でございますが
それで、研究機関あるいは技術会議の指導といたしまして私どもは、この病気は両方とも土壌病害でありまして、完全防除というのを短期間に行うことは非常に難しゅうございます。そのようなことから、一つはまず連作をしないことというような連作の回避、それから眼紋病につきましては排水の対策、さらにそうか病につきましては無病の種芋を使う、このような現状の問題で予防をしているわけでございます。
○岸政府委員 先生御指摘のように、現在農業の現場におきまして、土壌病害の発生でありますとかあるいは土壌の有機物の不足でありますとか、そういったような現実的な問題が多数生じておるということにつきましては、私どもも十分認識をいたしております。
また、今回の法改正のための説明のパンフにも、地力の低下、それから土壌病害の多発などむずかしい問題が次々と生じておるということを認めておられます。つまり農業労働力の面からも、それから農地そのものの面からも深刻な問題を抱えているということであります。農水省はこれらの諸問題の解決策、言いかえれば農業再生策とでも申しますか、それについてはどういうふうなお考えでございましょうか。
○榊委員 私は、最初の質問で申し上げたかったことは、農業の自主的かつ安定的な発展のためには農業技術についての総合的な発展がなくてはいかぬということでありますし、それからいま第二番目の質問で問題を引きましたけれども、中でも地力の低下だとか土壌病害の多発等々、つまり解決しなければならない難問というのはいまのところたくさんある。
障害の原因につきましては、いろいろ検討を進めておりますけれども、まだなかなかきちっとした原因を突きとめているばかりではございませんが、ともかく、なぜこういうことが起こるかについて、土壌における微生物学的なまた理化学的な特性等についてできるだけ科学的な解明を行い、また同時に、対策としての地力の維持向上及び土壌病害抑止を中心とした畑作管理方式の開発、そういったことに必要な試験研究をこれからもより一層推進
ただ、試験研究の現状からいたしますと、そういう点についての研究のおくれということがあるわけでございまして、特に最近水のかかります水田の場合と違いまして、畑地におきましては、この関係がかなり作物の生育に大きな影響を及ぼす、特にいわゆる土壌病害というものが起こる原因の一つにこういったことが数えられるわけでございます。
国立の研究機関の場合におきましては、この土壌病害という角度からこの問題を扱うという研究室は約十二ございまして、そこの研究員は約四十名ということに相なっておりますが、それ以外の方々とも、これは国立の試験研究機関の中でも、植物の生理とかいろいろの関係が出てまいりますから、相互の連携プレーをとりながら研究を進めてまいるというふうに考えておるわけでございます。
あるいはトマト、キュウリというような野菜類の土壌病害の防除に対する研究も総合助成試験におきまして実施しておるところでございます。 なお、そのほか飼料作物等につきましての特性検定試験あるいは奨励品種適性調査というようなものも実施しておる次第でございます。
そこで農家経営者、農家の方々は少しでも品質的にまさって、特に反収の多いもの、それからちょっといまあなたも答えられたように、土壌、病害等に強い品質を求めているわけです。この研究機関に求めているわけです。これは皆さんに、もう釈迦に説法ですから、これ以上のことを申し上げません。上げませんが、そういう非常に農家経営者は期待しているわけですよね、この研究機関に。
○兒玉委員 それから、私はあまり専門家ではございませんけれども、この資料の病虫害等の中において、現在政府の指定している以外に、リンゴについては斑落病、ブドウのネムリ病、それから防除困難な土壌病害、こういうような点を考慮されたい旨のことが書かれてありますが、先般の政令による指定事項ですが、こういう点について若干の食い違いがあるのじゃないかと思うのですが、これはもちろん調査の結果、こういう病気は少ないというふうに
(3) 以上のほか、主要農作物の優良種子の確保、地力保全、農業改良資金、植物防疫事業等農業の生産性を向上するための諸事業につきましては、九億七千一百万円を計上して事業の充実をはかったのでありますが、特に植物防疫事業につきましては、土壌病虫害検診員の増員及び土壌病害防除実験事業の新規着手等をいたすこととしております。
(3) 以上のほか、主要農作物の優良種子の確保、地力保全、農業改良資金、植物防疫、事業等農業の生産性を向上するための諸事業につきましては、九億七千一百万円を計上して事業の充実をはかったのでありますが、特に植物防疫事業につきましては、土壌病虫害検診員の増員及び土壌病害防除実験事業の新規着手等をいたすこととしております。