2011-08-09 第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第10号
まず、文部科学省が行っておる通常の土壌濃度の測定につきましては、地表面からの外部被曝の影響を把握するために、五センチメートルの深さまでの土壌を統一された採取機器でやっております。
まず、文部科学省が行っておる通常の土壌濃度の測定につきましては、地表面からの外部被曝の影響を把握するために、五センチメートルの深さまでの土壌を統一された採取機器でやっております。
被曝線量の評価のためには、この土壌表面の放射性物質の蓄積状況に関する広範な、また詳細な土壌濃度のマップの作成が必要であるということについては、私はそう認識をしております。
その結果を待ちませんと全体的な状況というのは把握できないわけでございますが、この検討会の検討の際に、この三十六のうちの三施設につきまして緊急に調べたものがございますけれども、豊能郡の美化センターに比べますと、冷却水中のダイオキシン濃度、あるいは周辺土壌濃度がいずれも二けた三けた低いというような状況でございますので、恐らく豊能郡の美化センターはかなり特異な条件が重なったのではないかというふうに見ておりますが
そのうちの特に土壌濃度が高い、土壌中に二一〇PPMのPCBがあるところの立毛中の玄米は〇・〇八であった。なお、八五PPMのPCBを含む土壌にはえておる米のPCB残留は〇・〇二であった。そういったことで、土壌の濃度と、そこに立毛している米の濃度とを両方調査をいたしておるのでございます。なお、本年もそういった調査を続ける予定でございます。