2019-03-20 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
農薬の中でも、いわゆる土壌消毒剤クロルピクリンを、いわゆる固有名詞を挙げて非難をし続けました。 これは、農業をする方々に厳しい農薬使用基準を課すと大変だという思いを私も持っています。しかし、一番大事なのは人の健康であります。そして、子供たちの未来であります。
農薬の中でも、いわゆる土壌消毒剤クロルピクリンを、いわゆる固有名詞を挙げて非難をし続けました。 これは、農業をする方々に厳しい農薬使用基準を課すと大変だという思いを私も持っています。しかし、一番大事なのは人の健康であります。そして、子供たちの未来であります。
この六月二十六日の報道の根拠になりましたのは、二月に植物防疫課長名で出しました通達でございまして、これは簡単に申しますと、春作用の土壌消毒剤について原料面等でやや供給の安定を図る面で懸念がございますので、DD剤あるいはそういうものも含めまして、春作用土壌消毒の円滑な実施をするための流通面の指導をしたわけでございます。
我が国におきましては大部分が土壌消毒剤として使用されておりまして、土壌に対する残留、あるいはその土に生えております作物についての残留ということは全く問題にならない農薬でございますので、その意味におきまして、ただいま問題になっておりますような発がん性とかあるいは変異原性というふうな試験までは行わずにその当時登録をいたしたものでございます。
それと農薬が原因ならメチルだけではなくエチル水銀も検出されてしかるべきだということは、これはいま農薬の中でメチル水銀を含んでおります製剤、メチル水銀が主剤になっております土壌消毒剤、それと種子の消毒剤、こういった製剤には確かにメチル水銀のほかにエチル水銀が入っております。ですから、それに汚染されました魚は、当然メチル水銀のほかにエチル水銀も含まれております。