2017-02-22 第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
他方で生産は、品種改良や栽培技術の発展で一定の増加は見込まれますが、地球温暖化、あるいは水資源の制約、土壌劣化などによる問題も顕在化して、人類の食料の確保は大丈夫だろうかという心配の声も聞かれます。 そこで、柴田参考人に、世界の食料、とりわけ穀物の需給情勢が中長期的に見た場合どうなると見ていらっしゃるかを簡潔にお答えいただきたいと思います。
他方で生産は、品種改良や栽培技術の発展で一定の増加は見込まれますが、地球温暖化、あるいは水資源の制約、土壌劣化などによる問題も顕在化して、人類の食料の確保は大丈夫だろうかという心配の声も聞かれます。 そこで、柴田参考人に、世界の食料、とりわけ穀物の需給情勢が中長期的に見た場合どうなると見ていらっしゃるかを簡潔にお答えいただきたいと思います。
しかしながら、戦後の農業は、化学肥料と化学農薬に過度に頼るなど、環境に負荷を与え、土壌劣化や地下水や大気の汚染、生態系の破壊など様々な問題が生じ、ひいては農作物の安全や人の健康も脅かされる結果となりました。化学肥料を使わない有機農業を推進する超党派の議員連盟を二〇〇四年に結成し、二〇〇六年に有機農業推進法を作りました。
一方、バイオ燃料については、食料との競合、原材料となる単一作物の栽培による土壌劣化、少数の原材料供給国への過度な依存による安定供給への懸念も示されております。 政府は、エネルギー政策や環境政策において、従来の化石燃料や太陽光、燃料電池等のほかの新エネルギーと比較して、このバイオ燃料をどのように位置付けられていらっしゃるのでしょうか。
○副大臣(風間昶君) おっしゃるとおり大変重要な問題でございますから、そういう意味では、環境省独自でやれる部分と、そうではなくて、森林あるいはさまざまな社会経済活動の中で起こってくる窒素ガス、排気ガスに含まれる窒素、それから食をはぐくんでいくための農林水産活動の中で有機肥料に含まれているあるいは土壌劣化に伴う窒素、こういった問題は当然環境省としても認識しているわけですから、そういう意味で、例えば関連
一方、原料の調達、あるいは食糧、飼料をこれだけ輸入している国が、先ほど本谷さんがおっしゃったように、今の中国等での土壌劣化やなんかに対して日本は富栄養化してしまう。これを持っていくときには、どうしてもNPOというふうな有機系の資源を持っていかなくちゃいけない。一方、CHはエネルギーに使えるわけですから、その辺をうまく組み合わせるというふうなこと等で基本的には国際的な循環が必要です。
それから三番目には、既にいろいろなところで報道されておりますが、世界各国におきまして土壌劣化でありますとか砂漠化が進行している。さらには、地球温暖化等の大きな環境問題の顕在化ということもありまして、供給面では種々の制約が明らかになっているというふうに思います。
例えば、一九七〇年代初頭のエチオピアで土壌劣化による干ばつが多数の環境難民を引き起こしたことを例に取り上げまして、環境破壊が紛争にまで発展すると勧告し、逆に、核兵器を初めとする大量破壊兵器や枯れ葉剤などを用いた化学兵器は環境や人類すべてにとって最大の脅威であると紛争の環境破壊への影響を指摘しているわけです。 これが第二の考え方、アプローチだと思います。