2017-06-06 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
冬は半年間の土壌凍結があり、夏の気温は上がらず、曇りや雨の日が多い、日照時間も大変短く、したがって、畑作ができる地域は限られています。十勝や北見のようなわけにはいきません。取れるものは草しかないということで、草を育て、その草で牛を飼い、牛乳を搾るという酪農が発展をしてきました。国も、根釧パイロットファーム事業や新酪農村事業など大きな補助事業を国策として進めてきた地域であります。
冬は半年間の土壌凍結があり、夏の気温は上がらず、曇りや雨の日が多い、日照時間も大変短く、したがって、畑作ができる地域は限られています。十勝や北見のようなわけにはいきません。取れるものは草しかないということで、草を育て、その草で牛を飼い、牛乳を搾るという酪農が発展をしてきました。国も、根釧パイロットファーム事業や新酪農村事業など大きな補助事業を国策として進めてきた地域であります。
これは先ほども陳情のほうでお話しがあったと思いますが、前年に多発しましたウイルス病の種子感染が多かったこと、冬期間の記録的な降雪不足と寒さとかわきの異常気象によりまして、土壌凍結が深かったため適期植えつけが不能の地域があったこと、それから貯蔵中の種子が腐敗したというようなこと、等とされておるわけでございます。それから、転換されたおもな作物は大豆、小麦、牧草というふうになっております。