1962-12-13 第42回国会 参議院 決算委員会 第2号
二、地元被災住民に対し未だ充分満足すべき補償が行われて居りませんので、会社の土地払下につきまして行政的援助の意味を以て、大蔵省に対し、被災者へ補償を行うようにとの条件をつけて払下げをするよう御要請願います、」、先ほどの市長の要請文書がこれから生まれているのです。
二、地元被災住民に対し未だ充分満足すべき補償が行われて居りませんので、会社の土地払下につきまして行政的援助の意味を以て、大蔵省に対し、被災者へ補償を行うようにとの条件をつけて払下げをするよう御要請願います、」、先ほどの市長の要請文書がこれから生まれているのです。
如上の趣旨を御了承願い当社の死命を制すべき土地使用関係を継続御容認願うか、或は御指示に基いて昭和二十八年六月十二日附当社からの土地払下の申請を御許可願うか、何れかの線に添い本件土地の円満な解決の結果を得られますよう何卒良識ある御処置を仰ぎ度懇願いたす次第であります。」 こういう趣旨の懇願書が十月六日付をもちまして提出されました。
○参考人(吉岡照義君) 当然第二回目の許可に対しまして、期限がございますので、会社といたしましては該土地払下なり、貸与なり、継続をして頂きたいということを、書類を以ちまして関東財務局へ申請をいたしましたのであります。
しかしながら右土地は、学園に三百五十万円を支払いしてあるので、土地払下代金の一部に充当を認めてもらうべく、再三再四陳情したのですが、学園の支払代金の肩がわりの書類変更はできないと申され、それでは学園と省の契約を破棄して払込金の返済を願いましたが、省は学園より多大の損害をこうむつたことにより賠償の費用に充当してしまうということになると言われました。