1971-03-11 第65回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
さらに、この点につきましては、地主の補償の問題が十分解決されておりませんので、五三年十二月に布令二十六号を出しまして、軍用地補償に関する問題の解決を見ているわけでございますが、五四年三月に有名なオグデン副長官からの軍用土地一括払いが発表されまして、五六年の六月にはプライス勧告が出されまして、永代借地権、永代に軍用地は借地するんだということがございまして、これに対する反論がいろいろ地主側からございました
さらに、この点につきましては、地主の補償の問題が十分解決されておりませんので、五三年十二月に布令二十六号を出しまして、軍用地補償に関する問題の解決を見ているわけでございますが、五四年三月に有名なオグデン副長官からの軍用土地一括払いが発表されまして、五六年の六月にはプライス勧告が出されまして、永代借地権、永代に軍用地は借地するんだということがございまして、これに対する反論がいろいろ地主側からございました
○藤山国務大臣 沖縄の問題につきましては、施政権の返還を目途として、われわれはその過程において、教育権の問題ももちろん論じて参りますし、あるいは土地一括払い等の問題も取り上げてやっておるわけであります。それらに対してできるだけの努力をいたして参りたい所存であります。
○国務大臣(藤山愛一郎君) 土地一括払いを停止して、そうしてこの問題を再検討しようということは、われわれの通報を受けている限りにおきましては、国務省と国防省との間に了解を得て、そうしてムーア長官をしてその発言をなさしたということになっております。
○森元治郎君 それでは時間がございませんから、簡単にどんどん進みますが、沖繩の土地一括払いについて大へん藤山さんは御熱心で、例のムーア長官の十一日の声明は、アメリカの協力を得たものだというふうに判断をされていると私は思っているのであります。私が見るところでは、いつも選挙前にアメリカは助け舟をよく出します。助け舟にすぎない。それはもちろん見当はつくでしょうし。
○国務大臣(藤山愛一郎君) 沖縄の土地一括払いの問題に対して、沖縄の実情に適しておらぬという観点から、政府としてはかねてこの問題につきまして、正常外交ルートを通じまして、アメリカ側に絶えずわが方の希望またわが方の調査しました実態等を申し入れをいたしております。従って、今回心検討をすることになりましたのも、そういうことが一つの大きな原因だと思います。