1949-03-25 第5回国会 衆議院 農林委員会 第2号
しかも時期も、土地も自由を認めない。こういう状況で、一應國家がすべて干渉しておつて、國家管理だということも言い得るのであります。價格が自由であつたり、それから供出の制度が自由であつたりする場合には別ものですが、價格は抑えておる。またすべての作付の自由も許さぬという場合において、今企業であると言われるその理由を聞きたいのです。
しかも時期も、土地も自由を認めない。こういう状況で、一應國家がすべて干渉しておつて、國家管理だということも言い得るのであります。價格が自由であつたり、それから供出の制度が自由であつたりする場合には別ものですが、價格は抑えておる。またすべての作付の自由も許さぬという場合において、今企業であると言われるその理由を聞きたいのです。
農家につきましては農家の自己労働力と土地生産力が合体いたしまして、農業收益力というものが上る。われわれさように考えております。從いまして雇用形態によつて賃金を受けるという労働力の收益性、――非常に言葉は悪いと思いますが、そういう考え方と、それから自己の労働力と土地の生産力とを合わせまして、農業生産をあげるというものとは性質の違いがある。かように税法の上では考えておる次第でございます。
平な土地を歩くにも平然としては歩けない。手を後に廻して腰を曲げて歩かなければ歩けないというふうな程度になります。それでも作業に出されますが、もう一つの例を取ると谷中という男がありました。夜間作業に行きまして、石を叩こうというときに大きな石が落ちて來て手を折つております。診断に行きましたら、軍医は廣瀬という男でありますが、それが何でもないと言つて又次の日から重労働に出ております。
毎日のように水産廳及び我々國会に対して不漁の土地から陳情が参つておるのでありますが、地方の当局としてはどうにも手をいたしようがない。どうかして農林当局その他において、何らかの方法において一面応援してやらなければならない情勢にあるのでありますが、これに対しては農林省として、何かの御方策があるかどうか、この問題。
いかに現実というものが大切であるかということは、小さな家を建てる場合においても、その土地の実地測量を過つたならば家は建たないのであります。もちろん、敗戰という段階の上に八千万の國民を入れる日本という大きな國家を再建するために、その山の高さ、谷の深さというものがいかなるものであるかという実地測量を誤ることは根本的に間違いであります。
沼田事件と申しますのは、群馬縣利根郡白澤村に起りました暴行傷害事件でございまして、元來白澤村は民主党系の保守派と共産党系の革新派が事々に軋轢しておりましたのですが、たまたま昭和二十二年この白澤村字生枝に、天台宗の、観音寺というお寺があるのですが、そこのお寺の小作地返還問題で、四人の小作人が土地の返還を拒絶した関係から、村の部落の役員、延いては部落一般と衝突することに至りました。
全体として戰爭以來約一割、森林の蓄積が減少したと言われておりますが、しかもこの伐採が運搬に便利な里山、いわゆる消費地に近い部分に集中しておりますので、このような部面が山地荒廃、土地の侵蝕というようなこともぼつぼつと起りかかつておる。そういうことがあげられる。
こういう状態の中で、私の廻つた三つの縣では何と言いますか、学校へ行かない子供、不就学兒童の数が相当殖えていて、これは土地の新聞でも大分問題になつております。可成りに学校によつて、見ていて氣の毒になるような仕合せな学校と、割に仕合せな学校とがあつて、その隔りは大分大きく見られますが、押し並べて生徒の父兄たちが可成り金の面で行詰つている実情が見受けられます。
○委員長(塚本重藏君) それからもう一つやはりこういう集團住宅を作つたり、引揚者を或一定の土地に密集して收容するという、ただその收容施設だけを考えないで、そこにいろいろな兒童の厚生施設であるとか、或いは母子の保護施設であるとか、そういつたようなものを考えなければならない。而もそれが相当数集まつて参りますと、小学校の設置とかいうようなことまで考えて行かなければならない。
○委員長(塚本重藏君) 次に兒童教護施設に関する土地收用法を緩和せられたい。これは多分農地法との関係が重大だと思うのですが、これらに対しまする御所見を伺います。
その当時法案制定の時分にその保健所の運営を極めて民主的にするために、その土地に即した運営委員会を持つべきだということになつておるのでありますが、今度方々へ行つて見ると、どうも運営委員会を作つておらん。一ケ所作つておつた所があるのですが、大部分は運営委員会を作つていない。それは保健所なるものが僅かの患者を相手にして、多勢の者が來るが十分な機能を発揮しておらんように思う。
その土地に即した運営方法を以てやつて行くということを市なり町村に相談して、適当な、地についた保健所の機能を発揮するために運営委員会を民主的に作れということを言うておつたのですが、その点が徹底していないように思います。その点についてお伺いしたいと思います。
それで第二段階といたしまして、現在あります賃貸價格を、たとえば地域とか、土地の種類というようなことで等級みたいなものにわけまして、一定の倍率をかけて、賃貸價格を補正するということも考えられるのでありますが、これも手数ばかりかかりまして急場の間に合わないのではないかと考えております。
もう一つ、土地賃貸價格の変更であります。これは非常に大きな問題があると思うのですが、どの程度の変更か、数字的にお示し願いたい。そしてまたそれによる税收入をどれほどお見込みになつておるか、お示しを願いたいと思います。
また土地建物など、いわゆる国有財産として整理してあるものの管理などにつきましても、妥当を欠くと認められるものが数件ございます。なお会計檢査院が会計檢査院法その他の法律によりまして、会計の檢査を行つておりまする團体について、檢査の結果措置当を得ないと認めましたものは庶民金庫及び日本蚕糸統制株式会社に対するもの二件でございまる。
そういうような人たちが内地へ帰つて來た場合に自分の土地、その土地がなければ生活ができない。こういうような状態にある場合に、その土地に対する考え方というものは、別途において政府は当然考慮を拂うべきで、これは常識的に考えられる問題です。
尚自作農創設措置法によりまして、農地の買收の関係につきましても、引揚者が眞に農業に精進して行くという立場で、是非ともその土地を耕作を必要とするという者について、農地委員会において認められた者については、これが買收を除外して在村の地主としての取扱をして行くという関係で取扱つて参つておりますので、一應その関係については、取扱方としましては、解決を見ているものと存じております。
再三論議がございまして、引揚者の農地調整法の九條の取扱の場合の問題といたしまして、いわゆる正当な理由として認められるべきものであるかどうかという解釈につきましては、部内におきましても、大分論議が重ねられて、結局結論といたしまして、先程申上げましたように引揚者が、その生活のために、今後この農地を耕作の業務にすることが是非とも必要であるという事実が認められた場合においては、これは正当の理由あるものとして、土地
その次は農林委員会からの御要求でありまして、調査事項は食糧、蚕絲、畜産、林業、開拓、土地改良、農業課税、農林金融及びその他農政一般に関する事項、それから建設委員会からは、國土計画、地方計画、都市計画、治山治水事業、災害復旧、道路、住宅復興、連行國関係の建設事業等に関する事項、最後は水産委員会からでありまして、漁業権及び漁業災害に関する事項、次は水産物の生産増強、漁業権法及び漁業災害補償法の立案、水産金融対策
從つて調査する事項は食糧、蚕糸、畜産、林業、開拓、土地改良、農業課税、農林金融及びその他農政一般に関する事項であります。調査の目的は農林政策の確立のための諸調査を目的とするのでありまして、調査の方法といたしましては、小委員会の設置、実地調査、関係各方面より意見聽取、報告及び記録の要求等の方法で、調査の期間は本会期中といたしまして、國政調査の承認を要求するに御異議はありませんか。
今労働省側の御意見を聞いて見るというと、いわゆる行政技術の立場からいう御疑問が、どの一つ一つについても二つ或いは三つ、或いは四つという問題として、疑問が残つておるわけでありますから、例えば保險料算定の基礎となる賃金の計算方法の問題と、これも法律の條文をお調べになるというと、必ずしもいわゆる名目賃金である二千円なら二千円だけを根拠として算定するのでなくて、或いはその他の家であるとか、家賃であるとか、土地
○矢野酉雄君 終戰の当時殆んど開拓團の小父さんたちは應召したわけで、その後には奧さんが何人かの子供を抱きながら、開拓團の廣い土地を耕しておる。その旦那さんたちが殆んど帰ることができないようになつてしまつて、シベリアに連れて行かれておる。あの開拓團の大部分のお嫁さん、あの遺家族なんかはどういうようになつておられるか。
公共事業費予算というものができたわけでございますが、爾來この公共事業費予算に盛り込まれておりますものは、主なものといたしまして河川、道路、農業、港湾というものが主なものでありまして、その他住宅とか、或いは治安行刑とか、或いは学校とか、官廳営繕とか、そういつたものでありますが、而してこの公共事業費予算というものは経済復興に関係ある、特に生産効果のある面が重点を置かれまして、例えば農業につきまして申しますれば、土地改良及
たまたま鹿兒島縣はその農地委員長が引揚者であるというような観点から、身を挺してなされたので、引揚者の土地が不在土地として收用されなかつた。又は收用されたものもその委員長は身を挺して解決して來た。併し外の縣では殆ど解決されていない。
ただ同じ農業の中におきましても、この開懇とそれから干拓農業、水利、土地改良、土地を造成する面と、それから現在の土地の能率を発揮する面と、二つの問題が私は対立すると考えます。ところで現在政府として立てております長期五ケ年計画の中におきましても、今申された通り食糧が到底まだ日本が満足な域に將來達する段階ではないということは、これは明確に考えております。
その結果、異常な力を生んで参つたのでございまして、集團をするためにし高冷地に上らなければ、そういう土地が取り得ないのであります。
これなどは縣廳、市と非常に問題になりまして、漸く市が土地を提供して呉れたところが、家を建てるときになつて今度肝心な金が來ない。こういう事態に立ち至つておるのですが、こういう問題のときにはどういう工合にされるかというようなことを併せて伺いたい。
それでその場合に一應その府縣の資材調整事務所は、その土地の漁業の状態を大体掴んでおりますから、或いはその他の漁業と同じようにこれは多過ぎるとか少な過ぎるとか、そういうような意見を入れて相当査定する場合があると存じます。そういうことで一應地元では何らか資料の上での調整を取つて、水産廳に送つて來ておるのじやないか、そう考えます。
それで第一土地と建物がなければいかんというので、それで土地と建物を物色した。ところが、建物はないので、結局土地だけを初めどつからか寄附して頂いたらよかろうというので、町会の決議であすこの須賀川町に公園がありますが、そこの一部分の所を少年保護團体に寄附して貰うようになつたのです。それで結構なことだというので後のいろいろ建物なんかは自分が私費を出してでも作るということで、先生も一生懸命になつておつた。
○今野證人 非常に政争の激しい土地で、市長というのは、元の政友会の代議士を二期くらいやつた人ですが、今のあそこの土地では旧政友、新政友といつているようでありますが、両者の争いが非常に激しいところでありまして、両方が告発したり、告訴したりしよつちゆうやつております。
まあ土地の寄附などは清水君が受けられたのですからね。その土地なんかの処分についても心がかりだろうから出席したんだろうと思います。