1997-06-05 第140回国会 参議院 商工委員会 第16号
○参考人(土井教之君) 先ほどの件でございますけれども、非常に難しい問題で、エコノミストとして非常に難しい問題ですけれども、二点ばかり私のコメントをしてみたいと思うんですけれども、一つは、独禁法との絡みでもあるんですけれども、恐らく公正な競争を行うというふうな精神が企業の間で十分に浸透しておれば、そういう企業倫理は守られるだろうというふうに思います。
○参考人(土井教之君) 先ほどの件でございますけれども、非常に難しい問題で、エコノミストとして非常に難しい問題ですけれども、二点ばかり私のコメントをしてみたいと思うんですけれども、一つは、独禁法との絡みでもあるんですけれども、恐らく公正な競争を行うというふうな精神が企業の間で十分に浸透しておれば、そういう企業倫理は守られるだろうというふうに思います。
○参考人(土井教之君) 今の御指摘、そのとおりだろうというふうに思います。 二点ばかりコメントしたいと思うんですけれども、まず第一点はそういう市民レベルあるいは消費者レベルのこういう力が出てこない、多分そのとおりだと思います。その理由として、一つはそういう消費者組織のあり方あるいは消費者問題に関する教育の問題も一つあるんだろうというふうに思われます。
○参考人(土井教之君) 舟田参考人と同じ、難しいということを述べざるを得ないんですけれども、先ほど御質問があった点も含めて、マクロ的に見ると、もし経済がこれによって活性化するならば、新しい事業が生まれて企業が生まれるという形で相殺される余地がある。ただし、新しい企業を買収するとか分社化することによってどうかというふうになると、どういうふうになるんだろうか。私も明確な判断を示すことができない。