1949-06-09 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第2号
ただここで御注意願いたいと思いますのは、昭和三年から九年までと言いましても、その当時の國内情勢なり、國際環境、更に具体的に申しますと、その当時の政府というものは、どういうところにまで関與していたか、統制経済の度合がどの辺であつたか、それから軍備があるなしとかいうような点から考えまして、去年は今年でないと同樣に、毎年々々財政の規模なり、或いは基盤というものが変つて参りますので、ただ單純に比較しましてこれだけ
ただここで御注意願いたいと思いますのは、昭和三年から九年までと言いましても、その当時の國内情勢なり、國際環境、更に具体的に申しますと、その当時の政府というものは、どういうところにまで関與していたか、統制経済の度合がどの辺であつたか、それから軍備があるなしとかいうような点から考えまして、去年は今年でないと同樣に、毎年々々財政の規模なり、或いは基盤というものが変つて参りますので、ただ單純に比較しましてこれだけ
○大野(勝巳)政府委員 先ほど外務省設置法案の逐條説明の際に、いささかその問題に触れた次第でございますが、今の日本の置かれてあります國際環境にかんがみまして、外務省といたしまして、外國に今の段階では人が出せないことは御存じの通りであります。
現下日本の置かれておりまする國際環境にかんがみまして、これを申し述べますることは適当とは実は考えられませんので、國際外交問題につきまして御理解の深い佐々木委員におかれましては、この点を特に御賢察くださいまして、御容赦願いたいと存じます。
最後に総理大臣にお聞きしたいのは、戰爭の危機に対する御意見並びに現在の國際環境に対するわが國の態度であります。昨日総理大臣は戰爭の危機問題に触れまして、海外情報に迷わされるなという警告をされました。これについては、國民を納得せしむるだけの國際情勢に対する具体的説明がなければたりません。私はこの席上において、この具体的説明を総理大臣に求めんとするものであります。
しているわけではないのでありまして、ことに中共問題につきましては、野坂さんのごとき日本における最高権威の一人がおられるんですから、われわれは相当そういう意味におきまして、問題によりましては公にならない方がいいという問題もあるでありましようし、あるいは通り一ぺんのお答えもこういう公開の席ではできない問題もありますので、具体的にどういう問題がどう、ああいう問題はどうとおつしやつていただければ、その問題について、今日本の置かれている國際環境
○大野(勝巳)政府委員 その問題に関しましては、日本は御存知のような國際環境に置かれておりますので、求められるならば、むろんこれに対してあらん限りの力を盡して協力するにやぶさかではないのでありますが、公式に連合軍側からこうしろああしろということに関しましては、今日までのところありません。
わが党は、可及的速やかに本税の廃止を企図するものでございまするが、しかしながら、現下のわが國の情勢と國際環境とを考察いたしましたときに、本税の課税率を軽減して、やむなく承認をするよりいたし方がないのでございまして、今回のいわゆる税制の面におきましても、わが党は、五十六億というところの軽減につきまして全力をあげるとともに、政府に同意せしめて、この修正案を出さしめた次第でございます。
特に私が考えますることは、外資が導入をいたされまして、日本の産業のどの方面にそれを活用し、それをどういう方面に輸出ないしは賣り出そうとされるのか知りませんが、少くとも今日の國際環境から考えてみまして、日本の産業が再建されて、そうして昔の態勢に貿易がもつていかれるには、私はどうしても隣邦諸國の協力と援助にまたねばならぬ、かように考えるのであります。
この講和條約が、どういうような形にいくかということに対しまして、いわゆる敗戰した日本國に、発言権がないことはもちろんでございますが、その成行に対しまして、重大なる關心をもつということは、もとより当然でありますが、これに対しまして、先般來その会議がきわめて切迫せるやの報道等もございましたが、最近における國際環境等からいたしまして、大分のびのびになつております。
欧州方面に目を轉じて見ましても、東欧州、西欧州のブロツクの形に、そこに微妙なる國際環境に相なつておる。
これに対しまして、あたも今微妙なる國際環境にありますについて、父足におきまして、深甚なる憂慮をしておるのでございますが、これに対しまして総理は、いわゆるさきにお述ベになりましたような力強い形をもつて、それらの未帰還のものをいつごろすベて完了し得るまでの御努力が願えるかどうか、併せてひとつ御答弁をお願いしたい。
(拍手)すなわち、これらの総合計画を完全に樹立遂行するためには、天変地異はもとより、天候、氣候、人の健康、思想の動向、國際環境等に至るまで、ことごとく、あらかじめ知つて計画の中に織りこんでいかなかつたならば、必ず不測の欠陷を生ずるのであります。(拍手)一ところ不測の欠陷を生じたならば、次から次にこれが隘路となつて、生産の減少と停頓は循環するのであります。
があるだろうというようなことを申しておる場合におきまして、この滯納、未納に對しての徴税機構の擴充ということが、質的な向上と量的な増加であるということを盛んに言われるのでありますが、今佐藤委員からも質問のあつたように、徴税機構の擴充強化と關連して、請負制度あるいは奬勵金制度というような根本的なことを考えねば、今後におけるところの實際の租税の徴收が困難ではないかというように思われますので、現段階における種々な國際環境