1949-04-06 第5回国会 参議院 本会議 第10号
それは交戰諸國が、その勝ち負けに拘わらず、それを越えて一樣に服すべき國際正義に対して忠誠を示したというところにあるのであります。即ちこれは、勝てば官軍、負ければ賊というあの方式に対する、全き対立が出されたということであつて、(「違う」と呼ぶ者あり)勝ちつつ尚この忠誠が示されたということは、單に義務の面にのみかかわるのではありません。
それは交戰諸國が、その勝ち負けに拘わらず、それを越えて一樣に服すべき國際正義に対して忠誠を示したというところにあるのであります。即ちこれは、勝てば官軍、負ければ賊というあの方式に対する、全き対立が出されたということであつて、(「違う」と呼ぶ者あり)勝ちつつ尚この忠誠が示されたということは、單に義務の面にのみかかわるのではありません。