1949-04-28 第5回国会 衆議院 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号
なお現在どういうふうなことになつているか、また將來どうするかという御質問でありましたが、現在のところ南方方面から参つて、引続き勉学いたしております留学生諸君に対しましては、財團法人國際学友会がその事務を処理するの衝にあたつて、鋭意そのせわをいたしているのであります。
なお現在どういうふうなことになつているか、また將來どうするかという御質問でありましたが、現在のところ南方方面から参つて、引続き勉学いたしております留学生諸君に対しましては、財團法人國際学友会がその事務を処理するの衝にあたつて、鋭意そのせわをいたしているのであります。
次に外務省関係なんですが、國際学友会の補助に必要なる経費として二百五十万円ですか、これは外國人の留学生の補導費等のために使われるというのですが、今占領軍下にあつて、われわれは占領下の民で、國際的には何ら発言権も対等の位置も與えられていないのです。
○河野(一)政府委員 この國際学友会と申しますのは、中國の学生、それからもとの大東亞地域と申しますか、マレー、フイリピン、ビルマ、ああいうところの学生でありまして、戰時中たくさん日本に留学したのであります。しかし戰爭終了後方々の学校に入つておりまして、せつかく学業を続けておりますものを退学して帰つた者も相当あるのであります。