1949-10-10 第5回国会 衆議院 観光事業振興方策樹立特別委員会 第10号
○佐藤(寛)説明員 ただいまの國道縣道等につきましては、道路法の再檢討をただいま建設省でいたしておりますが、道路法の改正によりまして、國道網、縣道網等は若干変更をきたすのじやないかと思つております。その際現在の縣道から國道に編入されるものが、相当やはり考えられるんじやないかと思つております。
○佐藤(寛)説明員 ただいまの國道縣道等につきましては、道路法の再檢討をただいま建設省でいたしておりますが、道路法の改正によりまして、國道網、縣道網等は若干変更をきたすのじやないかと思つております。その際現在の縣道から國道に編入されるものが、相当やはり考えられるんじやないかと思つております。
○河野(謙)委員 次会でけつこうですが、事務当局の手元に、新しい意味の観光を中心とした國道網の計画があれは、それをお示しいただきたい、かように存じこす。
ただ現在の國道は東京を中心として、府縣廳の所在地に行くとか、又は重要な樞要港灣に達するとか、そういうような基準によつて、東京を中心として放射線に造られておりまして、國の幹線道路網としては、網として相當不備な所がありますので、今後近い將來におきまして、國道網の再編成をやらなければならぬと考えておりますが、その時には、この路線も國道としての一つの候補者として十分に研究せらるべき路線だと考えております。
そういうふうに考えてみますと、現在國道網の整備をやつておりますが、その國道網の相當な部分がこれは將來の觀光道路として十分に役に立つというふうに考えられます。また現在いわゆる生産道路として改修しております地方の山の中へ入つていく道路、そういうような道路のうちにも、非常な景勝地を通るものがありまして、これは他日觀光事業が活發に動き出しましたときに、觀光道路として十分に役に立つ面があると思います。