1949-10-21 第5回国会 参議院 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第20号
尚附加えて申しますが、先般來委員会において度々意見がありましたように、地方議員と全國議員との参議院議員につきまして、供託金の額に差等を設けるということは、專ら交付されるところの葉書の数を基準にして想定されておるようでありますが、そうした葉書の数を自由にするというような考え方に反対するものでありまするし、又全國議員と地方議員との間に供託金の額の差等を設けるということも、從つてこれには反対であります。
尚附加えて申しますが、先般來委員会において度々意見がありましたように、地方議員と全國議員との参議院議員につきまして、供託金の額に差等を設けるということは、專ら交付されるところの葉書の数を基準にして想定されておるようでありますが、そうした葉書の数を自由にするというような考え方に反対するものでありまするし、又全國議員と地方議員との間に供託金の額の差等を設けるということも、從つてこれには反対であります。
そこで全國議員の場合は、候補者は五万枚ですから十万円供託する。それから地方選出は三万枚ですから六万円供託する、こういうことにいたしたいと思います。それから没收ですが、衆議院の方も五分の一に改めたということは存じております。少し酷じやないか。それでやはり参議院の議員選挙法の通り十分の一の方がいいじやないかというふうに緑風会の方では考えるわけであります。
○説明員(金丸三郎君) 端的に申しますと全國議員と申しましても、例えば北海道に重点を置いて選挙をするとしたら北海道の地元新聞に廣告を出した方が朝日、読賣よりも得だということがあり得ないとも言えないわけですね。ですから四十六の新聞のどれか一つに載せれば一回載せたということで計算をするのがこの趣旨だろうと思いますけれども、予算が非常に違うのですから、その点をはつきりして置いて頂きたい。
これを若し大阪朝日と東京朝日と別だということなら、全國議員として割合範囲が狭い。これが朝日新聞は大阪でも東京でも九州でも朝日新聞なんだからこれは一社なんだという解釈なら、非常に廣いし部数も多い。
それから一枚の葉書に、地方の選出議員の名前と全國議員の名前と、二人の名前を書くことを許すか、葉書一枚は、一人の名前で行くか、この点について……
○佐々木鹿藏君 (一)の問題ですけれども、「全國選出については十五箇所」とあるが、今、鈴木さんの御意見では、各縣に一ケ所はいいのじやないか、こういうことなんで、全く全國議員としてやる場合、誰が立つているか分らんというようなことも考えられるのでありますけれども、各縣に一つと限定された場合には、一つしか各縣に置けない、こういうにようになるのですか、その点が十分に分らないのですが、それをまあ選挙をやる実際
ただいま山本議員から数箇條にわたりまして御質問がございましたが、このジヤツド法案は、御承知の通り目下米國議員におきまして審議中の懸案でございます。從いまして、この際日本政府といたしましての見解は遠慮いたしたいと思うのでございます。(拍手) ————◇—————
これは全國議員でありますが、その総得票数が二千百二十七万千百八十二票になつておりまして、一人当りの平均得票は八万六千四百六十八となつております。平均得票の方が最下位で当選された方の数よりも約二万票多くなつております。当選人が百名で総得票数が千六百四十六万三百三十五票になつております。一人当りの平均得票数は十六万四千六百三十六票、かようになつております。
ところが参議院の全國議員の選挙は、御承知のように参議院の全國選挙委員の管理委員会に報告いたすのであります。その報告の相手先は原案によりますと、参議院の全國選挙の報告につきましても、やはり全國選挙管理委員会に報告いたすことになつておりますが、これは選挙そのものを管理するところの参議院の全國選挙管理委員会に報告するのが筋ではなかろうかという点が一例であります。