1950-12-01 第9回国会 参議院 予算委員会 第4号
それからなお外國船価も大分上つておりまするので、英國アメリカなどつぶさに調べて見ますと、ついこの問まで日本の造船が大分出ておりましたが、今で見ますと、英國あたりの造船船価というものも大分上つておりますから、この点も一つ申上げておきます。
それからなお外國船価も大分上つておりまするので、英國アメリカなどつぶさに調べて見ますと、ついこの問まで日本の造船が大分出ておりましたが、今で見ますと、英國あたりの造船船価というものも大分上つておりますから、この点も一つ申上げておきます。
又日本の船三の注文されますところの大型航洋船は全部外國航路に就航いたしまして外國船と競争する立場上、その運行費が安くなくてはなりません。運航費を安くするためには、やはり船価を安くして、年々の償却費を少くする必要があります。そこで外國注文船たると内國注文船たるとを問わず、航洋船はすべて國際船価を目標としてやつて行かなくちやならないことになるのであります。
それから外國船は、最近横浜で大きなタンカー二万四千トンというのが生産されまして、この値段は又大分安うございますが、まだ鋼材の値上りが船価のほうに響いて参つていないように思います。
港内の外國船に被害がなくて港外の日本船にことごとく被害を受けたということは、もちろん私が先ほど申し上げたように、他に原因があるということを十分察知することができると思うのであります。しかし一面やはり政府の責任であつたと考えざるを得ないのであります。從つてこれに対して政府当局はどういうようなお考えを持つておるか、この点をまず明確にしておいていただきたいと思うのであります。
それに加えまして國警の管内にありまする町村におきましては、國警は船を持つてはいけないということになつておりますために、密入國船が海岸に着きまして、上陸して來たときに初めて手が出せるというような状態に現在なつているのであります。
戰前におきまして運賃はその商品の大体一割内外、あるいはそれ以下というふうになつていたものが、戰後におきましてはこれが三割内外までになつておると聞くのでありますが、はたして外國船を使用するためにさように高い比率になつておるかどうか、その点を一應お伺いしたい。
その他外國船が輸入品を積んで來て、もし日本の港において停船した場合において、一日長くとまつた場合には、何トンに対してなんぼの損害をどこの國がどうして拂うか。外國船に石炭、水を供給した場合、それに対してどのくらいの利益があるかということを知らせていただきたい。
しかも集中生産を受けた玉野造船では外國船をつくつて、それが賣れなかつたので、また低賃金労働強化になつてかえつて來る。また山陽方面では廣島の木造船が非常に打撃を受けまして……。
○委員長(板谷順助君) ちよつと伺いますがね、我が國における自由港地帶の設置ということは初めての試みで、この委員会としても愼重によく調査研究をしなければならんが、大体これを見ると外國船を対象ですね。
○説明員(秋山龍君) どうも我が國は開港制度を取つておりまして、開港に外國船が入つて來ることを妨げる何らの法規はないのでありまして、從いまして本地帶を設けましても、外國船が余計に、つまり例えば中國に直行すべきものが先ず一應日本に入つて來て、そこで貨物を仕分けしてそこで小さな船につんで外國に持つて行く、そういうチャンスが殖えるだけでございまして、外國船自身も亦日本に來て、そのためには港の使用料その他が
○委員長(板谷順助君) 外國船を対象ということになると、今日本が海運の再建ということについて全力を注いでおるのでありますが、日本のそういう方面の影響はないのでありますか。外國船が自由に入つて來て、例えば日本から輸出するもの、輸入するものをできるだけ自由國船で運びたい、外國船が自由自在に入つて來るということになれば、日本の海運の関係はどういうふうになりますか。
○丹羽五郎君 私はもう一つ、こういう文字をお使いになることは立派な水先人を或る場合には侮辱する一つの表現じやなかろうか、而もこの水先人というものは外國船の水先をしなければならん重大な使命を持つておるのですから、何かここに適当な語があれば、これに代えてみたらどうかという私は意見を持つております。
○大瀬政府委員 外國船の修繕でございますが、これはやはりただいまの貿易と同じ方法でやつております。それでわれわれといたしましては、注文を受けるために、日本に來ております外國船主代理者との下交渉を、極力造船所に勧めてやつてもらつている状況であります。下交渉の話がつきました上、われわれの方で取上げまして、その修繕を造船所でやつてもらうという方向に進んでおります。
もう一つは外國船の小修繕をやつているようでありますが、大修繕の方はあまり引受けていないように聞いていますけれども、当局といたしましては、造船業の窮境を救済するために、外國船の大修繕を関係方面に懇請しておられましようか、どうでありましようか。それに対する見通しを伺いたい。
この外に、外國船の神戸及び横浜碇泊中を利用しての日帰り遊覧旅行、世界一周船客の神戸、横浜間の陸路横断旅行などが活発に行われ始めまして、これらに参加しておる観光客はすでに相当の数に達しておるのであります。更にその上、本年に入りましてから日系米人の六十日間に亘る祖國訪問旅行が許可されまして、ハワイあたりからはすでに御承知のごとく続々と來訪しておるのであります。
現在輸出品をバイヤーが買い入れて、これが海外の消費者に渡るまでの間に、あるいは輸入物資を日本に運ぶまでの間に、船が外國船によるために、船賃が非常にかかるということが大きな問題になつておるわけでございます。
現在の日本といたしましては、やはり外國貿易に関しまして、自國船を多量に、十分に使つて、いわゆる運賃收入を獲得するという事柄が、現在の日本としましてはことさらに重要であると考えますので、運輸大臣といたしましても、海運行政はこの見地にのつとりまして、実施いたしたいと考えておる次第であります。
○田中(織)委員 修正の点については賛成し、原案についてもただ一点だけ、開港の閉鎖條項が今度新たに法案の中に入つているのでありますが、これによりまして、この改正案の通過後一年間外國船が一隻も入らない、あるいは輸出入が全然ないというようなことは、万あるまいとは思いますけれども、開港に指定されたために、いろいろ港湾倉庫の設備であるとか、非常な意氣込みをもつてそうした輸出入貿易を積極的にやるべく、地方ではそれぞれ
今後続々外國船が入りまして、最近横浜等にも二世及び一世の方が母國訪問に來られますが、その点につきましてはただいま非常に不便を感じておるような次第であります。
次に第二の問題は、外國船と日本船と両方あると思いますが、そのおのおののトン数とか、あるいはその隻数などがわかりましたならば、この際参考にお知らせ願いたいと考えております。
外國船によるフレイトが、われわれから比べるならば、相当差があるということも十分承知をいたしております。またよく出る問題でありますが、等價の問題でいわゆる外國の市場を日本が知らないために、相当われわれは不利な立場に置かれているという点もあろうかと思うのであります。
あるいはまた援助資金によつて米国内で調達され、被援助國に海上輸送される物資の総トン数の五〇%以上が、市場相場で利用し得る限り、米國船によつて輸送される措置を講ずる。その他このような被援助國から申しますれば、いろいろの義務を課せられた協定がなされているのであります。もとより日本は現在それらの國とは國際的に置かれておる地位が異なつております。
しかも御承知の通り戰前日本の貿易が発展いたしましたのは、自國船を使う、自國の保險会社を使う、あるいは、自國の金融会社を使つたというような点において、原料は外國から買つても、まだそこに余力があつた。しかも最も私どもの憂慮するのは、今後の労働問題であります。われわれはその加工したものを賣つたというような結論に達するのであります。
むろん今言いましたように、自國船でできるだけフレイトをかせいで行く、あるいはまたさつきのように、いろいろな市場を探索するというようなこともありますけれども、結局はコストの安いものをつくるように指導して行く。こういう面に力を入れてやつて行くよりほかはないのではないか、かように考えておるのであります。
たとえば二十四年度新海船計画七十一隻、これは輸出鋼材六十万トンから七十万トン以上のうち、五〇%が外國船建造に割当てられていたにもかかわらず、金融関係の隘路で、新造船計画に全部御破算となろうとしているのであります。
もつともこの四百円台でも、一本為替が三百三、五十円にきまりますれば、まだ不引合いになるのでありますが、そこはひとつ造船技術の合理化という面でカヴアーするように、業者も、また政府もこれを指導いたすと同時に、何をいいましても一番大事なのは、多量な造船の注文を受ける、多量生産によつてコストを引下げるというのが、一番有力でございますので、せつかくその筋にも懇請をいたしまして、たくさんの外國船の注文を引受けて
ただいまほとんど外國船も望みが薄い。またたといこれがあろましても、世界の水準あるいは世界り水準以上に達した技術を持つ日本の造船事業は、はなはだ重要な將來の問題であろうと存するのでありますが、しかし現在の場合、市中銀行はこの長期の造船に対する金融をおまり好まない。また復金におきましてもあまり現在融資されておりません。興銀の船舶融資部というものもほとんど力がない。
昨年の入超四億ドルのうち、一億五千万ドル、また一昨年の入超三億ドルのうち一億ドル見当が、外國船に運賃をかせがれたことから生じたものと言い得るのでありまして、思えばまことに残念千万でございます。そこで私は政府にお尋ねいたしたい。
第一問の外貨獲得、すなわち自國船による運賃かせぎによつて貿易外の收入を得ることが、戰前の日本の貿易外收入の相当大きな部分を占めておつた、であるがゆえに今後もさようにしろという問題で、まことに御同感の至りであります。
そういう点におきましても、できるだけ切換えるようにいろいろ関係方面とも折衝いたしておりますが、この点につきましては、傭船の問題とか、或いは自國船の使用の問題等とからみまして、相当複雜な問題でありますので、早急には今のところレートの問題は片附かないと思いますが、それも方向といたしましては、そういう線でいろいろ折衝いたしております。