1949-08-26 第5回国会 衆議院 建設委員会 第25号
ことに米國経済界の変動も伝えられておるのでありますが、こられと関連いたしまして、日本の経済界の行手に対し、安本長官は、どういうお考えを持つておるでありましようか、これが失業対策なり、あるいは公共事業費に響いて参ると思うのでありますが、この点を尋ねいたしてみたいと思うのであります。
ことに米國経済界の変動も伝えられておるのでありますが、こられと関連いたしまして、日本の経済界の行手に対し、安本長官は、どういうお考えを持つておるでありましようか、これが失業対策なり、あるいは公共事業費に響いて参ると思うのでありますが、この点を尋ねいたしてみたいと思うのであります。
なお本問題は現下わが國経済界諸般の事情よりして緊急を要する問題でありますので、特に詳細かつ具体的な御説明をお願いいたします。
日本銀行の金融政策が我が國経済界に及ぼす影響は極めて大なるものがありまするので、その政策樹立の中枢機関として、日本銀行に政策委員会を設置し、廣く金融界、商工業界、農業界より、それぞれ代表者を選定して委員に任命し、その身分も十分保障されることになりまするのが、先程大藏委員長より御説明のあつた原案の趣旨でありまするが、從つて委員の責任は誠に重大であり、苟くも私心を差し挾んだり或いは一党一派の利害により行動
現下のインフレーシヨンの高進をでき得る限り阻止しなければならないのであつて、徒らに我が國経済界に動搖を生ぜしむるような策は断じて避くべきであることは、申上げるまでもないのであります。然るにこの重大なるときにおいて軍事公債の利拂延期に関する政府の処置は國家的に見て、果して、如何なる意義を持つておるかということの了解に苦しむものであります。
本調査委員会がつくられました本旨というものは、第一條にも書いてありますように、こういう大きな問題、いわゆる終戰後におけるわが國経済界の混乱、いわゆる無秩序な状態において不正が行われやすかつたという、この大きな問題を取上げるのが本旨であるという意味において、昭和二十年八月十四日以降臨時軍事費の支拂先という調書を、ぜひとも出していただきたい。
しかるに、戰後わが國経済界の破局的進行は、一方に物價の高騰とインフレーションの進行を促進し、他方生活物資の欠乏がはなはだしくなりまして、勤労大衆の生活を圧迫し、國家の保障する配給生活物資のみによつては、わずかに生命を保つにすぎないのみならず、それさえ遅配・欠配等が常態となりまして、生活上の不安と焦躁の念を與えまして、これがために、はなはだしく労働の生産性が妨げられたことは、まことに遺憾至極とするところでございます
從つて、わが國の民主的平和國家の建設と、産業の復興と、國民生活安定のためには、戰時中よりわが國経済界の腐れ縁になつていた社会主義政策に基く諸種の統制を、緩急よろしきを得て除々に撤廃して、自由経済に復帰し、健全なる資本主義の経済を自立するべきであると思うのであります。
しかるに、戰後わが國経済界の破局的進行は、一方物價の高騰とインフレの進行を促進し、地方生活物資の欠乏がはなはだしくなりまして、勤労大衆の生活を圧迫し、國家の保障する配給生活物資のみによつては、わずかに生命を保つにすぎないのみならず、それさえ遅配、欠配が常態となりまして、生活上の不安と焦燥の念を與え、これがため、はなはだしく労働の生産性を妨げておることは、まことに遺憾至極でございます。
一たびこの法律の運用を誤まりますれば、我が國の経済、産業を徒らに細分して生産力を阻害し、再建、復興はおろか、我が國経済界の破滅を來す虞れがあるのであるからして、運用に当つては徒らに形式に因われないで、公共の利益に反するということに十分注意して、企業の細分の結果生ずる弊害がないようにされたいというふうな意見が多かつたのであります。