1948-06-10 第2回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号
然るにも拘わらず、その中國竝びに九州における會議の本場であつた佐賀縣において、かかる問題が發生したということは實に私は遺憾至極であります。今更中島、畑、石井各御三人の御證人の御説明を聽いて、事件の全貌は分り、特にその責任のあるところも、常識のある者は判斷することができると思うのであります。
然るにも拘わらず、その中國竝びに九州における會議の本場であつた佐賀縣において、かかる問題が發生したということは實に私は遺憾至極であります。今更中島、畑、石井各御三人の御證人の御説明を聽いて、事件の全貌は分り、特にその責任のあるところも、常識のある者は判斷することができると思うのであります。
これが復舊工事につきましてもその緊急を性認め、すでに復舊設計の樹立も完了し、國竝びに縣においてそれぞれ工事を實施することになつておりますので、これが工事の促進をはかりますとともに、國庫財政の關係ともにらみ合はせでき得る限り短期完成を目途に努力する方針であります。 —————————————
今次の貿易再開によりまして外貨の獲得、すなわち國家的な政策から見、なおかつ四國竝びに瀬戸内海一圓を海外に紹介して、ともにわれわれが再建日本の礎となろうとする郷土の地方民の氣持もくみとつてやつてもらいたいと存じます。なお特に國立國園の必要性を認めるという點につきましては、パンフレツトをもつて提示しておきましたから、よろしく第一讀願いたいと思います。
この國民の安全保障を具體的に決定するということは、現在の日本の置かれておる環境においては、われわれ自身の意向によつてのみ決定することが困難な問題でありまして、それには連合諸國竝びに連合諸國の平和的の團體として活動をしておる國際連合、これらの意向とその構想によつて決定される部分がきわめて多いのであります。
かつせつかく執行したる部分も非常の損害を受けるおそれが大であるから、この際さらに年限を延長して、國竝びに縣の負擔において新たに經費を計上し、既定計畫の早急なる完成をはかられるように切望する次第であります。さらに戰時中より引續く上流竝びに流域一蔕の大濫伐と、食糧増産のためにする開墾の進展等により、降雨時の流水は急増し、既定計畫量三千五百に對して四千三百以上を豫想せざるを得ないのであります。
昭和初年來國竝びに縣においては、本地方に砂防工事を實施してきましたので、山腹河川とも順次安定に向ひ、地元民は衷心より感謝しておるのでありますが、戰時中山林の濫伐、工事の中絶等により、山地、河川ともに荒廢の度が急激に進み、このままでは來るべき大出水を豫想するときに、不安に戰き安眠し得ない状態であります。
これはわれわれの現在の國竝びに國民に對する重大責務であります。從つて委員會を開く日が毎日續いたからといつて、必ずしも審議が進むというわけではない。委員會こそ開かぬが、われわれは研究しておるのであります。殊に私どもは先般—先月の二十七日でしたか、初めてこの議案をいただいて、今日までめぐりまわつて毎日勉強しておるのであります。
第三番目には、私休んでおりましたから或いは一般の方々から御質問があつて重複しておるかも知れませんが、現在問題になつておりまするのは、國竝びに縣團體段階におきまするところの連合會であります。この連合會に對しましては、これは先す第一に綜合的な連合會がよろしいか、第二番目には普通農業と畜産、或いは養蠶、柑橘、或いは茶業等、こういうようないわゆる特殊農業の各部面に亙りましての連合會を作るべきであるか。
○明禮委員 ポツダム宣言——一九四五年七月二十六日、合衆國大統領、中華民國政府主席、グレートブリテン國務大臣の間にできましたこの宣言によりますと、十三項目できておりまして、この十三項目の中に「八 カイロ宣言の條項は履行せらるべく、また日本國の主權は本州・北海道・九州・および四國竝に吾等の決定する諸小島に局限せらるべし。」