1949-04-19 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
それから第三の原因は、これは実は今日では解消されたのでございますけれども、國立病院とか、あるいは國立療養所等における無料の取扱いというのが、一昨年の六月から廃止されたのであります。その結果、復員者のうちで國立病院とか、あるいは國立療養所で長期の療養をしておつた人々の相当な部分が、生活保護法による医療に移つて來た。
それから第三の原因は、これは実は今日では解消されたのでございますけれども、國立病院とか、あるいは國立療養所等における無料の取扱いというのが、一昨年の六月から廃止されたのであります。その結果、復員者のうちで國立病院とか、あるいは國立療養所で長期の療養をしておつた人々の相当な部分が、生活保護法による医療に移つて來た。
ただそのうち実行面の便宜をあとう限り緩和いたしまして、療養費を設定いたしました目的に沿うごとき運用に、せめて持つて行きたいというような観点から、ただいまも御意見のありました國立療養所等の、いわゆる厚生大臣の指定する診療施設に入りました者につきましては、新たに療養の給付をする制度を創設いたしたい。
その他先きにマツカーサー元帥より日本政府に対しまして勧告書が出されました、社会保障制度に実施準備、國立病院、國立療養所等の公的医療機関の整備、兒童福祉対策の強化、生活協同組合の助長、水道、下水道等の整備、國立公園の整備、良質廉價な医藥品の増産等、前途に横たわる困難は十分承知いたしておりますが、「健康で明るい生活」をモツトーといたしまして、より一層厚生行政の推進を図る覚悟でおるのでありまするから、どうか
或いは外地引揚者或いは戰災者或いは傷痍軍人という、いわゆる最も戰爭犠牲の甚はだしい者であり、只つ健康を失つておる者に対しての治療は、平素從來國立療養所等でお話になつておりまするように医療的治療の外に精神治療というものが相当大きな部面を持つておるわけでありまするから、その精神的治療というものにこの今度の取扱が大変大きく響いておるのではないか、でありまするから、普通の結核療養の立場においても、五〇%の有料