1947-10-04 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第14号
その次にこれまた商工大臣の言行に關する問題ですが、不思議なことに、商工大臣が各地の炭鑛に査察に行かれたあとは、北海道ではただいま申し上げたように出炭減を來す、九州では勞資の間に紛爭を惹起したり、あるいは九州石炭復興會議というものが非協力的な態度に出たり、あるいは全國石炭復興會議から御承知のように脱退したというように新聞に傳えられておりますが、これは必ずしも商工大臣の現地における言動に基因して起るものばかりとは
その次にこれまた商工大臣の言行に關する問題ですが、不思議なことに、商工大臣が各地の炭鑛に査察に行かれたあとは、北海道ではただいま申し上げたように出炭減を來す、九州では勞資の間に紛爭を惹起したり、あるいは九州石炭復興會議というものが非協力的な態度に出たり、あるいは全國石炭復興會議から御承知のように脱退したというように新聞に傳えられておりますが、これは必ずしも商工大臣の現地における言動に基因して起るものばかりとは
次は陳情第二十一號、六月十八日受付でございますが、石炭生産確保に關する陳情で、陳情者は全國石炭復興會議副議長名で陳情しております。内容といたしましては、六月七日開催された全國石炭復興會議第五囘の全國委員會の結果決議されました石炭の生産確保に關するところの聲明書が大體内容になつております。
————————————— 本日の會議に付した事件 赤澤炭鑛における亞炭採掘中止の請願(中野寅 吉君紹介)(第二四二號) 金属鑛業再建復興對策に關する陳情(東北鑛業 會提出) 石炭生産確保に關する陳情(全國石炭復興會議 議長代理松本武雄提出) 硫化鑛特別増産期間實施に關する件 —————————————
七月二十八日に本委員會に送付せられました金屬鑛業再建復興對策に關する陳情、第二四號、陳情者東亞鑛業會と石炭生産確保に關する陳情、第四八號、陳情者全國石炭復興會議、松本武雄、以上二件の陳情書を一括議題に供します。これは陳情文書第一のページと第十七ページにその要旨が載つております。その要旨について專門調査委員をして朗讀説明をいたさせます。谷崎調査員。
○谷崎專門調査員 全國石炭復興會議は、政府の危局打開の合理的なる施策については積極的に政府を支持し協力するものであるが、政府の本年度石炭三千萬トン生産確保については、官僚統制を排し、石炭復興會議を中心とする自主的運營方式の確立を要望する。これが陳情の趣旨でございます。