1950-12-04 第9回国会 参議院 水産委員会 第4号
従来漁業用海岸局は主として漁業協同組合及び同連合会が開設し運用して我が國水産業の振興発展に大いに貢献して参つたのでありますが、去る五月電波法が制定され、それに伴う諸規定の実施によりまして十二月三十一日以降においては従来同様の運用管理ができなくなりますので、衆議院水産委員会においては、かねてよりこれが対策を種々調査、研究いたして参りました結果、漁業用海岸局の開設運営に関して水産業協同組合法の適用の特例
従来漁業用海岸局は主として漁業協同組合及び同連合会が開設し運用して我が國水産業の振興発展に大いに貢献して参つたのでありますが、去る五月電波法が制定され、それに伴う諸規定の実施によりまして十二月三十一日以降においては従来同様の運用管理ができなくなりますので、衆議院水産委員会においては、かねてよりこれが対策を種々調査、研究いたして参りました結果、漁業用海岸局の開設運営に関して水産業協同組合法の適用の特例
第四七八号) 二九 久慈漁港修築に関する請願(山崎猛君紹 介)(第五一八号) 三〇 日立漁港修築の請願(山崎猛君紹介)(第 五四三号) 三一 漁船保險対策に開する請願(石原圓吉君紹 介)(第五四四号) 三二 漁業用燃油等配給完全実施に関する請願( 石原圓吉君紹介)(第五四五号) 三三 根付漁業中に「ぼら寄魚業」を繰入れの請 願(石原圓吉君紹介)(第五四六号) 三四 全國水産連合会結成等
日程第二三、全國水産連合会結成等に関する請願、請願者西日本水産振興会委員長林與一郎、本請願の趣旨は、農業においては全國連合会の結成をみているが、漁村にも團結力と経済力を強固にするための機関が必要であるから、全國水産連合会の結成について特別の措置を講ぜられたく、また現行の水産物陸揚地の差別を撤廃し、都道府県知事の責任において出荷指示を一本建に改正するとともに、甲乙の陸揚地によるリンク制度を廃止するかリンク
○石原委員長 次に日程第二〇、漁船保險対策に関する請願、石原圓吉君紹介、第五四四号、日程第二一、漁業用燃油等配給完全実施に関する請願、石原圓吉君紹介、第五四五号、日程第二二、根付漁業中に「ぼら寄魚漁業」を編入の請願、石原圓吉君紹介、第五四六号、日程第二三、全國水産連合会結成等に関する請願、石原圓吉君紹介、第五四七号、日程第二五、漁業施策設立に関する請願、石原圓吉君紹介、第六四七号、日程第二七、漁船保險制度存置
する請願(松田 鐵藏君紹介)(第四八七号) 久慈漁港修築に関する請願(山崎猛君紹介)( 第五一八号) 同月二十七日 日立漁港修築の請願(山崎猛君紹介)(第五四 三号) 漁船保險対策に関する請願(石原圓吉君紹介) (第五四四号) 漁業用燃油等配給完全実施に関する請願(石原 圓吉君紹介)(第五四五号) 根付漁業中に「ぼら寄魚漁業」を編入の請願( 石原圓吉君紹介)(第五四六号) 全國水産連合会結成等
○砂間委員 水産関係の金融が最近非常に逼迫していることにつきましては、私もよくその間の事情は承知しておりますので、わが國水産業界の発展を期する意味におきまして、その方面の金融的措置をもつと積極的にやつていただきたいという要望については、各委員の皆さんと全然同じ考えを持つているのでありますが、ただこれまでの水産関係の方の金融のあとを見ますと、資本企業と申しますか、大企業的な水産関係の事業に対する金融は
この際委員諸君の絶大なる御協力を得まして、わが國水産業の発展の基礎を確立したいというのが念願であります。どうか何分よろしくお願いいたします。(拍手) —————————————
次に、わが國水産復興の基盤をなす水産資源に対する調査研究については、ほとんどその見るべきものがないのであります。かくては、生産の合理的、永続的維持発展を期することはとうてい望み得ないのであります。なお、水産復興に緊要な資金の融資は特殊のものに限定され、金融機関からの融資はほとんど皆無の状況であります。もし現状のままに水産金融の情勢を放置しておくならば、その復興はとうてい期し得ない実情であります。
何かここに一つでもこれをやつておく、わが國水産行政のためにこれだけは一つ周東農林大臣の置みやげとして、就任の記念の仕事として残して置くというようなことを、この際やつていただきたいと思うのであります。こういうような事柄に対して、農林大臣は何をやろうというように考えておることがあるかどうか、あるとすれば具体的に御構想を示していただきたい、以上二点お尋ねいたします。
○加藤(靜)委員 私は、請願人でありまする全國水産高等学校長協会代表靜岡縣立燒津水産高等学校長瀬沼秀夫氏の水産高等教育改善に関する請願について紹介説明申し上げたいと思います。
○松田公述人 私、全國水産労働組合協議会の事務局次長をやつております松田であります。これから私の意見を申し上げたいと思います。 今度の國会は公務員法と五千三百円という奴隷的な資金状態をきめて逃げ込んで行こうという議会であります。その中に水産協同組合法案が出されておる。全日本の漁民と漁業労働者並びに中小漁業者は、この成行きに非常に関心を持つているわけであります。
業界におけるあらゆる事案が議決を見ることであろうと、非常な大きな期待を持つておりますることはただに私のみにとどまりませず、全國水産人の等しく考えておるところであろうと推測いたしておるのであります。
同港は釧路——室蘭間唯一の重要漁港であつて、その整備如何は沿岸町村の消長に影響するばかりではなく、我が國水産業の進展上重要であるから、速かに拡張工事の実行を図られたいというのであります。 請願第三十九号は香深井、元地、知床各般入ま修築工事に関する請願であります。
凡そ終戰後、我が國経済中、水産業の占める地位の著しく重大化したことに鑑み、農林省の外局として水産廳を設け、我が國水産業の綜合的、科学的発達を図ろうとするものであります。而して水産廳には漁政部、生産部、調査研究部の三部を設けることになつております。
このために、我が國水産業の基礎を固め、將來の発展を期するため、濫獲を防ぎ資源の維持を図りながら、漁場を最高度に利用することが、我が國水産業の進むべき方向であります。このためには、その根抵となるべき資料の整備、即ち科学的調査研究が何よりも必要であります。そしてこれら調査を基としまして水産行政の根本方針を決定し、これにより各種漁業の科学的技術指導を徹底させる必要があります。
而して南極捕鯨の許可、漁業用重要資材の輸入等多大なる連合軍の好意により生産の復興は曙光は見出されつつありと雖も現在許容されし海区に於て可能範囲における最大限の生産につとむるも尚國民の水産食糧の最低必要量に達せざるうらみあり、次に我國水産復興の基盤をなす水産資源に対する調査研究については殆んど見るべきものなくかくては生産の合理的永続的維持発展を期することは望み難い次第である。
網走市に水産試驗所支所設置の請願本請願の要旨は、終戰後北洋漁場を喪失した今日、わが國水産業の振興はオホーツク海魚田の開発にまつところがきわめて多大となつたが、現在網走市にある水産指導所の研究施設及び予算等では廣大なオホーツク海の研究開発は到底できない、ついては本指導所の施設、内容を拡充して水産試驗場支場を設置されたいというのであります。
このためにわが國水産業の基礎を固め、將來の発展を期するため、濫獲を防ぎ、資源の維持をはかりながら漁場を最高度に利用することが、わが國水産業の進むべき方向であります。このためには、その根底となるべき資料の整備、すなわち科学的調査研究が何よりも必要であります。そしてこれら調査をもととしまして水産行政の根本方針を決定し、これにより各種漁業の科学的技術指導を徹底させる必要があります。
連合軍当局が、このたび第三次の出漁許可を與えられましたことは、ひとりわが國水産業の喜びであるばかりでなく、全國民のひとしく喜びとするところであります。
日程第五は漁船の建造はわが國水産業復興対策上緊急の重要問題であるが、最近建造費は急激に高騰して、今までのような復興金融金庫の融資額ではとうていその建造はできない、ついては漁業者に対する復興金融金庫の融資はその実情に即した取扱をされたいというのであります。 日程第六はこれはただいま御説明申し上げました日程第五と同じ趣旨でございますので説明を省略させていただきます。
その生命線を侵されながらも、我が祖國の現状を大いに痛感して、そうして奮鬪して祖國建設に努めておるのが、私は我が國水産業界の諸君であると思うのであります。
要するに役人のなわ張爭いが起因して、このわが國水産業発展のために最も大切な水産廳の設置が、ついに不成立に終つたということになつておるのであります。それで関係方面と御折衝になられましても、事務的に折衝を続けられるのではとうてい不可能なのであります。できないのであります。
わが國水産の問題は、漁場、漁船、資材、金融、統制並びに魚價、漁業権、水産團体、官廳機構等々、いずれも緊急処理すべき重要案件ならざるはないのであります。第二回國会もまた第一回國会に引続きこれらの諸点につき、國民の主食の一環としての使命、國際貿易の面における地位とを拡充するための論談を展開し、成案を得ることを期待するものであります。