1949-03-26 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第3号
しかもそれがやれるならば、きわめて國民心理をうまくつかんでやつて行けるという方策として適当なものであろう。しかしながら今日のように絶対量が足りない。
しかもそれがやれるならば、きわめて國民心理をうまくつかんでやつて行けるという方策として適当なものであろう。しかしながら今日のように絶対量が足りない。
○野本委員 輸入ワクチンをお使いになるということについて、私お聞きしたいのですが、それは輸入ワクチンによつて予防注射をすることの國民心理に與える影響。日本の藥学、日本の医学というものは信ずるに足りないものであるというような印象を國民に與えることは、將來きわめて大きな問題になつて來る。同時に國際的な影響、將來日本の藥学あるいは製藥というような仕事が國際的に伸びて行かなければならない。
國民心理に及ぼしまするところの影響も多大であると思うのであります また今まで、政府並びに他の党によつて、修正案がいろいろ論議されておりましたが、これらは剩余金あるいは増收を見込まれておるのでありますが、追加予算はどうしても避けることができないのであります。こうした二割天引の方法によりますれば、決して他の財源をあさつておりませんので、追加予算に対する財源が枯れないと思うのであります。
またこうした節約によつて、國民心理に與えるところの影響も、はなはだ多いという考えをもつものであります。また本年もし行政整理をすれば、赤字が出るというものがあるのでありますが、整理しないでインフレが高進して、賃金を引上げたための莫大な赤字と、どちらが大きいかということは、考えるまでもなくわかることでありまして、以上の理由によつて、歳出の二割天引きを強く主張するものであります。
この現実が、日本における國民心理をはなはだ不安ならしめるものがあります。
これをしも手をつけんで置きまする場合には、やはり全体の國民心理の上から申しまして、敗戰後の再建というものはできないのじやないかということが瀰漫して参りますれば、我々はその後において何をなしても、國民の氣持に明るさがない以上、國家の再建というものは望めなくなるというような見地から、止むを得ざる支出も考えて行かなければならない、その限度において止むを得ざる收入、今あなたの仰せられましたような、そうした納得行
○政府委員(小坂善太郎君) 税制というものはできるだけ簡潔にして、而も捉え得る限りのものは捉えて國家財政を裕かにするというために設けられておることは申上げるまでもないことでありますが、併しながら現在の状態におきましていろいろと一般の流通秩序も確立しておりませんし、又國民心理の側におきましても、必らずしも健全なるものありとは言えない現状でありまするので、税務当局としては非常に苦勞をしておるわけなのであります
即ち経済状態が不安定であり、國民心理が混乱しているために、捕捉が十分に行かないので、それで課税技術上、いろいろな困難が起きて來るというようなことが現状なんであります。私ども大藏省だけでこの闇の問題が解決できるのなら大変結構なことでありますが、これはどうも全般の國民経済なり、國民思想なり、或いは國家行政全般の問題なりとして、その一環としての財務行政というふうにお考え願いたい。こう思うわけであります。
勿論健全財政そのものは、全般のこの國民経済が全く健康なる平時の状態に還り、又國民心理そのものも健康なる状態に還りました際に、全く文字通りの健全財政ということが考えられると思うのでありますが、私共は現段階におきましての健全財政はこの点であろう、要するに財政面の赤字がなくなり、その尻が金融面に轉嫁されることなく、とにかく財政、金融両面からするインフレーシヨンの促進の要因とも解せられておる限りは、これを健全財政
しかしながら、これは全體の國民心理を健康な軌道に乘せるということとも關係がありまして、私どもとしては、極力國民全體に敗戰後の國を立直すためには、ただその個人の快樂のみを追つておつたのではいけない、國民全體が何とかして國を建て直すように、いろいろ物心兩面から手を打つておるのであります。
これが、血のにじむような財産税を國家に供出した納税者の心理というもの、犠牲というものを時の政府が生かさなかつたという、國民心理に及ぼすところの大なる失敗をいたしておるのであります。
それから次にタバコの問題に關してでありますが、これはまつたく御同感でありまして、同一の製品で時々刻々動くということは、政府が一方的に政府の獨占價格をそのときによつて變動させるということは、國民心理に與えます影響もごもつともでありまして、きわめて戒心すべき事項だと考えます。
○小坂政府委員 ただいまの租税體系の上において一番缺陷と思われるものは、この委員會においても隨時御指摘になりました、また私どもも痛感いたしておりますように、實際徴税します第一線の力が非常に弱體化しておりますのと、現在の一般の國民心理というものが相當不健全なものになつておりまして、この國民心理を健全化し、また第一線の徴税能力、これは税務官吏の待遇を改善していただく、それから嚴罰主義をとつて滯納については
また一般の經濟秩序なり、あるいは國民心理なりというものが、未だ終戰後健全な状態になつておるとは思われない面もありますので、國會の審議をお願いしておる期間の要素が問題になるのではないかと考えられるのであります。そこで私どもは、先ほどから申し上げますように、その問題をいかに調和するかに實は腐心いたしております。財政法の三條というものは、私個人の意見でありますが、早く施行しなければいかぬと思います。
これは全般の國民心理との關連もありまして、戰後の二年間敗戰の強壓から不健康なところに走りました國民心理が、漸次健全な方面に立直りつつあるというようなことから關連いたしまして、私ども目先の一瞬間を狙わずして、根氣よくやつてまいりまして、だんだん正常化していきたいと考えております。
租税についてはこれが合理的な基礎の上に立ち、とる方もとられる方も、それぞれが納得した形においてやることが理想でありますが、これはやはり全般的な戰爭後の不健全な國民心理という、なかなか多くの見逃し得ない面をもつておるのであります。この面とどういうふうに調和させるかといふことは、非常に重大なむずかしい問題であると思います。
ただ一般の戰後の不健康を國民心理、一般の通有性かも知れませんけれども、どうしても借りる方におきましても、互いにさような傾向を馴致し合つておるというような……これは決して金融のみに限りませんで、何をいたしますにも、今お話のございましたような、交際費というようなものを直ぐに物事をなす場合に考えるというような傾向についても、これは金融のみに限りませんで、一般的な大きな見地からこれを是正して行くような政府の
おおせの通り免税とか、金利とかという問題は、今の……こういう言葉は妥當であるかどうかは分りませんが、不健全な國民心理におきましては、これは成る程魅力は何もないと思います。
併しそういう動く要素はあるけれども、少くとも六ケ月くらいは斷然物價水準を守るのだという決意を、その人は恐らく表明して、それが逆に國民心理に及ぼす影響については非常に考慮が薄かつたのじやないかというふうに考えます。
常に國民心理に訴えて、手を打つていかなければならぬのでありまして、今日の白書のごときものは、私は三文の價値もないと思つているのであります。これに対しまして、現内閣の副総理をもつて自任いたされるところの西尾君―西尾君がおられなかつたならば、水谷君あたりから、この点の説明が願いたいのであります。 私をして言わしめましたならば、先般來の食糧の説明を、こういうように説明をしてもらいたい。