1997-04-22 第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
ひとつ國松長官狙撃事件について、まだ残念ながら真相が究明されておりません。この委員会でも、告白ビデオがテレビで流されたり、そういうことについて何度か質問させていただきましたけれども、まだ犯人と目される者の検挙という形には至っていないと思うのですね。そういう國松長官狙撃事件について、今後警察庁また長官としてどういうふうに取り組まれていくのか。
ひとつ國松長官狙撃事件について、まだ残念ながら真相が究明されておりません。この委員会でも、告白ビデオがテレビで流されたり、そういうことについて何度か質問させていただきましたけれども、まだ犯人と目される者の検挙という形には至っていないと思うのですね。そういう國松長官狙撃事件について、今後警察庁また長官としてどういうふうに取り組まれていくのか。
椿発言事件があったし、オウムの坂本弁護士事件があったし、松本サリン事件があったし、昨今では國松長官狙撃事件の問題がありますし、久米宏が、その突入をした晩のテレ朝のニュースステーションでこの記者を容認するような発言をしております。こんなことを見ていきますと、今、局の中に番組審議会一審議機関があるのですね。
○齋藤勁君 前回の國松長官狙撃事件にかかわる質疑でも感じたんですが、実はきょうも先ほどから警察庁の泉局長の答弁を伺っていましてさらに感じるんです。先ほど関根委員からも委員長に対して答弁のありようについて指摘があったんですが、これからの捜査に対して非常に重大な支障が生じるということがあればこれは私どもも質問をしないわけです。
坂本弁護士一家拉致事件、それから松本サリン事件、あるいは仮谷さん拉致事件、地下鉄サリン事件、そして國松長官狙撃事件、こうした犯罪は犯罪史上例を見ない組織性あるいは閉塞性、機動性、計画性、異常性が指摘されております。こうした特徴を有する現代型犯罪と言われておりますが、殊に無差別テロは多くの一般市民の人命、安全を脅かし、また社会を不安に陥れる大変許すべからざる凶悪犯罪でございます。
まず、國松長官狙撃事件との関係でありますが、使用された銃器につきまして、短銃や銃弾につきまして、アメリカ製との指摘もありますし、国内の銃撃事件等ではほとんど使用されたことがないものとの指摘もなされているわけであります。
さて、最近時の國松長官狙撃事件は、これは本当に二十数メーターから数発命中させるということからすれば随分とプロらしき者がやったのではないか。これは国内居住者であるか、あるいは外国からプロの殺し屋を雇って、それが入ってきてやったのかということもあると思うのです。この問題についての捜査について、現段階でどの辺まで来ているか、お話しできる限りにおいて刑事局長に御報告をいただきたいと思います。