1947-12-06 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第42号
この點を特に御了承願いまして、國會は國會獨自の立場において御意見を御決定願えまするならば結構でございます。ただ私どもの意見を徴せられる場合におきましての過程といたしまして、右ように處置をいたしました次第でございまするから、この點は重ねて御了承を願いたいと思います。
この點を特に御了承願いまして、國會は國會獨自の立場において御意見を御決定願えまするならば結構でございます。ただ私どもの意見を徴せられる場合におきましての過程といたしまして、右ように處置をいたしました次第でございまするから、この點は重ねて御了承を願いたいと思います。
もしこの國會獨自の權限をもつてこれを修正いたしましたならば、この發布された値上の問題はどう處置されるか。將來に向つて拘束するのか、あるいはこの權限は別個であるから、國會の修正いかんにかかわらず、これは實施される。またもしこの政令は法律と同樣の效力を有するがゆえに、國會の審議權を拘束するのであるというならば、すでに國會の審議權というものは無意味になつてしまう。
とにかく新憲法の下において、餘り煩瑣な法律案を拵えるということも、以前ならば官僚が拵えたものならば何もかも通すというのが一つの情性であつたけれども、今日は國會獨自の立場で行かなければならんのですから、餘り煩瑣なこういうようなものは廢した方がいいのじやないかというふうな私共と同じ意見もありました。
從つて十分に調査するということは必要でありますけれども、このままでいつまでもいつまでも放任しておきますれば、ますます市部と殘存郡部との對立がはげしくなつてまいりますから、國會は國會獨自の決定をなるべく速かにすべしという感じをもつているのであります。從つて十一日に常任委員會を開くということは私贊成であります。