1947-11-10 第1回国会 衆議院 農林委員会 第44号
これは過去の例から見ましても、共濟金が現在の二十分の一ないし四十分の一のわずかな時代でも、すでに七千萬圓の赤字があるというものでありますから、それも長期契約で何とかなるという、まことに頼みがいのない基礎の上に立つた共濟事業では、これを補填する別途の國家計畫か何か講じてなくては、よし金融的な處置ができておりましても、やはり勘定合つて銭足らずで、非常に動きのつかないものが出てきて、また今囘のように法案の
これは過去の例から見ましても、共濟金が現在の二十分の一ないし四十分の一のわずかな時代でも、すでに七千萬圓の赤字があるというものでありますから、それも長期契約で何とかなるという、まことに頼みがいのない基礎の上に立つた共濟事業では、これを補填する別途の國家計畫か何か講じてなくては、よし金融的な處置ができておりましても、やはり勘定合つて銭足らずで、非常に動きのつかないものが出てきて、また今囘のように法案の
國家計畫上必要とする生産量の目標數字のごときものに、明記修正しなければならないと思います。この點について御質問いたします。
だからそのやみで魚を流さなければならぬという問題が起つてくるのでありますから、あくまで公定價格による水揚げと、それによる資材の仕入れということへ行きますならば、私は少くとも國家計畫としては成り立つ考え方をもつております。ただ資材をやみで買わなければならぬということが先決條件になつて、それではマル公の水揚げをしていたのでは引合わぬということが問題になつておるのであります。
○山添政府委員 これは言葉の使い方でいろいろあろうと思いますが、私は、いわゆる下からずつともつてきて、國家計畫とすべしというのか、いわゆる純粋なる民主的という側の議論なり、希望であろうと思います。ところがこれのやり方は、戦爭中における集中生産ではなくて、總合的に生産力をあげるということを念頭において、國家の食糧事情を頭において中央計畫を立てる。それがだんだん市町村までおろされていく。
第一は石炭の生産及び増産に關します計畫が、國家の要請に應じた國家計畫の性格を有するものであるとともに、生産現場の實情に應じた計畫たらしめんとすることでありまして、現在石炭の生産に關する從來の一般方式を見ますと、その方式は生産の直接の機能と責任とをすべて企業者に一任いたしまして、政府は資材、資金等の統制によりまして、側面よりこれを援助するに止まりまして、政府みずから直接に石炭の生産に關與いたしまして、
繊維製品は結局リンク物資としまして、政府が一定の國家計畫を立てて、重點産業に從つておる勞働者なり、あるいは農民に對する供出のリンク物資として使いたい。こう考えておりますけれども、昨日の閣議で隱退藏物資として出てきました物は、できるだけこのリンク物資として活用するという項目を入れましたリンク制度の擴大と計畫化の要綱が決定されましたわけでありまして、そう考えておる次第であります。
一定の國家計畫の一部として大きなところは、あるいは場合によれば運輸省できめていただく、あるいは場合によつては安定本部できめていただく、そういうような仕組になるわけであります。實施を敏速徹底してやつていくということが主眼であります。
ただ國會には御存じの通り參議院、衆議院に農林委員會が常任委員會として設置されておりますので、この兩常任委員會において、今佐々木委員から發言がありましたようなことが、積極的な國家計畫としてとり上げられて立案される方向に御討議下さることを、政府としてもお願いをいたしたいと考えます。