1949-05-21 第5回国会 衆議院 文部委員会 第24号
從つてそれによりまして、宗教團体法を一面排除する、それから昭和二十年の十二月十五日に、いわゆる神道指令と申しまして、國家神道、あるいは神社神道に対する政府の支援、保証、弘布、こういうものの禁止を命じましたところのメモランダムが出ました。
從つてそれによりまして、宗教團体法を一面排除する、それから昭和二十年の十二月十五日に、いわゆる神道指令と申しまして、國家神道、あるいは神社神道に対する政府の支援、保証、弘布、こういうものの禁止を命じましたところのメモランダムが出ました。
○剱木政府委員 昨年七月九日に、教科書局長の通達をもちまして、國立または公立学校が主催して神社、佛閣とか教会等を訪問することは、昭和二十年十二月十五日の國家神道、神社神道に対する政府の保証、支援、保全、監督並びに弘布の廃止に関する日本政府に対する指令の覚書に違反することを通達いたしたのでございますが、しかし特に歴史的なまたは美術的な研究のために、学校の授業活動といたしまして神社、佛閣、教会などを学生
この通牒の趣旨といたしますところは、学習指導要領の社会科の取扱いに関しまして、さきに連合國と最高司令官の指令で出ました國家神道、神社神道に対する政府の保障、支援、保全、監督並に弘布の廃止に関する覚書の原則に違反するおそれのないように、という趣旨をもつて出しました通牒でございまして、從來、ともいたしますと社会科に関しまする学習指導要領の解釈において、また実際の教育において、こうした神道に関しまする指令
次に第二條は、このいわゆる國民の祝日を具体的に一々列挙いたしておりまするが、もともとその選定の標準は、第一には新憲法の趣旨に副うべきこと、そして第二には、國民大衆をあげて容易に納得し、参加し得べきものということにありましたので、國家神道的な色彩は、もちろん全然拂拭されているわけであります。
從つて國家神道的色彩が拂拭せらるべきはもちろんでありました。これまでの祝祭日の概念が一変せらるべきことも当然でありまして、それは、國及び國民全般が恒例として祝い、記念する日となつたわけであります。
○原田委員 紀元節が問題になつておりますが、これが問題になるのは、歴史的に根拠が薄弱であることと、國家神道の関係にあると考えます。しかし総理廳の輿論調定あるいは各方面の輿論調査によつても、建國の日というものに対する輿論は、常に第二位か第三位、あるいは第四位という上位ありまして名称あるいは月日の点においても二月十一日、紀元節というのが一番多いのであります。
○説明員(服部靜夫君) いや、それは先生の御意見がどういうのかよく存じませんけれども、祭ということを一體どういう形式でやるかというと、祭というのは今までの大體我々の理解する點では、神道に關係があると思うのでありますが、神道そのものは別になんともないと思いますが、結局國家神道との繋がりというものが非常に緊密であつたように思うのでありまして、そういう意味でそういうものから一応切離した意味での祝祭日ということは