1949-08-19 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第27号
ただこれに対しまして、國家保障として別途考えるということならば、これは國家におきまして、損害を受けました者に対して補償することを考えます部局におきまして十分考えていただきたい。われわれはそういう氣持を持つております。
ただこれに対しまして、國家保障として別途考えるということならば、これは國家におきまして、損害を受けました者に対して補償することを考えます部局におきまして十分考えていただきたい。われわれはそういう氣持を持つております。
私共がいつでも考えておることは、少くも漁業におきましては、漁業それ自体の本質的性格から当然経営の面にも國家保障の精神を盛らなければならないというふうに私共は考えております。從つてそういう方向に向つて水産業の合理化については失業対策を立てて行きたい、かように考えております。
紹介)(第八五四号) 三二 島民の自給生産する繊維製品に対する統制 法規適用緩和に関する請願(八木一郎君紹 介)(第八五五号) 三三 島根縣下開拓地に関する請願(木村榮君紹 介)(第九二七号) 三四 燃料綜合國策樹立に関する請願)(渡邊良 夫君紹介)(第九八三号) 三五 衣料切符制度改善に関する請願(林好次君 外一名紹介)(第一〇〇三号) 三六 自家用発電に対する國家保障制度確立
我々労働者階級は医療費や病氣の問題或いは教育問題につきましては、殆んど本能的に近いほど全面的に國家保障を要求しております。
そういう方面における國家保障とか、被保險者に対する治療を国家が十分責任を持つという点からこれが解決されなければならないのに、むしろ反対の方向へこれがなさしれつつあるように考えられるのでございますが、その点お尋ねいたします。
また退職手当につきましても格段の努力を拂つていただきまして、その退職手当を出す支拂い能力のないような企業に対しましては、整理ということを労資双方の協議によつて認めたような場合は、少くとも官公吏に出す整理手当を下らない範囲で退職手当の金融なり、あるいはその他について國家保障をつけていただきたい、そういうような措置が望ましいと思うのであります。
また一方において國家公務員法の立法が実現しました場合、憲法第二十五條の精神よりいたしましても、当然國家保障の問題が強く要求されることは明らかでありますが、政府は厚生、保健の問題等につきいかなる対策を持つておられるか、厚生大臣に承りたいと存ずるのであります。
○榊原(亨)委員 世界のどこへいきましても、國家保障の建前といたしまして、かかる保險を任意加入にするということによつて成功しておるところはないと私は思うのであります。
この社会保險と申しますものは、御承知のごとく、國家保障の精神から申しましても、今後ますます拡充していかなければならないものであり、医事方面においても、これが絶対的な協力をすべきであるということを私どもは信じておるのでございますが、未だ大学、専門学校等の医学教育機関におきましては、この社会保險に関するところの講座が全然設けられておらないのであります。
この要綱は政府が、管理法と表裏一体、いずれも軽重、甲乙のあらざる重要な要綱である、こう示されておるうちに、融資を受けることを得ないで経営不能に陷る炭鉱を生ずることがあつても止むを得ないものである、或る意味に解しますと、野たれ死にしても仕方がないのだと、これでも政府がいわゆる國家保障をするのかどうか伺いたいのでありますが、これと國家保障の関係はどういう関係があるのかということと、こうしたような二つの要綱
しかしこれは諸外國においても、なかなか社會保障あるいは國家保障という制度を政策として實行できないことは、その國の國力あるいは財政とにらみ合わせるときに、當然それは限度があるのでありまして、最近厚生省が社會保障制度調査會に、かりにどのくらい金が要るかといつて調査したところが、合計二千億圓要るという答申が出ておるようなわけであります。
結局部分的負担を國民全数の均衡的な負担に廣めて行くというこの考え方、一方では國家保障制度につきましても給付額も保險上均衡にしたらいいじやないかという説もある時期でありますし、そういう点から言いまして、今申しましたように費用の負担方法をそういうように考えられるものじやないでしようかということをお伺いしたい。
恩給についてもこれと同趣旨において反対でありまして、これは一般の國家保障が確立されることと睨み合わさなければならない問題でありますが、官吏のみ特に恩給というようなもので保護せられるということは不合理であります。それから又官吏も一般國民となんら異なつたところがない。一般國民としての勤労者である。
すなわち從來の河川對策は内務省の直轄と國家保障のもとに、中小河川はほとんど縣市町村の責任に任せられて今日に至つております。そのために徹底的な施策が講ぜられなかつた河川對策の脆弱性が、今囘の災害の上で遺憾なく暴露されたものと思うのであります。殊に今囘の水害は大部分地方の責任であるところの中小河川にその被害が激甚であります。