1949-08-23 第5回国会 衆議院 文部委員会 第28号
次に端嚴寺は本堂、御成門、中門、庫裡及び廻廊が明治三十四年四月國宝指定となつたものでありまして、その特徴は、本道は桃山式書院造り、御成門すなわち玄関は武家屋敷の構造を取入れたものであります。庫裡の正面入口は、禪寺の庫裡として代表的なものであります。廻廊は本瓦葺短折接統家であるのであります。修理を要する箇所は、報告書の中に詳しく記載をいたしておりましたから、それをごらん願いたいと思います。
次に端嚴寺は本堂、御成門、中門、庫裡及び廻廊が明治三十四年四月國宝指定となつたものでありまして、その特徴は、本道は桃山式書院造り、御成門すなわち玄関は武家屋敷の構造を取入れたものであります。庫裡の正面入口は、禪寺の庫裡として代表的なものであります。廻廊は本瓦葺短折接統家であるのであります。修理を要する箇所は、報告書の中に詳しく記載をいたしておりましたから、それをごらん願いたいと思います。
○專門員(竹内敏夫君) 只今のようなものの中に國宝も入つておりますから、そこで國宝の指定の場合に考慮して置かないと困るというだけの問題でございまして、國宝指定の場合の考慮なんでございます。
現在國宝と指定いたされておりますものは、昭和四年制定の國宝保存法によりまして指定されておるのでありまして、國宝指定の建造物が千八百二件、その他宝物類、書画、彫刻、刀劍、文書といつたようなものが五千五百八十六件、合計七千三百八十八件ございます。
第一の請願は錦帶橋の國宝指定の件でございますが、請願の御説明にもございましたように、この錦帶橋は大正十一年に、錦帶橋のみならずその附近の建物を合わせまして、一括して名勝として指定をし、維持管理をしてきておりますので、保存の立場から申しますならば、一應遺憾なくやつてきておるというふうに考えておるのであります。