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50件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1948-06-30 第2回国会 衆議院 本会議 第74号

國務大臣(森戸辰男君) 長野君の学生教育についての関心をもたれた御質問につきまして、心からの敬意を表するものであります。  第一点は、このたびの学生ストに対する文相の責任を問われておるのであります。学生ストはまことに遺憾なことでございますが、この蔓延の状態がますます燎原の火のごとく延びていくというお話でございましたが、必ずしもそうではございません。

森戸辰男

1948-06-28 第2回国会 参議院 文教委員会 第6号

國務大臣(森戸辰男君) 只今左藤議員お話しでありまして、若し予算が増加修正されるならば、殊に育英会生徒援護会、或いは私学の育成その他の、そういう線に沿うてこれを増額を活用するという意図或いは熱意がないかというお話しでありますが、誠に賛成でございまして、授業料の問題に表示された問題の解決の大きな方向は、むしろそこにあるのではないかとすら存じておりまするので、本委員会の御支持の下に、かような方向

森戸辰男

1948-06-28 第2回国会 参議院 文教委員会 第6号

國務大臣(森戸辰男君) それ程問題を單純ではないのです。学生政治行動について、学内において政治的な行動もできるけれども、それには限界がある。こういうことであります。限界の下ではできるけれども、無制限ではない。こういうことであります。これは非常に違うのであります。絶対に政治行動が、何でもできると私は申しておるのではないのであります。

森戸辰男

1948-06-26 第2回国会 衆議院 本会議 第71号

國務大臣(森戸辰男君) 早川君の御質問になりました南紀州の震災については、まことに同情にたえないのであります。学校におきましても被害がございまして、その報告はございましたけれども、未だ詳細な事情がわかりませんので、早速再調査を命じておりますから、不日正確な被害状況と復旧の方途がわかると思つております。

森戸辰男

1948-06-24 第2回国会 参議院 文教委員会 第4号

國務大臣(森戸辰男君) 第一の御質問で、学生一つの要望が文教予算が少いので、そのことがいろいろ影響があるので、それに対して不満足であるということでありまして、これで一体文部大臣は甚だ、これだけしか取れなくて無能じやないかというようなお叱りを被むつたのでありますが、この点或る面から見れば誠にその通りでありまするし、他面から見れば、なかなかこれだけよくやれたとも考える点があるのであります。

森戸辰男

1948-06-24 第2回国会 参議院 文教委員会 第4号

國務大臣(森戸辰男君) 簡單にお答えいたします。  第一に、文部省は何ら欠点がないかということになりますと、これは人間のやつておることでありますから、いろいろ足らないところもあると思います。足らないところは反省をして十分補つて行きたいと思います。  

森戸辰男

1948-06-22 第2回国会 参議院 文教・治安及び地方制度連合委員会 第1号

國務大臣(森戸辰男君) 岩間委員の御質問にお答えいたします。御趣意のように、本委員会法の目指すところは教育民主化、殊に地方分権を目指しまして、地方の人々の教育意思政治の上に、殊に教育行政の上に十分に反映することを目標といたしておりますので、これについては民主主義國家國民としては誰人も異議ないところと思うのであります。

森戸辰男

1948-06-22 第2回国会 参議院 文教・治安及び地方制度連合委員会 第1号

國務大臣(森戸辰男君) いずれも非常に重大な問題に触れておるのでありますが、第一点は、教育委員会一般行政関係でございます。教育委員会地方における教育行政を掌どることになる、その限りにおきまして、一般行政から教育行政が独立するということになつたのであります。この点につきましては、こういう形が地方自治でうまく行くであろうかという御懸念りあるのは尤もなことであると存じます。

森戸辰男

1948-06-22 第2回国会 参議院 文教・治安及び地方制度連合委員会 第1号

國務大臣(森戸辰男君) これは大体一番問題となりますのは、大学私立学校であります。私共はこの教育委員会法案ができますと同時に、私立学校に対する法案も作り、又大学に対する扱いも決めるようにしたいと思つて、さような努力をいたしたのでありますが、遺憾ながらこれはできませんでした。大学については名立大学も含めて委員会法の適用は受けないのであります。

森戸辰男

1948-06-22 第2回国会 衆議院 本会議 第68号

國務大臣(森戸辰男君) 角田君の御質問にお答えいたします。  最近学生犯罪が殖えたということは、新聞で私ども存じております。兇暴性のある集團的の犯罪が著しく目についたのでありますが、これは学生の多数ではございません。しかもこの傾向は、必ずしも殖えてはおらないのであります。大部分の学生は、今日非常な生活の窮乏にもかかわらず、涙ぐましい姿で勉強をいたしておることを御承知願いたいと思います。

森戸辰男

1948-06-19 第2回国会 参議院 本会議 第51号

國務大臣(森戸辰男君) 只今本院の御採択になりました教育勅語等失効確認に関する決議に対し、私は、文教責任者として深甚敬意賛意を表すると共に、一言所見を申述べたいのでございます。  敗戰後の新日本は、國民教育指導理念として、民主主義平和主義とを高く掲げましたが、それと共に教育勅語その他の詔勅に対しましても、教育上の指導原理たる性格を否定したのであります。

森戸辰男

1948-06-19 第2回国会 衆議院 本会議 第67号

國務大臣(森戸辰男君) ただいま本院の御採択になりました教育勅語等排除に関する決議に対し、私は文教責任者として深甚敬意賛意を表するとともに、一言所見を申し述べたいと思います。  敗戰後日本は、國民教育指導理念として民主主義平和主義とを高く揚げましたが、同時に、これと矛盾せる教育勅語その他の詔勅に対しましては、教育上の指導原理たる性格を否定してきたのであります。

森戸辰男

1948-06-18 第2回国会 参議院 文教委員会 第3号

國務大臣(森戸辰男君) 私学の熱心な御希望に添い得なかつたことは、極めて遺憾でございますけれども、実は教育委員会法並びに大学の問題、私学の問題というものは、実は非常に重要な問題で、一生懸命にやつておつたのでございます。教育委員会法にいたしましても、実は一年掛かりで、一生懸命やりまして、関係方面等の御意見等も実はお聞きして、やつと間に合つたような事情であります。

森戸辰男

1948-06-18 第2回国会 参議院 文教委員会 第3号

國務大臣(森戸辰男君) 本法案において定められました教育委員会は、大体公立の諸学校対象といたしております。大学は直接その対象なつておりません。と同時に立法の方向といたしましては、私学もその直接の対象となるのではなく、これは私立学校法或いはそれに類似した法制を以て、私立学校を如何に取扱うべきであるかということが定められるのであります。

森戸辰男

1948-06-15 第2回国会 参議院 文教委員会 第2号

國務大臣(森戸辰男君) 学校教育法及び義務教育費國庫負担法の一部を改正する法律案について提案理由を大略御質明いたします。  第一條は学校教育法の一部改正であります。先ず「大学設置委員会」を「大学設置審議会」に改めましたのは、國家行政組織法の施行に伴いまして、「委員会」なる名称は会議制行政機関意味することになり、諮問的又は調査的なものは審議会又は協議会等と呼ばれることになつたからであります。

森戸辰男

1948-06-15 第2回国会 参議院 文教委員会 第2号

國務大臣(森戸辰男君) 教科書の発行に関する臨時措置法案について御説明申上げます。  文部省におきましては、本年一月以來教科用図書委員会を設けて教科書制度民主化方途を種々研究して参りましたが、その具体的第一歩として今年より教科書の檢定を実施することになつたことはすでに御存知のことであります。

森戸辰男

1948-06-15 第2回国会 参議院 文教委員会 第2号

國務大臣(森戸辰男君) お答え申上げます。法案提出につきましては運営委員会お話は承つておりました。私共最善の努力をいたしまして、その期日に間に合うように努めておつたのでありますけれども、いろいろな事情でその期日提出ができない事態にあつたのであります。この点については甚だ遺憾に存じております。

森戸辰男

1948-06-11 第2回国会 衆議院 本会議 第61号

國務大臣(森戸辰男君) 藤田君の御質問にお答えいたします。六・三制の予算について不十分な点があることは、先ほど御指摘になつた通りでありますが、われわれはあらゆる努力をして、この範囲でできるだけのことをいたしまするし、さらに場合によりましては財源を見出して、これが完遂を期するという方向努力いたしたいと思つております。詳細については、大藏大臣予算について御説明になつた通りであります。(拍手

森戸辰男

1948-06-07 第2回国会 衆議院 本会議 第57号

國務大臣(森戸辰男君) 井出君の御質問にお答えいたします。井出君の御質問は、公共事業費の中における六・三制の費用に関する問題でありまして、日本再建の基本的な政策一つとしての教育刷新がいかに進行しておるかということは、内外のきわめて関心をもつておる質問でありまして、この点に触れた御質問と存じておるのであります。  

森戸辰男

1948-05-27 第2回国会 参議院 予算委員会 第26号

國務大臣(森戸辰男君) 今の質問でありますが、これは見解の相違でございまして、私文政当局といたしましては、文政重要性を認めるというところから、他面この弾力性というところに重点を置いて、大綱はこれを各党にお諮りするということを認めておるのでありまして、そういうような意味大綱をお諮り願うということは、私は今日予算の決定を急いでおる事態におきましては、細目の点、微細の計数的な問題を整理するのに時を要

森戸辰男

1948-05-27 第2回国会 参議院 予算委員会 第26号

國務大臣(森戸辰男君) 公共事業費という大綱と言いますか、枠が決つておるのでありまして、この枠の中に六・三制、新制中学費用も入つておるのであります。枠の中では、実際の事情等を考えまして、或る程度弾力性を持つて考慮すべき余地が残されておるのであります。まだこの数字をはつきり申す段階には達していないのであります。

森戸辰男

1948-05-21 第2回国会 参議院 予算委員会 第25号

國務大臣(森戸辰男君) 六・三制、殊に新制中學の問題につきましては、財政の上からも、教育の上からも、いろいろ問題になる點もあるかと思うのであります。大きな點から申しますれば、新らしい日本建設の基本的な政策として教育刷新が取上げられております。その中樞が六・三制であることは説明を申上げるまでもないことであります。

森戸辰男

1948-05-07 第2回国会 衆議院 本会議 第46号

國務大臣(森戸辰男君) 明禮君の御質問にお答えいたします。  第一点は、文部省通逹が一月二十四日に発せられて、新学期までに朝鮮人学校の問題を処理せよということは、あまり期間が短か過ぎたではないかという御質問でありますが、この点問題の重要性に鑑みますれば、もう少し長い期間があつた方がよかつたということは、確かであります。

森戸辰男

1948-03-31 第2回国会 参議院 予算委員会 第13号

國務大臣(森戸辰男君) その點につきましては申し遅れましたが、誠に御尤もなことでございまして、新らしい教育制度におきましては官立の學校と並んで私立學校日本教育に大きな貢献をなすことを期待いたしておりまするし、又このような意味で官私の區別をつけないという建前になつておるのでございます。

森戸辰男