1950-03-31 第7回国会 参議院 電気通信委員会 第18号
○國務大臣(小澤佐重喜君) 千葉君から今のお話の二回に亘つて電信電話復旧審議会の資料を出して呉れということは私もよく覚えております。現在でも質問者であるあなたの顔を見る度に思い出しております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 千葉君から今のお話の二回に亘つて電信電話復旧審議会の資料を出して呉れということは私もよく覚えております。現在でも質問者であるあなたの顔を見る度に思い出しております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 第一点の受信機、いわゆる優良な受信機が低廉に生産さるるような一つの方法として、NHKの方に一つの研究機関というものを設けて、そうしてよいものを作るような方策を積極的に進めたらどうか、これは全く同感でありまして、現に先程も話した例えばテレビジヨンなども現在NHKが一般民間に掛離れて独自の立場で生産費ができるだけ安くするような方途に基いて研究が続けられております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) これは各省で省令若しくは政令で出ておりますので、必ずしも一致しておりませんが、大体各省の例をとつて、この政令或いは省令を出しておりますが、大体三年の線が多いと思つております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 任期の点については政府委員の方から……。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 了承いたしました。
○國務大臣(小澤佐重喜君) この災害の場合におきまする二倍支拂の件で、新たに一項を加えたから、一つの倍額を支拂う場合を殖やしたから、他の人が不満じやないかという御意見でありますが、他の方を別に減らすわけじやないのでありまして、他の既得権的な二倍のものは、そのまま据置くわけでありますから、只今提案理由の中で御説明申上げました通り、この日本脳炎はいわゆる伝染病として同列に置くべきだという厚生省あたりの意見
○國務大臣(小澤佐重喜君) 二十五年度予算で、国債の償還に約一千二百億を見込んでおりますが、そのうちにこの貯金事業に国債を当てるかどうかということはいまだ政府で決定いたしておりません。
○國務大臣(小澤佐重喜君) この契約の書換による事務は、保險事業という一貫した長い事業から見ますというと、一つの臨時的事業であります。従つてこの職務に従事しておる者は大体臨時の雇用員が多いのでありまして、若し仕事が済みますれば、漸次仕事の量に応じてその臨時の雇用人を解いて行く、こういう姿になりますから、定員法による余りが生ずるということはないわけであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 鈴木君に先般仙台逓信局管内、最近になりまして九州の方に行つて貰つておることは事実であります。その目的は、大体新らしい機構が、例えば県における部というものは要らないとか、直接に管理所と逓信官の繋がりがいいのではないかというような議論が下の方の第一線の方に出ております。このことが果して適当であるかどうかということを調査して貰うことが一つ。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 只今議題と相成りました電波法案、放送法案及び電波監理委員会設置法案の提案理由を極く簡單に御説明申上げます。 放送を含む電波行政の現在の基本法である無線電信法は、大正四年に施行せられたものでありますので、放送を始め科学技術の進歩に伴い電波を利用する分野が拡大した今日におきましては、十分に規律の目的を達しているとは申せない次第であります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) だから私が口頭で申上げてここでお願いしているのです。
○國務大臣(小澤佐重喜君) その通りであります。(笑声)
○國務大臣(小澤佐重喜君) 只今御審議願つておる四億数千万円の金額はすでに拂う先は決つておるのであります。即ち前国会において決定されました石炭手当並びに寒冷地手当に関する政府の決定した総額が、この郵政省内の総額が只今の金額でありまして、これは行先が決まつております。これは一文も余裕がないのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 前回御審議を願つたお年玉つきの郵便葉書の三円というのは、あれは一円は共同募金で、一般に寄附するのであります。郵政省には一文もその一円については收入はないのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 政府で内定しておる案には組んでおります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) たびたびお話し申します通り、現在の定員法の凸凹というものは、御承知のように配置転換を予測して整理をいたしましたから、従つて或る一定の局では新定員の増、そうして或る一定の局では新定員の減、これが凸凹を生じた原因でありまして、今の定員法に基く定員の余剰を全部取つておりますのは、これを削るわけではございませんから、新しく補充した場合でも、この補正予算による減によつて定員が少くしか
○國務大臣(小澤佐重喜君) この問題は実際問題としては相当にあるのでありまして、例えば二里三里距つたところに一本の電話があれば、その一つの電話で部落の全部の人が恩典に浴するというような場合、而もその電話を掛けるのは公共的団体である、農業協同組合とか、或いは役場の出張所とかというようなところが非常に多いのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 端的にお話を申上げますと、現在の段階では小林君の御意見のような考も出ないわけはないのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 御承知のように電気通信の建設に関しては、今年度も来年度も大量的にその大半というものは見返資金を基礎にした公債でやつております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 尚こういうことは恐らく一般会計同士の問題じやなかつたかと思うのです。でありますから同じ会計が一般会計の場合でありますれば、地方交付税も、配付税も一般会計から出ます。又警察も同じ方から出るならば敢てそういうことをせんでも予算編成上の適切な措置をとればいいのじやないか。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 只今のお話は平井君の答弁で大体盡きるのでありますが、言うまでもなく治安の維持ということは国家生活には必要欠くべからざるものであります。従いまして一般公衆の利便に供する電話よりはできるだけ優先的にこの方向に工事の進行を図りたいと考えております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) それは今のような値段の問題、或いはそれに対する料金の問題等が数大に亘つて折衝中であつたのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 小林君は、どういう根拠ということになると、ちよつとあれですが、要するに閣議でその当時の逓信大臣が一方の当事者になり、その当時の公安委員長が一方の当事者となつて、而も政府部内において閣議でこれを了承して、一定の條項を定めて仮移管になつたのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) これは本当は国会開会の当初劈頭に出そうという目標で、先程申上げたように十月の上旬に日本政府では内定しておつたのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 勿論その関係方面のすべての了解を得なければ、占領治下におきましては出せないのでありまして、従つて日本政府の意見というものは大体内定いたしておるのでありまして、更に向うから正式の〇・Kが来たときに正式な決定をいたすのであります。そういうような事情でございますから、今のような趣旨のように大体お考えになつても過ちでないと思います。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 「オーム会」という名前はあなたから初めて聞いたばかりで何にも知りません。
〔國務大臣小澤佐重喜君登壇、拍手〕
○國務大臣(小澤佐重喜君) 一應堀さんの御質疑は私共もそう考えるのでありますが、大体電氣通信省の新らしい機構は、從來の日本の行政組織とは別個な考えの下に立案された法制であります。而もその立案された法制を今後新らしい構想に基いて完全にやつて行こうというのが電氣通信省の狙いでありまして、從つて從來の部局に比較いたしまして非常に部或いは課というものが殖えることになるのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 次官補というものに対しては、実は私も余り研究してないのでありますが、あなたのおつしやるように横の形、或は縦を総括する形と、いろいろございましようが、これは要するに條文そのものではなくして、運用をどうするかという問題であろうと思うのであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) どつちも正しいと思います。
○國務大臣(小澤佐重喜君) ただいま採決に相なりました電氣通信復興促進に関する決議案の趣旨は十分了承いたしました。 申すまでもなく、この電氣通信事業の復興が政治、経済、文化活動の根本であるばかりでなく、國民生活の福祉増進に重大なる影響のあることは、ただいま提案者御指摘の通りであります。
〔國務大臣小澤佐重喜君登壇〕
○國務大臣(小澤佐重喜君) 只今議決と相成りました簡易生命保險並びに郵便年金積立金運用に関する決議案の趣旨は十分了承いたしました。
〔國務大臣小澤佐重喜君登壇、拍手〕
〔國務大臣小澤佐重喜君登壇、拍手〕
○國務大臣(小澤佐重喜君) それはその通りであります。公共事業性でありますれば、できるだけ安價な料金で便利に國民にサービスをするということが、公共企業体の本來の姿でありますから、苟くも他の財源を以てこの企業体の経営がなし得るという場合におきましては、速かにその方向に進むことがむしろ我々の大きな任務だと思います。
○國務大臣(小澤佐重喜君) その点につきましては、只今の第六條の「郵便」という言葉の中には、切手の賣さばき等の郵便に附帶する業務も入るという解釈で参つております。
○國務大臣(小澤佐重喜君) その趣旨はどういうのでしよう。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 只今議題となりました簡易郵便局法案について提案理由を説明申上げます。 郵便事業の第一線窓口機関は、現行制度におきましては、御承知の通り、すべて國の直轄でありまして、今日、いわゆる、普通郵便局で窓口事務を通扱うものは五九七局、特定郵便局は一三、四一二局、合計一四、〇〇九局であります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) この実人員という問題は、只今私が説明申上げました通り、三月一日に四十四万二千百二十一名と説明申上げておるのでありますが、ところが行政管理廳から出た資料には四十一万と書いてあるそうでございます。この数の食い違いは、いわゆる定員外数という外地から引揚げた人が……
○國務大臣(小澤佐重喜君) その機材の問題とか、或いは労働法規の制定によりました点も入れておるのでございます。併しながらそれが詳細な的確な数字ではございませんけれども、そういう点も加味しまして、結論的に申上げたのが、今の数字であります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) はい、減員から。
○國務大臣(小澤佐重喜君) ただいま議決に相なりました簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用に関する決議案の趣旨は十分了承をいたしました。政府におきましても、つとにこの必要を認めまして、あらゆる角度からこれが実現方に努力して参つたのでありますが、諸般の客観情勢が今日までその実現を許さなかつたことは、まことに遺憾に存じておる次第であります。
〔國務大臣小澤佐重喜君登壇〕
○國務大臣(小澤佐重喜君) この問題につきましては当委員会でもいろいろお話申上げましたが、國会、衆参両院は勿論のこと、例えば特定局長会議とか或いは全逓組合というようなものもすべてこれは本來の姿に帰つて逓信省で運用することが適当だという、むしろ國の輿論的な形にまで進んでおるのであります。