1950-12-04 第9回国会 参議院 通商産業委員会 第7号
○國務大臣(増田甲子七君) 吉田さんの非常に私に期待されての御希望でございますが、私は安本長官と違いまして、各省を統轄するというような立場に立つておりませんが、ただ非常に利害関係の深い省でございますから、よその省なり、或いは大蔵当局にそれぞれ刺激を與える、或いはお願いするというような立場に立つて御期待に副いたいと、こう思つております。
○國務大臣(増田甲子七君) 吉田さんの非常に私に期待されての御希望でございますが、私は安本長官と違いまして、各省を統轄するというような立場に立つておりませんが、ただ非常に利害関係の深い省でございますから、よその省なり、或いは大蔵当局にそれぞれ刺激を與える、或いはお願いするというような立場に立つて御期待に副いたいと、こう思つております。
○國務大臣(増田甲子七君) 只今私は常識的な立場で申上げたわけで、現行法がそういうものを災害として扱つていないならば、建設省の事務当局としては災害復旧費から出すことは困難でございましよう。併しながら私は災害には時間的係で、どうつと来たものだけが災害で、一年間かかつて起きた災害は災害にあらずということは、常識的に見ておかしいと思つております。
○國務大臣(増田甲子七君) 一つ一つ災害があつた場合にその災害工事について何か原因調査をいたして行きたい、こういうことを内輪で考えております。先ず建設省の内灘の、或いは地方建設局の内部において内部的の監査をいたしたい、そうして原因調査をしたい、天災だから止むを得ないといつたような自他共にそういう態度であることは誠に面白くないのでありまして、原因を先ず調査して参りたい。
○國務大臣(増田甲子七君) 赤木さんのおつしやる通り取計らいます。
○國務大臣(増田甲子七君) 岩崎さんにお答え申上げます。五十里堰堤の中止というような新聞記事が出たそうでありますが、これは誤りでありまして、そういう事実はございません。
○國務大臣(増田甲子七君) これは私も法務総裁を加えて労働大臣その他と愼重審議を重ねること数十回にして、そこで今御説の協定に関する分を結局……
○國務大臣(増田甲子七君) 全然同感です、そういう場合は。
○國務大臣(増田甲子七君) そうであります。
○國務大臣(増田甲子七君) 一応私の考えはそうでありますが、尚確定いたしまして責任のある御答弁を晝過ぎいたしたいと思いますから、どうか今暫く御猶予を願います。
○國務大臣(増田甲子七君) まあ私の記憶するところでは、大体そうであります。
○國務大臣(増田甲子七君) 議決を求めるというのが付議なんです。
○國務大臣(増田甲子七君) 木村さんにお答え申上げます。政府といたしましては、総合予算の全貌が決まらないのに予算を出したわけではございませんで、総合予算の全貌が決まつて出しておる次第であります。従いまして我々は遺憾と考えないのみならず、あれでよろしいと、こう考えております。
○國務大臣(増田甲子七君) これは予算審議と言わず、法律案と言わず、すべて両院の自由なる裁量によつて議決あらんことを政府は希つておるのみであります。
○國務大臣(増田甲子七君) そういう考え方は今も変つておりません。
○國務大臣(増田甲子七君) 門屋さんにお答え申上げます。別段取り立てて御説明することは大してないわけであります。
○國務大臣(増田甲子七君) この修正案の扱い方については、実は私は余り存じませんが、要するに十二日までに出したのは、十日という日限までに国会に付議しなければ、政府が違法なことをすることになるから、これで提供した次第であります。その付議した事項の内容について、修正を要するということであれば、普通の法律案なり、予算案なりの修正の手続通りやるつもりであります。
○國務大臣(増田甲子七君) 栗山さんにお答え申上げまするが、公務員の給與ベースの関係においては、政府は行政整理ということは今のところまだ考えていない次第でございます。併しながら第六回国会の施政演説において、総理が皆樣に政見を御開陳申上げたごとく、各省各庁におきましてそれぞれ具体的なる妥当な能率発揮というような見地から行政合理化ということは考えておる次第でございます。
○國務大臣(増田甲子七君) 立替ということは経理が不可能ではないかと、こう考えます。
○國務大臣(増田甲子七君) 只今申したところで御了承を願いたいと思います。
○國務大臣(増田甲子七君) 只今大磯へ参りまして、臥床いたしております。
○國務大臣(増田甲子七君) 申し落しましたが、外国為替及び外国貿易管理法案は、是非共本日中に成立をお願いしたい。それから各種会計法規並びに税制法案は、門屋委員御指摘の通り、予算執行の基礎をなすところの各種税制改正案並びに会計法案は、是非共通過せられむことを熱望いたします。
○國務大臣(増田甲子七君) 来国会に、おける政府の施政方針演説、財政演説。予算案提出については今尚検討中でございまして、決定的には相成つていない次第でございます。
○國務大臣(増田甲子七君) 新聞には……いつも申しておりますが、政府においては閣議等を開いてこれを決定的に態度を決めたことはまだないのであります。
○國務大臣(増田甲子七君) 岡田さんの御質疑にお答え申上げます。政府といたしましては、委員の皆さんの要求にかかる資料はできるだけ早く、すでに整つておるものは即座にでも提出し、又整つていないものは速かに調製して提出いたすように、各閣僚とも心がけておりますが、御要望の点につきまして、まだ提出しておりませんでしたら、至急取急ぎまして御要望に応えるようにいたしたい、こう思つております。
○國務大臣(増田甲子七君) 参議院と衆議院の專門員の俸給の件でございますが、かねて一生懸命早く格付をいたすことに盡力はいたして参りました。
○國務大臣(増田甲子七君) 兼岩さんの御質問は、價格補給の調整金のことと賃金のことと運賃のことと米價のことと、もう一つ何ですか。
○國務大臣(増田甲子七君) 兼岩さんにお答えいたします。
○國務大臣(増田甲子七君) 両方です。
○國務大臣(増田甲子七君) 会期は國会において自主的に御決定になることでございますから、我々はまあ見当を言えとおつしやれば申上げますが、そういう意味で私共の見込み等を申上げますが、この法律は今中村さんにお傳えしました通り、開会へき頭に提出いたしたい。開会中に提出するような法律案は、その次の、いわゆる緊急を要するものと認めがたいから。
○國務大臣(増田甲子七君) 率直に申上げてそうでございます。但し先程中村君がその前にお話になつたように、政府が勝手に独占的に決めるというならば、客観的に見ましても、合理的な、妥当な線に沿つて決めて行くべきである、こういうふうに考えている次第でございます。
○國務大臣(増田甲子七君) 中村さんにお答え申上げます。そういう積りでございます。
○國務大臣(増田甲子七君) 御要望御尤でありますから、我々は十分尊重いたしまして早く御要望を具現化するように準備をいたしております。
○國務大臣(増田甲子七君) 去年の例を申されますと、私共ちよつと困るのですが。
○國務大臣(増田甲子七君) この前お邪魔して皆樣に申上げました通り、政府はできるだけ早く皆樣の御要望に沿つて臨時國会を開きたいということで、折角法案議案等を準備中でございます。いづれ九月中旬頃に開きたいという心持は変つていないのであります。巷間いろいろ言い傳える向きもございますが、政府は依然として法案、議案、或いは税制の改革案、或いは予算の補正案等につきましても、折角関係方面と交渉中でございます。
○國務大臣(増田甲子七君) 法律制定の経過において、少数者がその法律は困ると言つた。だから法律を制定してからこれを執行することも躊躇しなければならないというふうには考えておりません。躊躇してしなかつたならば、行政府も法律の執行を職責としておるので職責相勤まらん、こう考えております。(笑声)
○國務大臣(増田甲子七君) やはり國会は、羽仁さんの御質問の通り纏まつた意見を尊重して、マジョリティーで通過したものが國会全体の意思であるというふうに考えて尊重するのが我々の職責である、こう考えております。
○國務大臣(増田甲子七君) 私共といたしましては、不幸にして島委員と同意見でないのが遺憾でありますが、それはできるだけ早く開くということを決定すべきものと、こう心得ております。
○國務大臣(増田甲子七君) 佐々木さんにお答え申上げます。この「召集を決定しなければならない」というのは常識的な政治責任とも心得えておりません。
○國務大臣(増田甲子七君) そうです。
○國務大臣(増田甲子七君) そこで泉山前大藏大臣が五千三百円は妥当であると言つた、ところが増田労働大臣はもともと人事委員会の勧告をできるならば香みたい、そこに食い違いがあるのではないかと御質問は、御尢な御質問だと思います。私は泉山大藏大臣が五千三百三十円ベースを作られるに当つては非常に苦心を拂つておると思つております。
○國務大臣(増田甲子七君) まだ退職金のことについては政府は別に決定したものはございません。併しながら行政整理の際の退職金については從來から例もあることでございますので、又一般退職についてもやはり法令もございます。そういうような趣旨はできるだけ尊重して参りたいということは、これは当然ではないかと私は考えております。
○國務大臣(増田甲子七君) 答弁を落しまして恐縮でございますが、今のところいわゆる経済三原則もございまするし、今回提示されました九原則もございまして、一般物價の改訂ということは軽々にはなし難い、又してはならない、こういうふうに考えておる次第であります。將來のことについてまで私は今は申上げかねるのでございますが、今のところという條件で御了承願いたいと思います。
○國務大臣(増田甲子七君) お説の通りでありまして三十億円になつておりまするが、又一面自由價格で賣つておる煙草はこれが高過ぎまして賣行が惡いのでありまして、その減少を見込んでおりまするから差引きゼロということになつております。
〔國務大臣増田甲子七君登壇〕