1950-11-22 第9回国会 参議院 運輸委員会 第1号
で、そういう状態を克服しつつその職務を守つておる従業員に対しまして、その裏付けとなるところの、又将来企業体の繁栄と又國利民福のこの大動脈の発達の見地からいたしましても、この問題を是非とも一つ急速に解決せなくてはならないというのが、我々國民代表といたしましての最も優先的な責務と考えておるわけであります。
で、そういう状態を克服しつつその職務を守つておる従業員に対しまして、その裏付けとなるところの、又将来企業体の繁栄と又國利民福のこの大動脈の発達の見地からいたしましても、この問題を是非とも一つ急速に解決せなくてはならないというのが、我々國民代表といたしましての最も優先的な責務と考えておるわけであります。
今回提案をいたします主たる理由のものは、國有鉄道の独立採算制を保持し、しかもその観点から立ちまして、いろいろの財産その他の処分して民営に移して参るのでありますが、國利民福に反しない限りにおいては、これを実施するもまたやむを得ないのではないか。すでに御承知のごとく総理は國会におきましても、この基本的の方針を皆様方に本議場を通じまして宣示されたのであります。
しかるに今回の独立採算制の関係、及び間接には定員法の関係から、当然公共事業体として公務員によつて行われなければならないところの事業が、一部委任事務の形式をもつて國利民福をはかる、こういう趣旨においてこの法案が提出せられたことは、現在の社会情勢並びに経済情勢から見て、まことに意義ある法案であると考えるのであります。
これを取捨選択よろしきを得て、ほんとうに國利民福のために、專門家の意見あるいは議会の意見、この両方を按配して、最もよき線をつづり合せて行つてもらうのがあなた方の任務だと思う。われわれはあなた方にしかく要求いたしておるのであります。かような点から申しましても、先ほど來文部当局が言つておられる意見に対しましては、私どもは満足でありません。
この五郎駅にての接続は実に不自然不便きわまり、貨客の輸送その他國利民福を阻害しておりますことは万人の認めるところでありまして、あえて專門家の意見をまつまでもないのであります。この五郎駅は交通の要衝でもなく、また駅附近の人家も数戸を出でず、貨客を呑吐する施設もないのであります。
私が今の考えを率直に申し上げると、數年の後に、なるほど日本の逓信事業もかくのごとく向上、進歩したのだ、そうして國利民福のためになるようになつたのだと言われるような、彼岸の光を今頭に画きつつ、この二省設置法案を出しておる、こういう意味において御了承願いたい。從つて今御注意の点につきましては、重々私どもも反省、注意を加えまして、そのあやまちに陥らないように努めて行きたい、かように思つております。
もとより通信事業は、國利民福に影響するところが非常に大きいのでありまするから、このことを一たび誤りまして國民に迷惑をかけるようなことが起るならば、私どもはまことに申訳ない。從つてそういう通信省独特の立場を御了察くださいまして、こいねがわくば今期國会において御承認を願つて、そうしてその根本方針に基いて、來年の四月一日にはりつぱに発足したい。こういう念願から特にお願いしておる次第であります。
日本の逓信事業を推進して行く、押し上げて行くというためには、この際しつかりした土台の上に逓信事業を据えた方がよくはないか、こういう意味から、いろいろ檢討いたしました結果、二省に分離することになつたのでありますが、併しながらこの電氣通信事業を、民間企業にしたらどうかという意見につきましては、傾聽すべき点も少くないのでありまするから、私共はこの問題については常に研究を怠らないつもりでありまして、苟くも國利民福
しからば民営ということを否定するのか、こうおつしやるかもしれませんけれども、民営のことについても極力政府といたしましても調査研究をして國利民福のためにあやまちない道をとつて行くという用意だけは必要だと思つております。
國家行政組織と併行して、建設省本來の使命に立脚して速やかに建設行政を一元化し、強力なる建設計画の総合化をはかるとともに、建設力の総合的運営により、廣く公共事業を促進し、もつて國利民福の増進と経済再建の基盤造成に当り、民生安定と文化興隆に飛躍的計画を樹立すべき大建設省を設置すべきである。 次に建設省設置法案中、左の事項を明示されんことを併せて要望する。
國家行政組織法と併行して、建設省本來の使命に立脚して、速やかに建設行政を一元化し、強力なる建設計画の総合化をはかるとともに、建設力の総合的運営により廣く公共建設を推進し、もつて國利民福の増進と経済再建の基盤造成に当り、民生安定と文化興隆に飛躍的計画を樹立すべき大建設省を設置すべきである。 以上意見を述べましたが、これを本委員会の決算委員会に対する意見とせられんことを望みます。
しかし國利民福、國際信用の向上という信念に反するならば、かくのごとき協定はなすべきものでない。ここに政権維持のために心ならざる三党の協定をしたのだ、現内閣は内閣のための政策を行うのであつて、國家の政策を協定していくのではないというような非難が民間にあるのであります。
民主政治におきましては、あらゆる國家の政策は、正義に立脚して國利民福の増進、國際信用の高揚、こういうことを目途とすベきものでありまして、この線から逸脱することは絶対に許されない。いわんや党利党略のために政策を左右するというようなことは、許さるベきでない。これが私の信念であります。
從つてかような問題は、いろいろな考えようがありまして、國利民福のためには、公債利拂いを停止すべしと主張した人は、やはり良心的に主張したと思うのであります。それで二つの意見が懇談会において一つの線にならずして、そのまま総理の採決に任された。
がとれぬ、たとえば資材だとか、あるいはまた労力の面などにおいて、十分の連繋をとるつもりであるけれども、なかなかいろいろな、予算あるいは工事施行という面においての了解が遂げられぬということを、いまだに現地側では言つておりますが、どうも現地のそうした実情が政府側まではよくおわかりならぬ点も往々にしてあるのでございますから、その点そうしたことのないように、政府の考えておられることが末端にまで滲透して、それが國利民福
戰時買收した地方鉄道については、ただ單に戰時中に買收したという理由から、これを全面的に拂下げすべきものであるということは、必ずしも妥当でないのではないかと思えるのでありまして、その後の輸送事情の変化もあり、輸送系絡その他の点から檢討して、國利民福に合致するため、眞に國有鉄道で経営する必要があるかどうかという点をよく具体的に檢討いたしまして、決定すべきものであろうかと考えております。
僅かな費用で莫大なる國利民福となつて歸つてくるのですから、思い切つて出して國民を喜ばせていただきたい、しからば國民は右費用の十倍百倍の税金を喜んで納める力も出る次第です。右衷状御賢察の上何とぞ採擇あらんことを望みます。
食糧増産もはかるし、生産発展もはかるし、國民生活に対しまして、いろいろの國利民福をはかる仕事を國家はしなければならないのであります。これがためには、計画経済を立てまして、いろいろの仕事をこれからするのであります。その國家を、ただちに頭ごなしに、官僚事業をやるのであるというわけにはいかないと思うのであります。
にして明治の初期よりにしん、さけ、ます、ほたてがい、ほつきがい、なまこ、こんぶ、たこ、うに、ふじこ等の無動力船による沿岸漁業盛んであつて、加うるに近年動力船による沖合漁業勃興し、油ざる底刺網、たこ空釣繩等、各種の水産物の發達著しく、總年産漁穫高七千萬圓に上り、さらに水産加工を加うるにおいては、二億四千萬圓に上り、食糧逼迫の非常時下において、國策る刻下の食糧問題を解決し、併せて北海道開發に資すべく、國利民福
○國務大臣(片山哲君) 第一の、國家が仕事を段々と営むということについて、國営事業を更に強化するか、從つて現在の國営を如何に処理しで行くかというような御質疑だつたと思いますが、先程も申しましたように、眞に國家の目的が、國民の幸福のために存在し、國民の幸福になる政治を立て、從つて國家の事業は、一部に独占されることなくして、眞に民主的に、且國利民福を考えるという趣旨において、仕事が段々と行われて行かなければならんと
しておつたならば、今食糧問題で全國民がかように難儀をみる必要はなかつたのではなかろうかと、私はかように考えるのでありますけれども、こうした問題は、要するに地方制度の改革によりまして、非常に大きな権限を與えることによつて、地方々々で解決をつけさえすれば、汽車賃が高くなつたのに、わざわざ東京にのこのこ出てくることなしに、地方での非常に和やかな話合いで解決いたしまして、ここに眞に民主化が徹底いたしまして、國利民福